俳優・木下ほうかさん(本名=木下鳳華 58歳)の所属事務所『cactus(カクタス)』が28日、マネージメント契約解消を発表すると共に、4月5日スタートのドラマ『正直不動産』(NHK 火曜22時)からの降板を申し入れたことを発表しました。
また、木下ほうかさんは自身のツイッターに謝罪コメントを投稿し、芸能活動を無期限休止することを明らかにしました。
事務所は公式サイト上で、「木下ほうかの行為により傷つき被害を受けた方々に、まずは心よりお詫び申し上げますとともに、この度の報道に際し、関係者皆様にご迷惑ご心配をおかけすることとなりましたことを、お詫び申し上げます。」
と謝罪しています。
続けて、「現在報道されています内容等、事実関係を確認中ではございますが、本人と話し合い、その合意のもと、この度、2022年3月28日をもちまして弊社と木下ほうかとのマネジメント契約を解消することとなりましたことをお知らせいたします。」
と、契約解消を報告しています。
また、今回の騒動を受けて『正直不動産』に関しては、降板を申し入れたことも明らかにしており、NHKは「出演しない内容で放送する」と説明し、出演シーンは編集で全てカットするそうです。
この発表を受けて、木下ほうかさんは自身のツイッターに謝罪コメントを投稿し、「報道について、事務所と協議していたことでご報告が遅くなり、女性の方々はもとより、関係者の皆様に多くのご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。」
と謝罪しています。
週刊文春が報じた2人の女優による告発内容については、「一部事実と異なる点や、10年ほど前のことで記憶にないこともございますが、おおむね間違っておりません」
と、ほぼ事実だと認めています。
その上で、「現在週刊誌から質問されておりますが、女性から明確に拒否されているにも関わらず関係を持ったことや、薬物を用いて関係を持った記憶はございません。」
と、性的な行為の強要は否定しています。
ただ、「それを前提としたとしても、私の軽率な行動の結果、女性の方々が心に深い傷を負ったことは間違いございませんので、深くお詫び申し上げます」
と改めて謝罪しています。
被害を告発した女性たちへの今後の対応については、「本来であれば、私が直接謝罪をすべきところではございますが、そのことでさらに傷つけてしまうこともあると考え、今後の皆様への対応につきましては、代理人を立てて誠心誠意行わせていただく所存です。」
としています。
最後に、「このようなことをした私が今後、皆様の目に触れる芸能活動を続けることは出来ませんので、芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」
と、芸能活動休止を発表しています。
そして、木下ほうかさんが報道内容はおおむね事実と認めて謝罪したことや、芸能活動無期限休止を発表したことなどを受けてネット上では、
- 引退しろよ
- 無期限じゃなくて一切出てくるな
- どうせ1年で復帰図るだろ
- まあな、認めといた方がいいよな。変に否定して第二、第3の矢が放たれるのは避けたい
- 全然反省してないな。無理矢理やってないと言ってるだけ
- 拒否されているにも関わらず関係を持ったことがないなら、なぜ逃げる?
- 記憶はございません、って事実だけど認めたく無いときに使いがちな言葉だよな。違うなら違うと否定すればいい
などの声が上がっています。
週刊文春に性強要を報じられた俳優・映画監督の榊英雄さんと同様に、性的な行為の強要は否定しつつも、素直に非を認めて謝罪、それに加えて芸能活動の無期限休止も発表したわけですが、ツイッター上で謝罪して逃亡かとして、さらに多くの批判が寄せられ大炎上状態になっています。
また、無期限活動休止という部分に引っかかっている人も多く、報道内容がほぼ事実ならば芸能界引退レベルの行為との声も多く上がっています。
木下ほうかさんの性加害を巡っては様々な情報が飛び交っていて、榊英雄さんのように複数の被害者がいる可能性があるとされ、『日刊ゲンダイ』が26日に報じた記事でも木下さんを知る制作スタッフが、「打ち上げでハメを外さない若手俳優を煽ったり、前の出演作品の共演者の話をしたら、『ヤッたのか?ヤッていない女の話はつまらないからするな!』と下品に一蹴していました。とにかく奔放な振る舞いが目に余り、業界の悪しき慣習を引きずるヤバい人間とは思っていました。性的強要の疑惑を聞いても驚きません。昨日今日の話ではないでしょう」
と語っています。
今後も被害の告発が続くようであれば芸能界復帰は絶望的で、個性的なキャラクターや演技で名バイプレーヤーとして活躍していたものの、もしかするとこのまま芸能界引退となるかもしれないですね。