7月に芸能界引退を電撃発表した“ユッキーナ”こと木下優樹菜さんへの損害賠償訴訟が、2日に東京地方裁判所で開廷したことが分かりました。
この裁判は、木下優樹菜さんの姉が働いていたタピオカドリンク店の経営者側が被害を訴え、損害賠償の支払いを求めて提訴したものです。
『日刊スポーツ』や『東京スポーツ』によると、2日に東京地裁で開かれた第1回口頭弁論には、双方の代理人弁護士が出廷し、木下優樹菜さん側はタピオカ店側に給料未払いや給料明細の未配を指摘し、裁判長はタピオカ店側に書面で経緯をまとめるよう指示して閉廷したとのことです。
両者のトラブルは、昨年10月に木下優樹菜さんがSNSやブログへ投稿した文書がきっかけで表沙汰となりました。
木下優樹菜さんは投稿で、「(姉が)裏切りのような行動をされた」「給料もちゃんともらえず、給料明細までもらえず、人間不信のようになってしまった」などと綴り、フォロワーに対しては「ごめんなさぃ もうお店には行かなくて大丈夫です」と呼び掛けました。
<↓の画像が、騒動の発端となった木下優樹菜さんの投稿文の写真>
その後、トラブルを知るタピオカ店側の人物がツイッター上で、木下優樹菜さんから送られてきたというダイレクトメッセージを公開し、「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるから、これからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね。いい年こいたばばあにいちいち言うことじゃないと思うし、ばかばかしいんだけどさー(中略)給料明細出すの常識な。ww 色々頭悪すぎなw あと逆に週刊誌に姉がこういう目にあったって言えるからさ、ほんと、そろそろちゃんとしないと立場なくなるよー もーさ、やめなぁ?覚悟決めて認めなちゃい おばたん」
などと、恫喝まがいの内容となっていました。
これによってネット上では大炎上騒動に発展し、木下優樹菜さんはインスタグラム上で謝罪コメントを投稿、騒動から1ヶ月以上が経った同11月18日に芸能活動自粛を発表しました。
<↓の画像が、木下優樹菜さんがタピオカドリンク店の店長へ送ったダイレクトメッセージ写真>
木下優樹菜さんはその後もタピオカ店側に直接謝罪することなく、トラブルが未解決のまま7月1日に芸能活動再開を発表しましたが、それから1週間足らずで所属事務所から契約解除され、そのまま芸能界引退を発表しました。
一方でタピオカ店側は木下優樹菜さんが引退発表する前から民事提訴しており、新型コロナウイルスの感染拡大によって裁判所がストップしたため、裁判が大幅に遅れ、9月2日にようやく損害賠償訴訟が始まった形となります。
東スポは裁判の今後について、「(木下優樹菜さんが)恫喝DMを送ったことは紛れもない事実。店にはマスコミが押しかけ、誹謗中傷も相当数あった。現時点で木下さんから直接謝罪はないという。」とし、一方でタピオカ店側も「木下さんに無断でDMを公開。それがきっかけで好感度は急落し、最終的に木下さんは芸能界引退に追い込まれた。」とした上で、「裁判所がどこまで『社会的制裁を受けている』と判断するか。いずれは木下さん本人の出廷もあるかもしれません」
と法曹関係者が語ったとしています。
そして、木下優樹菜さんへの損害賠償訴訟が開廷したことに対してネット上では、
- タピオカ店側の勝訴を期待する
- 事務所総出という言葉を使って罪もない民間人を威嚇恫喝して業務妨害した責任は重大。
いくらでもチャンスはあったのに結局タピオカ店に謝罪してないし、反省していないのは明らか - 木下に物凄い損害を与えられてるのだから取れるだけ取ればいいですよ。心の底から応援してます。
- 本人に謝罪する気はないでしょうし然るべき制裁を受けて欲しい。顔も見たくないので表舞台には二度と出ずに慎ましく暮らして欲しい
- 誠意を持って謝罪していればとっくに解決している問題のはず。それが裁判にまでなっているのだから本人に謝罪の意志はないでしょ。タピオカ店側に十分補償する必要がある。
それにしてもこの問題や子供のことより自分の幸せ優先で再婚を考えているなら人としてどうかと思う。フジモンが親権を持っていた方がマシなのでは? - 今からでは手遅れではあるが、本人が出廷して誠意をもって謝罪する所から始めなければ
- 「店側も木下さんに無断でDMを公開。それがきっかけで好感度は急落し、最終的に木下さんは芸能界引退に追い込まれた。」ってあるけど、これは裁判の内容とは関係無いよね?それは自業自得からなった副次的被害で、両者間の問題とは別でしょ
- いまだに直接謝罪してないって時点で、この人の人間性が垣間見える。心象最悪だな。
もしかして、芸能界引退させられたって被害者気取りじゃないだろうな。
などの声が上がっています。
木下優樹菜さんの姉が働いていたタピオカドリンク店は昨年7月にオープンするも、同10月に木下さんがインスタグラムなどでトラブルを明かしたことが原因で、木下さんのファン等から批判が殺到、しばらく店を閉めざるを得ない状況になったといい、メディアの取材を受けた経営者側は精神的苦痛によって体調を崩したと語り、「完全な営業妨害」だと訴えていました。
一方の木下優樹菜さんの姉もメディアの取材を受け、経営者側にも問題があったと主張していたのですが、結局のところ第三者の木下さんが介入したことで問題が悪化、店側が大きな被害を受ける結果になったことは間違いありません。
<↓の画像は、タピオカドリンク店の店長、木下優樹菜さん、木下さんの姉の写真>
また、木下優樹菜さんが恫喝メッセージを送ったのも事実で、それがネット上で公開されたことがきっかけで木下さんは芸能活動を自粛することになりましたが、引退までしたのはこの騒動とは関係なく、別の新たな問題が発覚したためとされています。
そのため、この裁判では木下優樹菜さん側がそれ相応の損害賠償を支払い、謝罪するのが妥当なのではと思いますが、果たして今後どのような展開、判決が下されるのか引き続き見守っていきたいですね。