テレビの企画制作プロダクション「ビーワイルド」の代表取締役社長で、これまでに映画のプロデューサーとして映画『舞妓Haaaan!!!』、『クライマーズ・ハイ』、『なくもんか』、『血と骨』などの制作に関わっていた若杉正明さん(49)が、友人の会社員に嘘の出資話をして約3000万円を騙し取ったとして、詐欺の容疑で警視庁に逮捕されたことが分かりました。
若杉容疑者は、だまし取った金を借金の返済に充てていたとみられていますが、取り調べに対し「騙すつもりはなかった」と容疑を否認しているといいます。
これにネットでは、
- クライマーズハイとかすばらしい映画だったのに・・・何がこの人をダメにさせたのでしょうか・・・。残念です。
- 作品を汚すなよ。
- 一寸先は闇だな。せっかくのキャリアもこれでパアかな。でも犯罪者に甘い業界だから、2,3年後には普通に仕事してそうだけど
- この制作会社の社員さんは全員終了だね
- 何ですぐバレるようなことを…
などのコメントがありました。
若杉容疑者の会社「ビーワイルド」が映画プロデューサーを務めたのは、2009年に公開された映画『なくもんか』が最後だったようなのですが、この映画のギャラの支払いを巡り同映画に出演していたカンニングの竹山さん、俳優の塚本高史さんが所属する芸能事務所「サンミュージックプロダクション」とトラブルになり裁判を起こされています。
この裁判は結局ビーワイルド側がギャラの未払いを認め、この裁判は終了したのですが、この頃から非常に厳しい経営状態にあったことが伺えます。
そして今回逮捕された容疑同様に、若杉容疑者は有名俳優や女優の名前そして作品名を出して、個人や法人から出資を募りそれを騙し取っていたという噂があり、今後余罪が出てくる可能性は高いでしょうね。