昨年7月に芸能事務所『プラチナムプロダクション』に契約解除され、芸能界を引退した“ユッキーナ”こと木下優樹菜さん(本名=藤本優樹菜 33歳)が10月28日に、新たに開設したYouTubeチャンネルに謝罪動画をアップし、裁判所に脅迫行為が認められた“タピオカ事件”を謝罪、さらに芸能界復帰を発表したことで物議を醸しています。
木下優樹菜さんは涙ながらに一連の騒動を謝罪した上で、「私は人を笑わせたり、私で笑ってくれたり喜んでくれたりするのがすごく大好きで、私にはやっぱり皆の前に立って、仕事がしたいという気持ちがやっぱりすごく強くて、この2年間、辞めることも考えましたけど、この仕事しかできないと思いました。(中略)娘たちのためにも働きたい、働かなきゃいけないし、私も頑張りたいので、これからもまた一から活動させていただきたく思います。」
と、子供のことを持ち出して芸能界復帰を宣言しました。
この動画公開から約2日が経った30日17時の時点で、好評価8,200件に対して低評価は4.6万件超えとなっており、2.6万件以上のコメントも寄せられているのですが、多くは批判的な内容となっています。
また、芸能界からも木下優樹菜さんの謝罪、芸能界復帰発表に対しては疑問の声などが上がっており、総スカン状態となっています。
ニュースサイト『NEWSポストセブン』によれば、昨年まで所属していた『プラチナムプロダクション』からのサポートも受けられないようで、今後の活動に関与するのかプラチナムに問い合わせたところ、「すでに退所して無関係のため答えかねる」と回答し、事務所に復帰する可能性は無さそうだとしています。
こうした状況でも木下優樹菜さんが芸能界復帰を発表した裏には、イメージモデルを務めていた会社から約3億円の損害賠償を求められていることや、タレント時代はそれほど苦労せずに毎月数百万円の収入を得ていたため、「あの時に戻りたい」との思いから復帰に踏み切ったのではないかと『フライデー』は伝えています。
しかし、芸能界からも総スカン状態の木下優樹菜さんが復帰宣言をしたところで、以前のように仕事のオファーが来るとは思えませんが、唯一、後輩芸人のパワハラ問題で猛バッシングを浴びたTKO・木下隆行さんはYouTubeへアップした動画で、「めっちゃええ人。俺も大好きやねん」「後にネタになれるように頑張りましょう。そして、コラボしよう」
などと、YouTubeでのコラボを呼びかけています。
また、『サイゾーウーマン』によれば、木下優樹菜さんが芸能界引退を発表した直後に、大手芸能プロダクション幹部が“後見人”になったとし、「同幹部はメディアにも強い影響力を持っており、複数社が木下について『ネガティブな記事を出さないように』と釘を刺されているそう。今回の自伝出版計画を報じる記事でも、Aについては一切触れていない媒体が多いことから、木下や同幹部への“忖度”が強く感じられます」
と、スポーツ紙の記者が明かしています。
そうした後ろ盾もあり、木下優樹菜さんは芸能界引退発表後にインスタグラムやTikTokを開始、モデル活動なども行っていたようで、昨年12月には自身の会社『株式会社木下組』を設立していたことも判明しています。
木下優樹菜さんの会社設立は『週刊新潮』の報道で明らかになったもので、同誌が木下さんに会社設立の理由を聞いたところ、「芸能界には何の未練も無いですよ(笑)」と答えつつ、引退発表後のモデル活動などで収入があるため会社を設立したと説明していました。
木下優樹菜さんは約1年前から、本格的な活動再開に向けて着々と準備を進め、かねてから噂されていたYouTuberデビューも果たし、大炎上も覚悟の上で今後も、インスタグラムでも行っていたような愛用のファッション・コスメ紹介、子供たちとの日常の動画などをアップしていくつもりなのでしょうかね。
今後しばらく何をしても炎上することは必至ですが、芸能界への本格復帰を目指して、どういった活動を新たに行っていくのか見ものです。