2人の女優に性的な行為の強要を告発された俳優・木下ほうかさん(本名=木下鳳華 58歳)が28日、所属事務所から契約を解消され、4月5日スタートの山下智久さん主演ドラマ『正直不動産』(NHK 火曜22時)は降板となり、ツイッターに謝罪コメントを投稿し、芸能活動の無期限休止を発表しました。
女優に対する性強要疑惑は24日発売の週刊誌『週刊文春』が報じ、この報道がきっかけで木下ほうかさんに関する様々な情報が飛び交う中で、29日発売の『女性自身』は、木下さんが元彼女・Aさんにしつこく付きまとい、新恋人の男性に対しては恫喝電話をかけていたとの情報を新たに伝えています。
ある舞台関係者が木下ほうかさんの素顔を明かしており、「数十年前、木下さんと私の友人女性のAさんが交際していましたが、精神的に不安定だった木下さんに彼女が疲れて別れることに。すると、木下さんはAさんが住んでいた実家に、連日昼夜問わず電話をかけて復縁を迫ったそうです」
というエピソードを明かしています。
木下ほうかさんは数ヶ月に渡って元彼女・Aさんに復縁を求め、その間にAさんが新たな恋人を作ったところ、恫喝トラブルに発展したといい、「電話してきた木下さんにAさんが新恋人のことを報告すると、諦めるどころか『そいつは誰だ!』と逆上。口にするのもはばかられるような言葉でしたそうです。そして怖くなったAさんから相談を受けた恋人が木下さんと直接電話をすることになったんですが、その時も『お前の仕事を潰してやるからな』と脅されたそうです」
と、過去のトラブルを明かしています。
女性自身は真相を確かめるため、木下ほうかさんが所属していた事務所に確認を求めるも返答は無かったとのことです。
そのため、数ヶ月にわたる元彼女への復縁要求、電話での恫喝行為の真偽は不明ながら、この報道に対してネット上では、
- イヤミ課長はドラマの中での役柄。リアルで恫喝課長やっちゃあダメでしょ! 売れてる最中に勿体ないなあ!
- 『相棒』で犯人役を演じ、騒動で会社を解雇され元カノにもフラれ、その騒動の原因の少年2人と心中しようとしたことを思い出す。
フィクションではなく地で演じていたのかも - 裏の顔や二面性がある事が役に影響を与えていたのかもしれないが、ここまでクズだったとは驚き
- 別れた女性を執拗に追いかけ回して罵声を浴びせるって、やる事が昔から普通の人間じゃない。よく今まで警察に捕まらなかったよ
- 昔を知っている者としては、この人がなぜこんな人気になったのか分からないし、そもそもなぜいい人イメージになったのかも分からない
- この話が真実かはおいといて、監督としては使いにくい俳優さんになってしまっただろうな…。
この人出して映画作っても、やらかしてお蔵入りとかになったらたまったものではないだろうし。 - 紳助を恩人としてるから必然的な系譜。何を教育され影響されたのか行動が物語った結果なんだろうね。
せっかく売れて個性的唯一無二を目指せる俳優なのに残念だ。 - 女性をモノのように扱う人だったとは…もう人として終わってます。
性格は直ぐには直せないとしても、しっかり反省して被害者に対して心からの謝罪をして欲しい - こういった形で素晴らしい俳優が消えるのは残念。数十年前の話だし、この業界当たり前のようにそんなことはあったんだろうと容易に推測できます。なぜいまさら告発?とも思うけど。
- スカッとジャパンの馬場課長が好きだった娘がこのニュースを知ってショックを受けていた。
今回のこの件は被害に遭った方以外にも、ファンも傷つけてるってことをわかってほしい。
などの声が上がっています。
木下ほうかさんは結婚歴が1度も無く、その割には女性関係の噂は皆無で、悪いものも含めてこれまでに見聞きしたことが無かったことから、週刊文春での女優2人の告発には大きな衝撃を受けましたし、よくこれまでこうした問題行為が表に出てこなかったなと思いましたね。
木下ほうかさんの記事が出る前に、大騒動に発展していた俳優・映画監督の榊英雄さんに関しては、実名が伏せられながらも2016年に『週刊大衆』が問題行為を報じていて、業界内でも悪い噂が飛び交っていたことも明らかになっており、タレントの橋本マナミさんは先日放送のワイドショー番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、20年ぐらい前から榊監督の女癖の悪さは聞いていたと明かしています。
一方で木下ほうかさんに関しては、今のところ週刊文春で告発した女優以外から被害の訴えは出てきておらず、女性自身が今回報じている話も数十年前の交際トラブルで、それほど大きな衝撃を受けるようなものではありません。
しかし、週刊文春に被害を告発した女優の1人は、木下ほうかさんと関係を持った後にある映画監督から「君も『ほうか牧場』の1人なんでしょ?」と言われたそうで、「木下は20代前半の女優を狙って『業界の常識だから』と性行為を迫っていたようです。何人も柵の中に女優を“飼っている”からそう言われていたと……」
と明かしており、今後も告発が相次ぐ可能性があると判断し、事務所の契約終了やドラマ降板、そして芸能活動無期限休止を決断したのかもしれないですね。
そして、木下ほうかさんは28日に出した謝罪コメントで、「このようなことをした私が今後、皆様の目に触れる芸能活動を続けることは出来ません」としながら、芸能界引退ではなく活動休止としており、いつか復帰するつもりのようですが、今後も卑劣な行為の告発が相次いだ場合には、復帰は絶望的な状況となりそうです。