女優・剛力彩芽さん、武井咲さん共に“オスカー3人娘”として、芸能事務所『オスカープロモーション』に“ゴリ押し”されていた忽那汐里さん(くつな・しおり 27歳)が、昨年末にオスカーを退社していたことが明らかになりました。
これは週刊誌『週刊文春』の取材で明らかになったもので、昨年12月にオスカーを退社し、すでにオスカーの公式サイト上からもプロフィールページなどは削除されています。
芸能関係者は、「忽那が2019年12月でオスカーを退社したのは事実です。ハリウッドで活躍するために離れていったと聞いています。」
と語っています。
また、テレビ局関係者も忽那汐里さんのオスカー退社理由について、「心機一転したかったのかもしれません。(中略)彼女はオーストラリア出身で、そもそもハリウッド指向の強い女優さんだったんです」
と明かしています。
忽那汐里さんはオーストラリア・シドニー生まれの帰国子女で、14歳まではシドニーの学校に通い、2006年に来日してオスカー主催の『全日本国民的美少女コンテスト』に参加、審査員特別賞を受賞したことで芸能界に入りました。
2007年には武田鉄矢さん主演ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)で女優デビューを果たし、オスカーの猛プッシュを受けて様々なドラマや映画、CMなどで活躍、2011年放送の松嶋菜々子さん主演『家政婦のミタ』(日本テレビ系)への出演で大きな注目を集め、2013年には『日本アカデミー賞』の新人俳優賞を受賞しました。
<↓の画像は、『家政婦のミタ』出演時の忽那汐里さん等の写真>
2018年には海外作品『The Outsider』『オー・ルーシー!』『デッドプール2』に出演し、英語力を活かして海外作品にも積極的に出演しています。
<↓の画像は、『デッドプール2』出演時の忽那汐里さんの写真>
一方のプライベートでは、オスカーが設けている「25歳まで恋愛禁止」というルールを破り、俳優・松田翔太さんとの熱愛スキャンダルを2013年2月にスクープされ、同年には2年前から通っていた大学も仕事との両立が難しく中退しました。
忽那汐里さんは中学まで海外で生活していたこともあり、自由奔放な部分があったとされ、過去には彼氏の子供を極秘出産したとの真偽不明の噂が流れたこともありましたが、これについては本人がキッパリと否定しています。
その後、オスカーは忽那汐里さんのゴリ押しをストップし、国内での仕事は減少していたのですが、日本を飛び出して海外作品で活躍する姿を見せていました。
しかし、昨年末をもってオスカーを退社していたことが明らかとなりネット上では、
- この人は海外で活動したほうがウケそうな気がする。英語ペラペラだし。
- オスカーは大手だけど、タレントさんの良さが生かせていない印象。
- 三人娘っていうより、ゴリ押しトリオって感じじゃない。売れているとされた時期から一部では評判悪かったよ。
それにしても、揃いも揃って大変な事になっていますね。しかも、それぞれが別の理由で追い込まれていく感じ - 汐里ちゃんはもともと外国育ちで、密着番組で「日本で仕事するうちにアイデンティティがブレて自分は何者なのか?って悩んだ」って言ってたし、母国と感じる育った国とか、海外で活動するのが精神的にも安定するのかも。
結局日本は両親の国、自分は外国人という感覚がとれなくて苦しかったんだと思う。 - オスカーって、米倉涼子や上戸彩以外は厳しいよね。福田沙紀は性格悪くて干されたし。
- 藤田ニコルに宇垣美里、、、昔のモデル事務所というよりも、今は色モノ事務所というイメージ。
- 正直、オスカーのタレントでテレビ局が必要としているのは米倉涼子のみ。上戸だっていなきゃいないでどうにでもなる。
オスカーも米倉のご機嫌だけは伺ってるって話だから、米倉の価値が下がるようなトラブルがあったらオスカーは終わるな。 - お笑い部門を清算した途端に、元所属の『ぺこぱ』がブレイクするなど、現経営陣に残念ながら?と思ってしまう。
などのコメントが寄せられています。
忽那汐里さんは14歳まで海外で生活していたこともあり、日本の習慣などにイマイチ馴染めないとの話を以前からしていましたし、英語も堪能なことから、オスカーを退社して海外のエージェントなどと契約し、海外を中心に活動した方が活躍の場を拡げられるかもしれないですね。
実際のところ、本人は今後どのような活動をしていきたいのかは分かりませんが、忽那汐里さんはまだ20代後半なので、引き続き様々な挑戦をして活躍する姿を見せてほしいです。
そして、オスカーでは忽那汐里さんだけでなく、韓国出身でモデル・タレントのヨンアさん(34)も、3月をもってオスカーとの契約が終了するとの話が『週刊女性』と『週刊文春』に報じられています。
<↓の画像は、ヨンアさんの写真>
『週刊女性』の記事では、ファッション誌関係者がヨンアさんの退社理由について、「このままオスカーに所属して芸能活動を続けるより、自身のファッションブランドに力を入れたいという気持ちが大きくなっていったといいます。(中略)今後は同世代の働きながら子育てする女性に向けて活動していくのでしょう。彼女は3月が契約更新時期ですが、今回は更新しなかったため、退社ということになったそうです」
と語っています。
他にも、ますだおかだ・岡田圭右さんの長女でタレント・女優の岡田結実さん(おかだ・ゆい 19歳)も、3月末をもってオスカーを退社すると1月に『週刊女性』が報じていたのですが、『週刊文春』の記事でも岡田さんが退社するとの話が出ているとしています。
<↓の画像は、岡田結実さんの写真>
このようにオスカーのタレント退社が相次いでいる背景には、次期社長と目されている古賀誠一社長の義理の息子の振る舞いにあるとされています。
2017年から2018年にかけては、マネージャーの大量退社が起きていると『週刊文春』も報じられていたのですが、ついにタレントの退社も発生する事態となっているようです。
オスカーは次世代を担う若手女優が育っておらず、現在も女優部門の稼ぎ頭は米倉涼子さんと上戸彩さんの2人で、以前まで活躍していた武井咲さん、菊川怜さん等は結婚、出産によって仕事をセーブし、剛力彩芽さんもプライベートを優先させたことで仕事が激減しており、忽那汐里さん、岡田結実さん等の退社は大きなダメージになるのではないかと思います。
今後の社長交代によってさらに人材流出が進めば、オスカー崩壊といったことになりそうな雰囲気も漂っていますが、果たして今後どういった展開を迎えることになるでしょうかね。