タレント・松居一代さん(60)がブログや動画などで、夫で俳優の船越英一郎さん(57)らのことを攻撃し続けていることを受けて、船越さんが所属する大手芸能事務所『ホリプロ』が21日、「名誉毀損」と「業務妨害」などを理由とする法的措置の準備に着手したことを発表しました。
このタイミングで提訴の準備に入った理由は明らかにはされていないものの、松居一代さんが船越英一郎さんのプライベートに関することに加えて、周囲への中傷も行い始めたからだとみられているのですが、『東京スポーツ』(東スポ)によれば、船越さんとの交際が以前噂されていた女優・片平なぎささん(58)の名前まで出し、新たな攻撃を仕掛けようとしていることが大きな要因だと言われているそうです。
<↓の画像が、片平なぎささんの写真>
松居一代さんは7月から自身のYouTube公式チャンネルに告発動画の投稿を開始し、当初は自身のことを裏切ったとする週刊誌『週刊文春』への怒りのほか、船越英一郎さんの不倫に関する告発などを行い、加えて『ホリプロ』は「黒い事務所」だと批判しています。
そして、7月20日発売の『週刊新潮』には、松居一代さんの独占手記が掲載されており、その中で松居さんは、船越英一郎さんと女優・川島なお美さんの関係に気付いた理由について、大量の手紙を自宅で発見したことがきっかけだったと明かしています。
それは全て船越さんが保存していた女性からのラブレターだったそうなのですが、そこには過去に交際が噂された片平なぎささんからの手紙もあったとし、その他にも有名な方からの手紙もあり、それら全て現在は松居さんが保管しているといいます。
また、松居一代さんが『週刊新潮』の発売に合わせて投稿した『【第12弾】神対応!週刊新潮!独占手記!』というタイトルの動画の最後には、「手紙ね、まだまだあるんですよ。さぁ、どうしましょうね…」と語り、不敵な笑みを浮かべています。
東スポにの記事ではテレビ局関係者が、「具体的な名前で片平だけ出しているのは、片平がホリプロ所属だから。完全に船越とホリプロへの嫌がらせですよ。これ以上はもうさすがに我慢できないということで、訴えることになったようです」と語っており、『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、ホリプロ側は刑事告訴も視野に入れて動いているとのことです。
船越英一郎さんは「2時間ドラマの帝王」「サスペンスドラマの帝王」といった異名を持っていますが、一方の片平なぎささんは「2時間ドラマの女王」などの異名を持つことで知られており、そんな2人が共演していた山村美紗さん原作の『小京都ミステリーシリーズ』は高い人気がありました。
同シリーズは日本テレビ系の火曜サスペンス劇場枠で1989年から放送され、平均視聴率は20%前後の高視聴率を獲得していたものの、火サスが20周年を迎えた2001年10月放送の30作目で終了となりました。
<↓の画像が、『小京都ミステリーシリーズ』などで共演していた船越英一郎さんと片平なぎささんの写真>
高視聴率を獲得していた人気シリーズが終了となってしまった理由は定かではないものの、船越英一郎さんは約5年の交際を経て、2001年6月に松居一代さんと結婚しています。
2011年9月に『女性セブン』が報じた記事によると、船越英一郎と松居一代さんが結婚する前、船越さんと片平なぎささんは何度も共演し、公私共に仲が良かったことから交際しているのではないかと噂になったこともあり、そうした噂を耳にしたからなのか、結婚後に松居さんは『ホリプロ』所属の2人を共演NGにしたとも言われていると伝えていました。
ちなみに、船越英一郎さんは今年5月放送の『1周回って知らない話 2時間スペシャル』(日本テレビ系)に、山村美紗さんの娘で女優・山村紅葉さんと揃ってゲスト出演し、船越さんと片平さんは「小京都ミステリー」の撮影中、旅館に戻った後に長時間ミーティングしたというエピソードを明かしていたほか、片平さんの演技を絶賛するなどしていました。
<↓の画像が、『1周回って知らない話 2時間スペシャル』に出演した船越英一郎&山村紅葉さんの写真>
このような話も実際にあることから、松居一代さんは片平なぎささんのことをよく思っていなかった可能性があり、今後YouTube上で手紙の中身を公開するということも十分考えられるのですが、これに対してネット上の反応を見ると、
- 結局嫉妬やん。面倒臭い女やで。
- 正直俺は今でも片平なぎさと結婚してほしかったと思ってるよ
- お礼状でもラブレターと思い込んでそう。焼きもち、嫉妬、執着心、自分が女として相手にされなかった腹いせにしか見えないわ。
- もう面倒臭い女では済まない状況。完全に人格が崩壊しているよ!
- これだけの役者暦。いろんな人との交流、手紙のやりとりあるだろう。お礼状とか。それを勝手に「ラブレター」と決めつけ…狂う姿の醜さってこういう証なんだな…
などのコメントが寄せられています。
松居一代さんは23日正午前にもブログを更新しているのですが、その記事では、自分がこれだけ必死になって船越英一郎さんに尽くしてきたにも関わらず、船越さんは他の女性と不倫し、自分を裏切ったといったことを長々と綴っています。
松居一代さんはこれまで船越英一郎さんに行ってきた自身の行為を棚に上げ、まるで悲劇のヒロインかのような言動を繰り返し、さらには本当に交際していたのかどうかも定かではない片平なぎささんらの名前まで挙げて、周囲にも悪影響を及ぼし始めていることから、ホリプロが法的手段に乗り出すのも当然かと思います。
『行列のできる法律相談所』などに出演している北村晴男弁護士によると、今回の一連の騒動では名誉毀損罪が成立する可能性が高いため、刑事告訴された場合は受理されるとみられるそうです。
その後については、松居一代さんが2度とこのような行為をしないと約束すれば、告訴を取り下げる可能性があるものの、反省の態度を見せずに告訴が取り下げられず、当局が「証拠隠滅の恐れや逃亡の恐れがあると判断」した場合には、逮捕し勾留になることもあるといいます。
その後、起訴されて有罪となった場合でも、初犯ということから執行猶予が付く可能性が高いものの、「自分は悪くない」「これからも同じことをする」と言い張れば実刑になる可能性もあり得るとのことです。
松居一代さんはブログや動画内で、自分は真実を述べていると繰り返し述べており、船越英一郎さんやホリプロなどは“悪”だと語っていることから、今後も攻撃を続けていく可能性が十分あるのですが、今後どのような展開を迎えるのか、引き続き注目していきたいところです。