昨年7月に芸能界を引退した“ユッキーナ”こと木下優樹菜さん(本名=藤本優樹菜 33歳)や、元所属事務所『プラチナムプロダクション』などが、化粧品ブランド会社『ロハス製薬株式会社』と関連会社『アイア株式会社』から、約3億円の損害賠償を求める民事訴訟を起こされていたことが判明し話題になっています。
この訴訟は、広告代理店業などを行っている『株式会社Birdman(バードマン)』が公式サイト上で明らかにしたもので、『ロハス製薬』と『アイア』が、商品のイメージキャラクターに起用していた木下優樹菜さんが契約中にトラブルを起こし、ブランドのイメージを毀損されたなどとして、3者を相手取り訴訟を起こしたとしています。
木下優樹菜さんは2018年に、『ロハス製薬』のフェイスマスクブランド『ALFACE+(オルフェス)』の新イメージキャラクターに起用され、2019年からテレビCMの放送もスタートしました。
しかし、木下優樹菜さんが2019年10月に、当時姉が働いていたタピオカドリンク店のオーナーサイドと揉め事を起こし、恫喝するようなメッセージを送っていたことが表沙汰となり、ネット上では大炎上騒動に発展した結果、芸能活動を休止しました。
その後も店サイドとは和解に至らず、店から訴えられて裁判に発展したほか、2019年末にはFUJIWARA・藤本敏史さんとの離婚が成立、昨年7月には芸能活動再開を発表しましたが、また新たな問題が発覚したことで間もなく芸能界引退が発表されました。
木下優樹菜さんはその後、新たなインスタグラムアカウントを開設し、あくまでも一般人としてモデル活動などを行っていますが、その裏ではまた新たな訴訟を起こされていました。
『Birdman』は公式サイト上で、【当社に対する損害賠償請求訴訟の提起に関するお知らせ】と題して、訴訟を起こされたことを株主や投資家に向けて発表しており、同社は『アイア』との間で、木下優樹菜さんと『ロハス製薬』の広告に出演させるための契約を結び、木下さんが当時所属していた『プラチナムプロダクション』とも同様の契約を結んだといいます。
その後は『ロハス製薬』の化粧品ブランドのイメージモデルを務めていたものの、“タピオカ騒動”を起こしたことで芸能活動自粛となり、『Birdman』側は『プラチナムプロダクション』に対して、タピオカ騒動によって発生した損害賠償を請求していたそうです。
一方、『ロハス製薬』と『アイア』はタピオカ騒動によって、ブランドイメージが毀損されたとして、木下優樹菜さん、『プラチナムプロダクション』、『Birdman』の3者を相手取り、約3億円(2億9,615万1,489 円)の損害賠償支払いなどを求める訴訟を起こしたとのことです。
<↓の画像が、木下優樹菜さんのトラブルを巡る訴訟の構図>
『Birdman』側としては『ロハス製薬』と『アイア』の主張は、「認められるものではないとの前提で、裁判において当社の主張を行い、本件の適切妥当な解決を図ってまいります」
と発表しています。
一方、スポーツ紙の取材に対して『プラチナムプロダクション』は、「訴状は届いております。今後は弁護士と協議の上、適切に対応していきます」
と回答しています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、タレントと広告主の間で裁判に発展するケースはかなり珍しいといい、芸能関係の法務に詳しい『レイ法律事務所』の河西邦剛弁護士は、「基本的に大手事務所と広告代理店と広告主は付き合いが日頃からあるので話し合いで解決していくのが一般的。今後のビジネスの継続性を見越した上で、裁判にすることは少ない」
と語っています。
また、木下優樹菜さん等を相手取った訴訟について、「契約途中にタピオカ騒動を起こして木下さんは活動できなくなった。契約不履行となり、損害賠償請求は一定程度生じる」
と指摘した上で、仲介役を務めた『Birdman』に対する損害賠償に関しては「騒動によって売り上げが落ちたことへの損害ではないか」としています。
そして、木下優樹菜さん等が約3億円の巨額訴訟を起こされたことに対してネット上では、
- やっぱ柄の悪さって人となりがまさに反映されるんだなと、反面教師で気をつけなきゃね・・・
- イメージキャラクターに起用する側にも、人をみる目が無かったか、類友的な落ち度があったと思わざるを得ない。
- キヤノンも訴えた方がいいな。EOS Kiss Mを買った直後にやらかしやがったから。後、タピオカ業界も総出でやっちゃえばいい。
- 元旦那も何かあるごとに「タピオカ」だの「総出」だので笑いを取ろうとしてるのが不愉快。
まだ何にも解決してないのに、何で加害者側が解決したテイでいるの。色々おかしいよね、この夫婦。 - 元所属事務所も本人に請求すればいいのでは。退所していることだし、一般人って言ってるけど未だになんやかんや発信してニュースにあがろうとしてるんだから
- 木下優樹菜がSNSで、姉の勤め先のお店オーナーに取った行動は「反社会的な恫喝、脅迫」であると、ちゃんと立証することになる。会社が勝訴するよう祈ってる。
- いいぞもっとやれ。3億円という額が適切かどうかは分からないが泣き寝入りすることはない。
禊を済ませずにシレッと復帰を画策してるみたいだし、他にも損害を被った企業があるなら後に続くべし。 - こうやって訴訟された事も騒動のきっかけになったタピオカ店側に恐喝メッセージ書いた事も、すべて木下優樹菜本人が悪い。
色々大変なんだろうけどすべて自分で撒いた種、同情の余地はない。自分自身の責任を果たしてもらいたい - これからはヤンキーアパレルのイメージキャラクターを務めたり、自分と同じ穴のムジナを相手に商売をしていくにしても、やった事の責任は取らないと。
多分タピオカ同様、どこ吹く風かと思いますが。 - ここは大好きなSNSで自身の主張を明確にすべきでしょう。争うにせよ争わないにせよ、社会人として最低限の真摯な対応をしてほしい。
髪型や服装、BBQなどのしょうもないことはマメに発信するくらいだから出来るでしょう。
などの声が上がっています。
あのタピオカ店恫喝騒動からすでに1年半が経っており、騒動が原因で発生した損害賠償などは、すでに全て解決しているものだと思っていただけに、約3億円の損害賠償を求められて裁判にまで発展というのは驚きましたね。
ちなみに、『ロハス製薬』と『アイア』が東京地方裁判所に提訴したのは今年4月1日なのですが、木下優樹菜さんは現在も変わらずインスタグラムの更新を続け、27日にはスキンケア商品の宣伝的な投稿をしたり、28日にはしゃぶしゃぶを食べたことを報告するなどしていて、この訴訟トラブルに一切触れていません。
<↓の画像は、木下優樹菜さんのインスタグラムの27・28日の投稿写真>
木下優樹菜さんはタピオカ店に訴えられた後も、インスタグラム等を開始して新たな活動を行っていますが、自身の言動が原因で大きなトラブルに発展しているにも関わらず、全く意に介していない様子です。
今後この巨額訴訟がどのような展開を迎えるのか、引き続き注目したいところですが、木下優樹菜さんに原因があることは間違いないことから、誠意ある対応をしてほしいものですね。