タレント・モデルの梅宮アンナさん(44)と交際していたことで知られ、タレント・俳優・実業家として活動していた羽賀研二受刑者(本名=當眞美喜男 とうま・みきお 55歳)は、未公開株の売買をめぐる詐欺事件によって、2013年3月に懲役6年の実刑判決が確定し、現在は沖縄刑務所に服役しています。
そんな羽賀受刑者に対し、被害者の男性が株の購入代などの返還を求めていた民事裁判で、大阪地方裁判所が羽賀受刑者に4億円の支払いを命じたことが明らかとなりました。
羽賀受刑者は2001年2月に、知人の不動産会社社長に医療関連会社の未公開株を売却する契約を交わし、不動産会社社長は290株分と仲介手数料として、およそ3億7000万円分を支払ったのですが、羽賀受刑者は仕入れ価格の3倍の1株120万円で売りつけていたことが明らかになり、2007年6月に逮捕され、その後の裁判で詐欺と恐喝未遂の罪で懲役6年の実刑判決が確定となっていました。
<未公開株をめぐる猜疑事件によって、現在服役中の羽賀研二受刑者>
27日の判決では、羽賀受刑者に対して大阪地裁は、被害者の男性が請求していたほぼ全額にあたる約4億円の支払いを命じ、男性は判決後の取材で「全額返してくれるならもう一度助けてやりたい」と話しているとのことです。
そして、この報道に対してネット上では、
- 最近、見掛けないと思ったら、塀の中の人だったのか。
- 支払い能力がないので泣き寝入りだろうな。タレント生命は終わってるし、再就職したとしても4億とか分割にしても無理だろ
- 全額返してくれるならもう一度助けてやりたい?意味不明。
- 返してもらい助けてもまた仇で返されると思うけど。。。高知といい、羽賀と言い人たらしはすごいね。
- アンナパパは人を見る目があったということか
- 騙されても助けてあげたいなんて良い人っぽいけど、そんなこと言ってたら、また詐欺にあいそうだな。
- アンナは結婚しなくて正解だったな
- 4億って、もう人生終わったな
などのコメントが寄せられています。
この事件では羽賀受刑者の他に、元プロボクサーで暴力団員(山口組系極心連合会相談役)の渡辺二郎さん、暴力団山口組系極心連合会関係者2人も逮捕され、恐喝未遂で有罪判決を受けているのですが、詐欺と恐喝の被害も受けたにも関わらず、「全額返してくれるならもう一度助けてやりたい」と言うとは、一体どういうことなのでしょうかね…。
羽賀受刑者に4億円というお金を支払う能力が無いのは明らかで、刑期を終えて刑務所から出てきても仕事に就けるかどうかも分からないのですが、それを見越してこのような事を言っているのでしょうか。
ちなみに羽賀受刑者は2006年に、元テレビ制作会社社員で数年間羽賀受刑者の身の回りの世話をしていた女性と結婚し、2010年4月に第1子となる長女(6)が誕生しています。
実刑判決が確定後の2013年4月に週刊誌『女性セブン』が報じていた記事によれば、妻のA子さん(当時36歳)は不満のひとつも言わずに羽賀受刑者のことを献身的に支え、日雇いバイトの仕事ぐらいしか無い羽賀受刑者に代わり、少しでも家計を助けるためにカフェで働いていたといいます。
そんなA子さんは、数年前にヘルパー2級と重度訪問介護従業者という介護資格を取得しており、脳梗塞を患い介護が必要になった羽賀受刑者の母親の介護と、子育てをしながら沖縄県にある飲食店で働いているとのことなのですが、A子さんは羽賀受刑者との離婚は全く考えておらず、帰ってくるまで待ち続けることを決めたようだと知人が証言しています。
今回の判決で約4億円の支払いが命じられ、羽賀受刑者が出所後も厳しい生活を送ることになるわけですが、離婚をすることなくこれからも支えていこうと考えているのでしょうかね…。