徳永英明が体調不良で倒れ病院搬送。脳の病気発症で活動休止や手術経験あり心配の声。

歌手の德永英明さん(57)が4日午後、体調不良で救急搬送されていたことが明らかになりました。

『日刊スポーツ』によると、徳永英明さんはこの日、東京都内の事務所でスタッフと打ち合わせをしていたところ、突然激しい立ちくらみのような症状に襲われ、しばらく横になっていたものの、スタッフが大事を取って救急車を呼んで救急搬送されたそうです。

病院では簡易検査を受けて念の為入院し、5日に大事を取って精密検査を受ける予定とのことですが、徳永英明さんは意識もあり元気な様子で、もし精密検査結果に問題が無いようであれば、8月18日からスタートした全国ツアーの公演を行うといいます。

この報道を受けて、徳永英明さんの公式サイトが5日に更新され、激しい立ちくらみのような症状によって救急搬送され、4日に入院し5日に精密検査を受ける予定だと報告し、「徳永本人はいたって元気で、問題なければ今週末の新潟、富山でのコンサートも予定通り行う予定です。ご心配をおかけいたしました。これからも応援のほど何卒よろしくお願いいたします。」としています。

＜↓の画像が、徳永英明さんの公式サイト掲載コメント全文の写真＞

突然、激しい立ちくらみのような症状に襲われたという徳永英明さんは2001年5月に、厚生労働省の指定難病で脳血管障害の「もやもや病」（旧称：ウィリス動脈輪閉塞症）のため、ツアー中止や当時出演していたサッカー番組『スーパーサッカー』（TBS系）からの降板を発表しました。

半年後の同11月には「もやもや病」を克服したとして、音楽活動を再開させましたが、2015年末から体調不良を訴えて2016年2月に入院し、診断の結果「もやもや病」だと分かり、「脳梗塞」を発症する恐れがあったことから、約6時間に及ぶ開頭手術を受けました。

術後の経過は良好で、同4月には退院後初のライブイベントを開催し、活動を再開させており、今年7月にはセルフカバーアルバム『永遠の果てに～セルフカヴァー・ベストⅠ～』をリリースし、8月18日～12月2日までの全国ツアーを行うなど精力的に活動しています。

そして、今回再び体調不良によって入院し、検査を受けていたことが明らかとなりネット上では、

• メニエールかな？早く元気になるといいですね。
• いたって元気･･･それを信じます。しっかり検査してくださいね。あなたの声が大好きです。
• 精密検査して、何ともなければいいけどね。お大事にして欲しいな。
• 壊れかけのRadioになっては洒落にならない。無理せずしばらく休養してもよいと思いますよ。
• 脳疾患だとしたら一秒でも早く対応できれば後遺症も少ないし、リハビリすればまた歌えるようになる。しっかり検査して治療が必要ならばしてほしい。

などのコメントが寄せられています。

とりあえずは元気とのことから一安心しましたが、徳永英明さんが発症した「もやもや病」は現時点で原因不明とされている難病で、一度症状が改善されたとしても、再発することもある病気です。

「もやもや病」は脳内に血液が十分に流れないことによって、手足のマヒや言語障害などの高次脳機能障害を引き起こす場合もあり、徳永英明さんが受けたバイパス手術によって再発の可能性は低くなるという調査はありますが、初発時より再発時のほうが症状が重い傾向にあるという報告もあります。

そうしたことなどから、精密検査で特に異常は見られなかったとしても、引き続きあまり無理はしないようにしてほしいなと思いますね。

【追記 9/6 0時5分】
精密検査の結果が5日夜に公式サイト上で発表され、「脱水症状による軽度の脳梗塞のため、1週間程度の入院および経過観察」が必要だと診断されたことを明らかにしました。

これを受けて、8、9日のコンサートについては一旦延期し、今後の公演については経過観察後の状態を見て判断するとしています。

＜↓の画像が、公式サイト掲載のコメント全文の写真＞