日本バレーボール協会が、有力女子選手の日本国籍取得巡り書類の偽造未遂発覚。コンプライアンス委員会が調査
元バレーボール日本代表・川合俊一さん(62)が会長を務める『日本バレーボール協会(JVA)』の幹部が、国に提出する書類の“偽造”を試みていたことを『共同通信』が報じ波紋が広がっています。
日本バレーボール協会の幹部は、2018年から日本でプレーしている“バレーボール女子の有力選手”の日本国籍取得を進める中で、シーズンオフ中に出生国に長期間帰国していると国籍取得に不利になることが分かり、協会幹部が国に提出する上申書の偽造を試みたそうです。
その手口については、「協会幹部は、選手の帰国が、Vリーグのチームの命令による出張だったと見せかけるため、『技術向上のため研修として出張を命じていた』とする虚偽の内容の上申書を作成。その上で、選手が2023年まで在籍していたVリーグのチーム責任者に対し『申請が通るか通らないか瀬戸際の局面』などとし、署名と押印を求めた。」
としています。
しかし、有力選手の元所属チームが書類へのサインを拒否したことにより、結局はその偽造書類は提出されなかったものの、日本バレーボール協会のコンプライアンス委員会が一連の行為を問題視し、現在調査を進めているとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- これが人気にアグラを書いているバレーボール協会のお偉方のする事
- バレー協会終わってんな。上申書を偽造って先進国がやることじゃないだろ。
不倫監督の食事に会長が同席したり、日本代表に係る人のやることじゃないよ。とりあえず関わったやつ全員辞任しろ - 自分たち協会側のミスで国籍変更したにも関わらず日本代表として参加できない事態になってそれを何とかごまかそうとしたってことか ほんとに呆れるね
選手に対しても不誠実だし文書偽造とかあり得ないね バレーボール協会もテコ入れしないとダメだと思うよ - 箕輪幸選手の話であるなら、もう大問題ですね。協会のミスは、1人の選手の夢を潰しただけでなく、日本女子バレー界からしても大きな損失。
ミスしたってだけで呆れてたけど、偽造試みてるとかもう話にならん。選手が頑張っても協会がこういう感じならもう救えない。
などの声が上がっています。
日本バレーボール協会はつい先日も、海外出身選手の国籍変更を巡る不手際を報じられており、バレーボールファン等の間で物議を醸していました。
その内容は、2018年から日本でプレーし、出生国の代表として国際大会にも出場経験がある女子選手が、2022年に日本バレーボール協会関係者から「国籍変更すれば代表入りできる可能性が高い」などと言われ、五輪に出場したいとの思いから、日本人男性と結婚後に国籍取得手続きを進めたそうです。
『国際バレーボール連盟(FIVB)』は2023年6月に、「代表歴がある選手は、国籍を変えても所属協会の変更は認めない」というルール改定をしており、施行までに90日間の猶予期間が設けられていました。
猶予期間に、国籍変更を進めているなどの理由で救済措置が認められる可能性がありましたが、日本バレーボール協会の幹部がそれを把握してなかったことで必要な手続きを取らず、日本代表資格を得られない事態になっているとのことでした。
なお、その選手は2024年に日本国籍を取得し、今年5月末には所属していた日本のチームを退団したそうです。
各報道の内容から、この2件の問題は同じ選手を巡るトラブルとみられますが、日本国籍取得を巡って偽造文書を国に提出しようとしたり、規約をしっかりと把握しておらず日本代表入りができないという最悪の不手際をやらかし、この選手が不憫でならないですね。
ちなみに、これまでに伝えられている情報に当てはまる選手は、フィリピン出身の蓑輪幸選手(みのわ・さち 旧名=アライジャ・ダフニ・アントニオ・サンティアゴ 29歳)で、箕輪選手は2014年からフィリピン代表を務め、2018~2023年にSVリーグ(旧・Vリーグ)『埼玉上尾メディックス』でプレーしていました。
<↓の画像が、箕輪幸選手の写真>
2021-2022シーズンは、リーグのブロック率トップの成績で「ブロック賞」、2022-2023シーズンはポジション別に最も活躍した選手に贈られる「ベスト6賞」などを受賞。
2023~2025年は『大阪マーヴェラス』(旧・JTマーヴェラス)でプレーし、2023-2024シーズンは「敢闘賞」「スパイク賞」「ブロック賞」「ベスト6賞」を受賞しました。
プライベートでは2022年に、埼玉上尾メディックスや日本女子代表の元コーチ・蓑輪貴幸さん(33)と結婚しました。
<↓の画像は、箕輪幸選手と夫・蓑輪貴幸さんの写真>
そして、昨年8月に日本国籍取得をインスタグラムで発表し、「国籍を変更することは決して簡単な決断ではありませんでした。夢を叶えるために多くの犠牲を伴いました。」「これは私の夢のためです。私たちはキャリアを重ねると共に年齢を重ねます。また、どのくらいの期間プロバレーボール選手としていられるか分かりません。私が今わかっていることは、家族のために、夢のために、私を信じて支えてくれている人のために、神から与えられた才能を信じて私は全力を尽くすということです。」
などと綴っていました。
一連のトラブルは、箕輪幸選手に関することなのかどうかは定かではないものの、有力選手の日本国籍取得と日本代表入りを巡って、日本バレーボール協会による複数の問題が明らかとなり、コンプライアンス委員会と第三者委員会がそれぞれ調査を進めているとのことですが、協会としてあってはならない問題に対して、今後どういった対応をしていくのか注目していきたいです。
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- https://www.tokyo-np.co.jp/article/410059?rct=sports
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