お笑いタレント・有吉弘行さん(ありよし・ひろいき 50歳)が25日夜にX(旧ツイッター)を更新し、週刊誌の報道に対して「命令、要求なんでも従いますので どうか家族の盗撮やめてください」などと切実に訴え、ネット上では様々な声が上がっています。
有吉弘行さんはXで週刊誌の報道に不快感をあらわにし、「盗撮をして。一般人の写真を載せたり 生後数ヶ月の子供の写真に未成年の犯罪者みたいにモザイクかけてまで掲載。まあイヤでしょ。週刊誌の人って家族いないんですね。スゴっ これ訴えると倍返しなんですよね。怖っ!」
と投稿しました。
続けて、「土下座しますし 芸能人の情報タレコミますし お金もある程度払います 命令、要求なんでも従いますので どうか家族の盗撮やめてください。」
と切実に訴えました。
<↓の画像が、有吉弘行さんのX投稿写真>
有吉弘行さんは記事の詳細には触れていませんが、恐らく6月14日発売の『フライデー』に掲載され、25日にネット配信された【有吉弘行&夏目三久 新セレブスポットを夫婦で満喫「リラックスショット」】と題した記事に反応したとみられます。
記事では、有吉弘行さんが元フリーアナウンサーの妻・夏目三久さん(40)と今年3月に誕生した子供(性別は非公表)を連れて、昨年11月オープンの複合施設『麻布台ヒルズ』を訪れ、地下のスーパーで買い物していたことを伝え、子供の全身にモザイクをかけつつ家族3人のプライベート写真も掲載していました。
<↓の画像は、麻布台ヒルズで家族と買い物をしていた有吉弘行さんの写真>
夏目三久さんは2021年4月に有吉弘行さんと結婚し、同9月末をもって全レギュラー番組を降板して芸能界を引退したこともあり、子供も含めた家族写真の掲載を巡ってはネット上でも物議を醸していました。
そして、有吉弘行さんのX投稿に対してネット上では、
- マスゴミだよなあ
- 子供撮るのはマジでクソ
- 有吉嫌いだけど、しつこく付け回したり、盗撮したりはかわいそう
- マジで週刊誌は全部潰れた方が良い
- そろそろ無敵のYouTuberとかが週刊誌記者の家族に粘着とかやりそうだよな 報道の自由って言いながら
- こいつも上品な仕事はしてないし週刊紙のゴシップ見てゲラゲラ笑ってた方やろ
- 散々週刊誌のスキャンダル、ゴシップネタで他人弄ってきて今の地位手に入れたのに自分がされる側になるとTwitterでお気持ち表明してファンネルに攻撃させるとかダサすぎでしょ
- 裁判したほうがいい 松本みたいに休業して 育休だと思ってガツンと休め
- 100歩譲って有吉本人はいいとしても、子供は一般人なんだし撮ってやるなよ
などの声が上がっています。
有吉弘行さん自身もテレビやラジオ番組などで、週刊誌の報道をネタにトークすることも少なくないのですが、夏目三久さんと結婚して以降は、自身のプライベートに関する報道に怒りをあらわにするようになっています。
夏目三久さんとの結婚から1ヶ月後にXで、「ずーっと盗撮されてるの中々気持ち悪いなぁ。バイト代欲しいな。。」とつぶやき、親族のもとにも記者が来ていることを明かし、「頭おかしいだろ」などとラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で語っていました。
また、『女性自身』が夫婦のプライベートを写真付きで報じた際には、「勝手に盗撮されて、勝手に妄想で話しされたらさ、記事でも何でもないだろ」などと訴えていました。
昨年2月に『週刊女性』が、有吉弘行さんが4億円超えの超高級マンションを購入したことを報じた際にも、記者がマンション住人に取材を行っていたことに対して「気持ち悪い、最悪な人間だな」などと激怒しています。
昨年3月には、亡くなった叔母についてラジオで言及し、週刊誌記者のせいで叔母が腰の骨を折る大ケガを負い、それが原因で亡くなったと衝撃告白もしています。
有吉弘行さんはこれについて、「ピンポンピンポンって押されてね、足も悪いのにピンポン鳴ったからって出てったらね、転んでね、腰の骨を折りましたよ。記者のせいで。死にました、ほんで」「いいですよ。うちの叔母が記者のせいで死んだとしても。持ちつ持たれつですから」「言ったってしょうがないから。証拠もないし。記者のせいで腰の骨を折ったけど。まあ、その腰の骨のせいで死んだけど。それが記者のせいだとは100%言えないから。まあしょうがないわ」
と、淡々と語っていました。
有吉弘行さんは“持ちつ持たれつ”と言いつつも、こうしたことも背景にあり、週刊誌記者を目の敵にしているとみられます。
そして、今回のプライベート写真を巡る問題についてですが、『法律事務所アルシエン』の清水陽平弁護士は『弁護士ドットコム』の記事で、夏目三久さんはすでに芸能界を引退しているものの、元有名人であることから一定の注目が集まることは仕方がない部分もあり、さらに撮影場所も公衆の場で撮影態様も悪質とは言えないこと等から、肖像権侵害に問うのは難しいラインとしています。
ただ、パパラッチのようにプライベートを執拗に追いかけ、取材していた場合には、平穏生活権の侵害となる可能性もあるとのことです。
今回のフライデーの報道を巡り法的に争うというのは難しいようで、有吉弘行さんのこれまでの発言から、そこまで大事にすることは考えていないのだろうと思います。
しかし、「どうか家族の盗撮やめてください」などと強く訴えており、ネット上でも大きな波紋を広げ週刊誌バッシングが過熱していることから、週刊誌サイドも芸能人の家族とのプライベート報道を巡っては、法律的には問題ないとしても色々と改めていく必要がありそうです。