芸トピ

清水富美加の出家騒動、能年玲奈の事務所独立問題でレプロエンタテインメントの闇が判明? ガッキーも被害者の1人か?

新垣結衣も過労で長期休養の過去?『レプロ』はブラック事務所で業界も問題視? 清水富美加、のん(能年玲奈)同様に低い給料で…

女優・清水富美加さん(法名=千眼美子 22歳)が12日、宗教法人『幸福の科学』に出家したことを発表、17日には告白本『全部、言っちゃうね。~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』を出したことによって、所属事務所『レプロエンタテインメント』(以下レプロ)と泥沼の争いを展開しています。

清水さん側の主張については怪しい部分も多々あり、批判的な声も多く上がってはいるのですが、レプロは2015年にも女優・のんさん(旧芸名・本名=能年玲奈 23歳)との間でトラブルが発生し、両者の争いは未だ解決していないという状態にあり、のんさんについても仕事量に見合わない安い給料だったこと、仕事を干されたことなどを訴えていることなどから、レプロは「ブラック事務所」だという声がより高まっています。

<↓の画像左が清水富美加さん、右がのんさん>

そうした中で唯一の明るい話題となっているのは、看板女優である“ガッキー”こと新垣結衣さん(28)が主演のTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(略称:逃げ恥)が大ヒットし、新垣さんに対する世間の評価がさらに高まっていることで、今年秋に公開が決定した俳優・瑛太さん(34)とのW主演映画『ミックス。』にも注目が集まっています。

<映画『ミックス。』でW主演する新垣結衣さんと瑛太さん>

そんな新垣さんについても約10年前に、過労などによって長期休養することが報じられたことがありました。

これは2007年11月28日付の『東京スポーツ』(東スポ)が報じたもので、新垣さんは2006年~2008年にかけて江崎グリコ『ポッキー』シリーズのCMなどに出演し、これがきっかけで大ブレーク。

<↓の画像は、ポッキーのCMに出演していた頃の新垣結衣さんの写真>

同時期には数多くの映画やドラマ、CMに出演しており、2006年4月期に放送のドラマ『ギャルサー』、同7月期放送の『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(ともに日本テレビ系)、2007年7月期放送の『パパとムスメの7日間』(TBS系)、2007年公開の映画『恋するマドリ』、『ワルボロ』、『恋空』のほか、アニメ映画『超劇場版ケロロ軍曹』、テレビアニメ『デジモンセイバーズ』(フジテレビ系)で声優にも挑戦。

『恋するマドリ』では主題歌『メモリーズ』も担当、歌手デビューも果たしており、音楽番組にも出演していました。

当時19歳だった新垣さんは、同年代の女優の中でトップクラスの人気を誇っており、同時に多数の仕事をこなしていたことで疲労がピークに達してしまったようで、東スポによれば、新垣さんは「疲れた!」「きつい…」とこぼしていたといいます。

<↓の画像は、当時東スポが報じた記事の一面>

記事ではテレビ関係者が「どうも過労によるものだそうです。今年のガッキーは1年を通して働きっぱなしで、まともな休みは5日間ぐらい。今月2日には映画の完成会見30分前に、突然腹痛を訴えてダウンしましたよね。あれも疲労が原因のようです」と証言していました。

そして、レプロとしても新垣さんが身体を壊す前に、1度リフレッシュさせようという決断を下したそうで、2008年1月期の連ドラの出演オファーが来ていたものの体調を優先して断り、2008年1月から最低でも3ヶ月は休養させることを決定。

状況によっては長引く可能性もあるとし、休養中は沖縄の実家に帰省し休む予定で、すでにテレビ各局には休養することを伝達済みとのことでした。

東スポはレプロにも取材を行っており、「1月から休みに入るのは事実です。いつまで休むかなどは、まだ分かりません」という回答だったと伝えていました。

しかし、新垣さんは同日に自身の公式ブログ(2008年に閉鎖)を更新し、「『新垣結衣、長期休養』と報じられていましたね。あの、別にユイ休養しません。今の所、事務所からそんな話はされていません」と完全否定。

今後については、「これからの活動としてはしばらくの間、音楽方面に集中していく事に多分なると思います。あと、雑誌とか、CMとかね」と報告。

東スポが報じた過労については、「確かに、『恋空』完成披露舞台挨拶の時には体調を崩しお騒がせしましたが、今のうちに万全にして、来年に備えようと思います」「ずーっと芝居の仕事が立て続けに入っていた時に比べれば、最近のスケジュールはかなりゆったりしていて、睡眠もたくさんとれているので大丈夫ですよ」とし、「実家で休むとか予定はないです。東京で仕事をしてます」と綴っていました。

こうして新垣さん本人が完全否定したことから、東スポの報道は「ガセネタ」だったとされていたのですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』が25日に配信した記事によれば、この報道をめぐってレプロが東スポに猛然と抗議していたとのこと。

さらに、「最後は、同社の後ろ盾だった“芸能界のドン”ことバーニングプロの周防郁雄社長を動かし、東スポを屈服させたのだが……」と週刊誌の芸能記者が語っています。

なお、新垣さんは2008年7月期放送のドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)までドラマには出演しておらず、前年までと比べて仕事量が減少しており、東スポが報じていた通り仕事をセーブしていた様子でした。

そして、当時の新垣さんについて大手芸能プロダクションの関係者は、「新垣も、のんや清水のように薄給で、かなり過労気味だった。しかし、レプロは勢いがあり、周防氏もしっかりバックアップしていたため、表立って企業体質が批判されることはなかった。」と証言しています。

今回の騒動を受けて、タレントたちの労働条件や環境などが見直されるのかどうかは不明なのですが、『幸福の科学』側が12日に行った会見では、清水さん同様に若い役者たちが「死にたい」と言っていると、清水さんが語っていたことも明らかにされており、再び事務所とタレントのトラブルを発生させないためにも、改善していくべきなのではないかと思いますね。

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