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東京2020オリンピック・パラリンピック延期で開催時期は来年春も? 大会名称変更せず、マラソンも札幌開催の意向。

東京五輪の1年延期決定でチケットや代表選手選考に影響は…卓球は再選考無しの方針も混乱は必至か

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、7月24日に開幕予定だった東京オリンピック・パラリンピックが延期となることが正式決定し、遅くとも「2021年夏まで」に開催することが24日夜に発表されました。

安倍晋三首相らは24日夜に、『国際オリンピック委員会(IOC)』のトーマス・バッハ会長と電話会談を行い、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大していることを受けて、東京五輪を「1年程度延期」することで意見が一致し、その後開かれたIOCの臨時理事会でも延期が正式に承認され、東京五輪の年内開催は無いとしています。

これによって、26日から国内でスタート予定だった聖火リレーも中止が決定しました。

延期後も大会名称は「東京2020」から変更はしないとし、すでに販売されている大会チケットの購入者や、ボランティア決定者については「十分配慮したやり方を考え、今後、対応を検討する」と大会組織委員会は説明しています。

また、東京五輪のマラソンや競歩は北海道・札幌で開催することで決まっていましたが、「大きなフレームは変わらないし、変えてはいけない」とし、延期によって開催地の変更はしない方針を示しています。

そして、大会延期によって選手たちの出場権がどうなるのかについてですが、卓球日本代表として選ばれた6選手については、再選考せずにそのまま出場する方針を日本卓球協会の宮崎義仁・強化本部長は示しており、スポーツ紙の取材に対して「このままの代表でいきたいと考えている」「再度、理事に確認は取るが、反対意見は出ないだろう」とコメントしています。

それ以外の競技については現時点では未定となっており、五輪のサッカー代表については23歳以下という年齢制限が設けられているため、開催までに24歳になっていた場合にはどうするのかなど、選手選考に関する今後の対応にも大きな注目が集まっているのですが、東京五輪が1年程度延期となることが決定しネット上では、

などのコメントが寄せられています。

1年後に新型コロナウイルスの感染が収束するとは言い切れず、本当に来年夏までに開催できるのかも分かりませんが、少なくとも現在の状況から東京五輪の開催延期は賢明な判断だと言えますね。

『日刊スポーツ』によれば、延期による大会開催時期は現時点で未定となっていますが、日本側が提示する開催時期案には2021年夏だけでなく、猛暑を避ける狙いで「2021年春」も浮上しているとしています。

1年程度の延期とした理由については、もし2年の延期としてしまうと代表に内定していた選手への影響が大きく、1年程度であればコンディションもギリギリ維持できるのではとの判断からだそうです。

これまで長い期間、大会に向けて様々な調整を行っていた選手からすれば、1年延期というのもかなり辛いものがあると思いますし、すでに代表に内定していた選手の扱いをどうするのかなど様々な問題があり、『産経新聞』の取材に対して国内の競技団体幹部は、「年内延期なら影響はないが、半年以上の延期なら内定している代表も選び直すことになるだろう」と語り、もしそうなった場合には混乱が起こるだろうとしています。

延期することでもまた新たな大きな問題が発生するのは避けられませんが、何れにせよ選手選考などについては、選手ファーストを念頭に置いて関係各所が対応を協議してほしいものですね。

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