ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)などに出演している女優の東てる美さん(57)が、舞台「熱き心で突っ走れ」(19日から開幕)を突然降板させられたとして、俳優で歌手の小林旭さんをフェイスブックで痛烈に批判し話題になっています。
この騒動は今日26日発売の週刊誌『週刊新潮』と『女性セブン』が報じており、また、26日には情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の取材にインターホン越しに応え、「完全にイジメでしょう。演技指導の枠をはみ出てました」と小林さんへの怒りをあらわにしました。
果たしてお2人の間に一体何があったのでしょうか…。
東さんによると、小林さんからイジメとしか言えないような、執拗なまでの演技指導があり、「つべこべ言わずにやれ」などと暴言を浴びせられたそうで、15日夜に制作側から事務所に連絡があり、降板が告げられたそうです。
これにネットでは、
「どういう舞台か知らないけど、小林が座長で演出権を持ってるのならそれに従うのが演者だろう。そのかわり、舞台の出来不出来の全責任は小林が持たなければならない。」
「役者が監督に逆らってどうすんだよwww 自分で指揮して撮るならまだしも」
「ベテラン使って思い通りの演技じゃなかったらそれはもう選んだ方が悪いだろ。全くの新境地に挑戦する芝居ってわけじゃないんだろうしさ」
「座長の指示に従えないのなら降板するしかないし、舞台に穴が空くようなら、逆に東さんが訴えられちゃう可能性もあるんだよな」
「要するに「お前使い物にならないからクビ」ってことだろ?
生の演技が要求される舞台なんだしそりゃそういう事もあるだろう、で終了じゃない。指導が執拗だろうが別に暴力沙汰でもないし、主演兼演出の意見きかなきゃ当然の結果。悔しいのはわかるが謝罪を求める方がおかしいわw」
などのコメントがありました。
東さんのフェイスブックによると事の発端は、舞台稽古が始まる3日前に他の出演女優が急遽体調を崩し降板したために、当初東さんが引き受けた役から小林さんの母親役に変更されたことにあるようで、その後稽古が始まると小林さんは、東さんの声が若すぎるとの指摘に始まりその後暴言の数々を吐き、東さんのことを執拗に責め立てたそうです。
これに対して東さんは降板すると言うのは大人げないと考え、必死に堪えていたようなのですが、結局は一方的に降板を言い渡されてしまったとのことです。
これに対して小林さんからの謝罪は無いようですが、舞台の制作をしている夢グループの代表・石田重廣社長から直々に謝罪があり、今後、誠意を持って対応させて頂きますとの言葉を貰ったようで、東さんの怒りの矛先は小林さんだけに向けられたもののようですね。
東さんが言っていることが確かであれば、小林さんが取った行動はいくら座長と言えど許されるものではなく、謝罪するべきだと思います。
ですが相手は芸能界の重鎮ですし、この騒動をあまり大きくすると東さんの今後の女優人生に悪い影響を与える可能性がありますので、これ以上騒ぎ立てない方がいいのではないでしょうか。