女優・タレントの松居一代さん(60)と俳優・船越英一郎さんの第2回離婚調停が、13日に東京家庭裁判所で開かれ、松居さんが離婚に合意し、近く離婚届を提出することが明らかになったと14日付のスポーツ紙が報じました。
また、船越英一郎さんが所属する芸能事務所『ホリプロ』も調停離婚の成立を正式に発表し、詳しい調停の内容は明かせないものの、「慰謝料、財産分与はありません」とコメントしています。
『ホリプロ』は書面で離婚合意に達したことを報告し、「調停の詳しい内容はお話できませんが、慰謝料、財産分与はありません。尚、船越が建設費の一部を負担して建てた自宅についてですが、具体的な金額はお知らせできないものの、相当な財産評価を前提に、松居さんが船越の持分を買い取ることになりました」
としています。
また、14日付の『サンケイスポーツ』が、船越英一郎さんの財産を松居一代さんが買い取る方向で合意したとみられると報じたものの、「上記譲渡に財産分与の趣旨は全く含まれておらず、そのような事実は一切ありません」と否定しています。
13日に行われた第2回離婚調停終了後、集まったマスコミから取材を受けた松居一代さんは、調停は成立したかという質問には無言でしたが、このまま合意には至らずに裁判まで行くつもりなのかどうか聞かれると、「どこまでも行きますよ」「行く気満々です」などと答えていました。
<↓の画像が、第2回離婚調停終了後にマスコミ取材に応じた松居一代さんの写真>
また、松居一代さんは調停後に「私の戦いはずっと続きます」と答えていたほか、船越英一郎さん側が財産分与を求めていないと一部で報じられていることに対しては、「本当だと思ってる? 信じてるの、幸せな方ね。ホホホ」と笑い、最愛のパートナーだった船越さんについて聞かれると、「会うのもイヤ、見るのも聞くのもイヤ。大嫌いなんです」と話していました。
その一方で、スポーツ紙の取材に対しては本音を漏らす場面もあったといい、「2年戦うのはキツい。来年は笑いたい」と弱音を吐いていたそうです。
船越英一郎さん側が早期解決を望む一方で、松居一代さん側は徹底的に争う姿勢を見せていたことから、離婚調停では離婚が成立せず裁判まで発展するのではないかとみられていました。
『スポーツニッポン』によれば、松居一代さん側が早期に離婚の合意に至った理由は、松居さんはこれまでに手掛けたお掃除グッズ「マツイ棒」や圧力鍋のほか、投資などによって10~20億円ほどの収入を得ているとも言われており、こうした自身の財産を守るためだとしています。
松居一代さんのDVを理由に離婚調停を申し立てた船越英一郎さん側は、もし裁判に発展した場合には、一般的な離婚訴訟と同様の請求をせざるを得なくなると通達しているといいます。
また、松居一代さんは船越英一郎さんが所属する『ホリプロ』からも、名誉を傷付けられたとして約300万円の損害賠償を求め提訴されており、これによって松居さんは代理人弁護士を立てることが必要となり、その後は以前までの威勢の良さは無くなっていき、水面下で話し合いが進められていったとのことです。
そして、これらの報道に対してネット上では、
- バアさんは財産を死守したかったんだな強欲だな
- 簡単に言うと松居の負け
- 船越越年しなくて良かったな
- 最高裁まで争うとか豪語してたのはなんだったのか
- おばさんどう考えても負け戦だったし弁護士に諭されたんじゃないかな。とことん戦っても1ミリもおばさんが勝つ要素なかったしね。
- 恐怖のノートとは何だったのか
- でもまあ面白かったな松居劇場。楽しませてもらった
- まあ正直、松居も飽きたんやろ。大騒ぎしてちょっとスッキリして熱量が失せたとか
- それは当然として、名誉毀損が問題だな。あんな歴史上最高レベルの名誉毀損が無罪で済まされて良いわけがない
- 船越が訴える準備始めたって瞬間からまともにアップロードしなくなって完全に空気になったな。それまでは芝居がかった糞みたいな動画を次々とアップロードしてたのにw位牌の件で信者以外の味方が軒並み消えたのも影響あったんだろうな
などのコメントが寄せられています。
意外にも早い決着に驚きましたが、松居一代さん側が当初から訴えていた船越英一郎さんの不倫は完全否定されており、週刊誌『週刊文春』の記者を連れてハワイにまで渡ったものの、結局は不倫しているという証拠を掴めないまま取材は打ち切りとなっており、さらに事務所からも名誉毀損などで訴えられるなど完全に不利な状態だったため、弁護士に諭されて離婚合意したという形なのかもしれませんね。
2人の離婚が決着したことによって、次は『ホリプロ』と松居一代さんの裁判がどうなるのかに注目が集まりますが、“松居一代劇場”などとマスコミに呼称されていたYouTubeへの動画投稿、ブログでの批判記事などによって船越英一郎さんの名誉が傷付けられたのは間違いなく、仕事にも大きな影響を与えたとみられることから、こちらも長期に渡って争うということにはならずに、あっさりと非を認めて終結を迎えるのでしょうか。
以前と比べると2人の騒動はあまり話題にもならなくなり、注目度もかなり下がってはいますが、今後どのような展開を迎えていくのか引き続き注目したいところです。