人気お笑いタレント・有吉弘行(39)さんのレギュラーラジオ番組『有吉弘行の SUNDAY NIGHT DREAMER』にて、不適切な発言があり番組内で謝罪する事態がありました。
同番組は2010年4月からスタートした番組で、放送内容は有吉さんがテレビでは決して言えないような内容の話や、普段の不満の捌け口となっているためこれまで危ない話をしてきましたが、このような謝罪をするのは初めてです。
果たしてどのような話が引っ掛かってしまったのでしょうか…。
この日の番組で、アシスタントのデンジャラス・安田和博さんが、女性アナウンサーへの登竜門といわれている「ミス慶応2013」の結果を読み上げていました。
過去のミス慶応出身アナウンサーの名前が紹介されるとたびに有吉さんは「結婚したい」と発言。
安田さんは、「ミス慶応2013」のグランプリに輝いた宇内梨沙さんが「マスコミ関係に進みたい」と語ったことに触れ、「そんなに（有吉さんが）結婚したいって言うんだったら、マスコミ関係にくるわけですから、そりゃ（グランプリに輝いた宇内梨沙さんに）会うでしょう？」と有吉さんに質問した。
これに対し有吉さんは「会うけどさ、こんなマスコミに入って一年目の人に『結婚して下さい』って言うの、気持ち悪すぎない？」「バカやろうかよ！何新人に手出してくれてんだよ、キチガイ」などと興奮ぎみに返しました。
そして、すぐに「ダメなこと言っちゃった、ごめんなさい、ほんとに。久々に言っちゃいました」と有吉さんは謝罪。
そして、番組中盤で安田さんが「今夜、番組内で不適切な発言がありました。訂正し、お詫びいたします」と正式に謝罪しました。
これにネットでは、
「麻生の口真似は笑いにする馬鹿メディア」
「アメリカではインディアンという言葉自体が差別用語。インディアン嘘つかないなんて歌放映できないぞ。」
「こういうのも言葉狩りだよな」
「使ってはいけないタブー化させることでより差別してるように思える」
「このせいで巨人の星も観れたものじゃない」
などのコメントがありました。
この発言の他にも、デンジャラスの安田さんが富士山マラソンに参加したことを話している時に、30km時点でタイムがギリギリで失格になってしまいそうになったそうなのですが、そうなりそうだったことを”足切り”という言葉を使い表現しているのですが、この言葉は放送禁止用語にされているため、この発言に対しても謝罪したことが考えられます。
最近では、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)でも差別用語を使用し問題になり、謝罪することがありました。
それは同番組に出演しているタレントの曽田茉莉江さんが、“10秒しりとり”というコーナーでTOKIOの山口達也さんとしりとりをしている最中に、外斜視を表す不適切な表現”ロンパリ”という言葉を使用し謝罪に至りました。
生放送であるためある程度はしょうがないと思いますが、汚い表現、差別となるような言葉を使用しないよう気を付けてもらいたいですね。