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杏の母親が娘の男性関係を暴露で波紋。渡辺謙との離婚裁判彷彿の法廷闘争、女性セブンが裏側を報道

杏が母親と絶縁状態か。泥沼裁判が決着、和解成立も親子関係は…東出昌大の不倫&離婚騒動裏のバトルに終止符

7月末に俳優・東出昌大さんとの離婚が成立した女優・杏さん(34)が、裁判沙汰になっていた個人事務所社長の母親・由美子さんとの和解が成立し、現在は絶縁状態になっていることを3日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。

杏さんと由美子さんの裁判は、今年4月に『週刊新潮』の報道によって表沙汰となり、両者が2017年から法廷で争っていることが発覚しました。

訴訟を起こしたのは母親側で、杏さんが2014年夏に弁護士を立てて「(個人事務所を)退職し、トップコートと直に契約する」と通告したところ、母親は無効を主張、それが聞き入れられなかったことで2015年に調停を申請、調停が不調に終わったことで2017年に裁判へと発展しました。

杏さんが個人事務所を設立したのは2009年のことで、2008年に『トップコート』へ移籍したことによって節税目的で設立、それまで杏さん個人の事務職員を務めていた母親が社長に就任し、杏さんがNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』に出演した2013年度の売り上げ額は「約1億8000万円」にも上り、母親の年収は多い時で2000万円を超えていたそうです。

ちなみに、個人事務所設立前まで事務職員を務めていた母親は、杏さんから月35万円の給与を受け取っていたとのことです。

一方で、個人事務所から杏さんに支払われる給与が、売り上げに対して少ないことに杏さんは疑問を抱いたほか、この頃に母親が女性霊能者に傾倒し、事務所のコンサルタント料として多額のお金を支払っていたことも判明したことにより、杏さんは『トップコート』と直接契約を結ぼうと考え、個人事務所からの退社を母親に通告したそうです。

これによって母親は調停を申請、それが不調に終わったことで母親は杏さんに対して「個人事務所の従業員であることの確認と、4000万円の支払い」を求めて提訴し、この裁判では両者が裏側での様々なトラブルを明かし、泥沼化していました。

杏さんは、母親が女性霊能者に心酔していることを指摘し、「その『霊能者』は飲食店を経営しているが、自宅には祭壇があり、太鼓を叩いて祝詞をあげ、神に祈祷しながらお告げを聞く、という儀式を行うという。母は彼女に洗脳されていて、毎月2回は日本酒の一升瓶を“お神酒”として届けていた。自分に対しても“今度の仕事が決まったのは神様のおかげだよ”と言うこともあり、挙句、毎年、個人事務所から多額のコンサル料を支払い、しかも増額することも検討していた」と主張していました。

また、母親が無断で事務所のお金を使い、自分の借金返済費用に充てていると主張し、「(母親は)会社設立の時点でも債務がまだ1億円は残り、弁護士を入れて債務整理をしていた。弁済資金として母は個人事務所から約6500万円を借り入れ、更には、娘である自分の預金からも2900万円を返済に使っている。借用書は作っているものの、自分にはひと月5万円しか返済がない」とも訴えていました。

母親はこれらの主張を完全否定し、「『霊能者』は多少、宗教がかったところはあるものの、単なる飲食店の経営者であり、コンサルタントに過ぎない。そもそも、彼女を頼り、相談を持ち掛けていたのは杏の方で、娘も承知の上でコンサル料を支払っていた。借金の返済も杏が望んだことであり、了解の上で行っていた」と反論していますが、これについて杏さんは「『霊能者』に相談したのは、母が彼女の言うことなら聞くからである。借金の返済も事前に聞いていない」と応戦しました。

母親はこの他にも、杏さんが『トップコート』へ移籍する前に「事務所関係者の男女交際関係が悪化した」とし、「前事務所のマネージャーは、以前から杏にセクハラ、パワハラをし、元サッカー選手の中田英寿さんと性交渉の相手をさせようとしたり(中田さんは紳士的な対応で未遂に)、ギャラの支払いもおかしく、そのような経緯があり、困難極まりない芸能界での事務所移籍を決意しました」と、事務所移籍の経緯を説明。

さらに、「たびたび被告の男女交際の問題が発生したが、原告は、被告の芸能活動に支障が出ないよう代表取締役として事態の収拾に力を尽くし、また娘の人生を幸せにするために母親として被告を支えてきた」「被告はコンサルタント(霊能者)に対して、恋愛、交際相手の暴力、結婚、子どもを作るべきか否か、不倫問題等についても、逐一報告及び相談をしていたものである」などと、杏さんの過去の恋愛事情なども暴露し、その証拠となるメールも裁判所へ提出していました。

これに対して杏さんはプライバシー侵害だとして、第三者への閲覧制限を申し立て受理されています。

裁判ではこうした暴露もあり、裁判所は和解を提案しましたが昨年3月に和解交渉が一度打ち切られ、今年3月には母親の尋問が予定されていたものの、体調不良を理由に日程が再調整となり、新型コロナウイルスの影響もあって尋問の日程が決まらない中で、7月に両者は和解をしました。

突然の和解理由について『女性セブン』の記事では民事訴訟に詳しい弁護士が、「杏さんが個人事務所を退職してトップコートと契約することに問題はないはずですから、普通に進めれば、杏さん側が勝訴した事案だと思われます。それなのに和解したのは、その条件に今後の口止めも含まれているからだと予想します」と語っています。

裁判は和解という形で決着しましたが、泥沼裁判によって杏さんは母親と絶縁状態になったとみられています。

そして、『女性セブン』は8月下旬に母親に直撃取材を敢行し、和解について話を聞こうとするもスルーされ、その後弁護士を通じて、「目的は、金銭ではなく、杏側の謝罪でしたので、一円も受け取ることなく、円満に和解が成立致しました。杏の健康とさらなる活躍、及び孫たちの健やかな成長を心から願っております」との回答があったとしています。

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

杏さんの母親は過去にも多額の借金を作り、それがきっかけで元夫で俳優・渡辺謙さんとの泥沼離婚裁判へと発展し、杏さんの同級生の保護者を含む50人もの知人から約2億円もの借金をしていたことなどが発覚しました。

そして、最終的には慰謝料や財産分与無しの形で離婚が成立、当時未成年だった杏さんの親権は母親に渡り、離婚後は母親が赤坂や銀座でホステスをして借金を返済していましたが、それだけで億単位の借金返済は難しく、結局は杏さんが高校を中退して芸能活動に力を入れ、母親に代わって借金を完済したとも過去に報じられています。

しかし、母親はその後も借金を作り、事務所や杏さんのお金を勝手に使ったり、杏さんが事務所を出ていった後に、事務所の蓄えから役員報酬として2400万円を引き出し、接待費や旅費交通費も500万円以上使用していたことも裁判で発覚しています。

そのため、母親は『女性セブン』の取材に対して、最終的に和解となった裁判について「目的は、金銭ではなく、杏側の謝罪でした」と回答しているものの、これまでの行動などから結局のところ、杏さんが稼ぎ出すお金が目的だったとしか思えません。

それにしても裁判で娘を嘘つき呼ばわりしたり、過去の男性関係を暴露するというのは異常で、裁判によって絶縁状態になっているのかは不明ながら、今後またお金目当てに近づいてくる可能性が高いため、完全に縁を切ってしまった方がいいのかもしれないですね。

杏さんは現在も渡辺謙さんとは良好な関係を続けている様子で、8月には渡辺さんが持つ別荘の1つに滞在していたことが『女性セブン』に報じられており、夫や母親の行為によって心に負ったダメージは計り知れないものがありますが、周囲のサポートを受けながら、今後も仕事と家庭を両立できるよう頑張ってほしいです。

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