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有村架純の『あまちゃん』台本流出経緯と原因。ヤフオク!等で販売、週刊誌がトラブル報道

有村架純のドラマ・映画台本が大量流出騒動。母親が第三者に処分依頼も転売発覚し…事務所が声明発表

女優・有村架純さんが使用したNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』の台本などが、第三者の手に渡ってネットオークションサイトで転売され、トラブルに発展していたことが明らかになりました。

有村架純さんの台本流出トラブルは、週刊誌『週刊新潮』や『NEWSポストセブン(小学館)』などが伝え、この報道を受けて所属事務所『フラーム』が声明を発表しました。

フラームは公式サイトで台本が流出した経緯について、「本人の実家で保管しておりましたが、保管スペース確保のため業者の方に機密書類として廃棄を依頼いたしました。その際に一部が転売されていたことは確認できております。」と説明しています。

続けて、「思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です。現在は、弁護士を通じて当該業者の方に回収を求め、概ね回収できております。」と現状を報告したうえで、再発防止に努めていくとしています。

週刊新潮とNEWSポストセブンは、有村架純さんの母親から台本の処分を依頼され転売したAさんと、台本を購入したBさんに取材を行い、事の経緯を詳報しています。

第三者を通じて流出した台本は約250冊に及び、有村架純さんの出世作となった『あまちゃん』のほか、ドラマ『ハガネの女』、『11人もいる!』、『三毛猫ホームズの推理』、『ぼくの夏休み』、『つるかめ助産院〜南の島から〜』、『お助け屋☆陣八』、『スターマン・この星の恋』、『ようこそ、わが家へ』、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』、『ストロボ・エッジ』、『思い出のマーニー』など、2015年以前に出演した作品の台本が転売され、計51万円で取引されていたそうです。

<↓の画像が、転売された有村架純さんの名前入り台本の写真>

オークションサイトに台本を出品したAさんはNEWSポストセブンの取材に対して、「私は有村さんのお母さんと、地元が同じで飲み友達でした。古い台本は、有村さんのお母さんが保存していたんだと思います。ある時、有村さんのお母さんから台本の焼却処分を頼まれたんです。しかし、正直ちょっと魔がさしてしまい、焼却せずに持ち帰ってしまった」と語り、その後Aさんの会社経営が行き詰まり、自宅で保管していた台本を51万円で転売したそうです。

そして、オークションサイトで転売されていることを知ったフラームは、購入者に51万円を支払って大半の台本を回収したそうで、Aさんは取材に対して、「私の軽率な行動で有村さんのお母さんの信頼を失ってしまい、とても後悔してます。」と語っています。

一方の週刊新潮は、Aさんから台本を購入した自営業者・Bさんに取材を行い、台本を購入した経緯を聞いたところ、10月にオークションサイトで『あまちゃん』の台本全巻セットが出品されているのを発見し、出品者に連絡したところ有村架純さんの出演作の台本が大量にあるとして、「翌日に全部持って行くから見てほしい」と言われたそうです。

<↓の画像が、流出した有村架純さんの台本の一部>

約束通り翌日に、黒いベンツを運転してAさんが自宅を訪ねてきたといい、「建築関連を広く手掛けているという青木さん曰く、『自分は架純ちゃんのお母さんと知り合いで、お母さんが飲食店を出すときには内装などを手伝った』と。有村さんの台本は、彼女が完全に東京に拠点を置く前の作品だから実家にあったのだという説明でした。そして『これから能登に行ってボランティアをしたいが、300万円が必要』『台本を全部買い取ってくれたらありがたいんやけどな』と持ち掛けられたのです」と明かし、商談の末に51万円で取引が成立したとのことです。

こうして約250冊の台本を手にしたBさんはその後さらに、読み終えた台本をSNSやネットオークションサイトに出品したところ、12月に入って青木さんの方から「転売しましたね! 問題になってます」「返金するから、すぐに事務所へ台本を送ってほしい」との連絡があり、フラームに台本を送ったといいます。

このトラブルに対してネット上では、

などの声が上がっています。

ヤフオク!などでは、関係者から流出したとみられるドラマや映画の台本が複数出品されているほか、台本の買取販売をしている古本屋なども複数存在し、中には『あまちゃん』の台本を販売しているところもあります。

もしまとめて転売したり有村架純さんの名前が入っていなければ、こうした騒動に発展することもなかったのだろうと思います。

このトラブルの発端は、有村架純さんの母親が飲み友達に処分を依頼したことにあり、男性とは恐らく付き合いが長く、信頼しきっていたのだろうと思いますが、台本は著作権や機密保持の観点から、関係者以外への譲渡や貸与などは禁止されており、母親の認識が甘かったことが大きな原因ですし、台本処分について有村さん本人に確認を取っていたのかどうかも気になるところです。

いずれにせよ、今後また同様のトラブルが発生しないように、台本は全て有村架純さんが保管、処分をした方がいいでしょうね。

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