俳優の高畑裕太容疑者(22)が23日、宿泊していた群馬県前橋市内のビジネスホテルで40代の女性従業員に性的暴行した上で、ケガを負わせたとして強姦致傷容疑で逮捕され、番組などで共演した事がある芸能人からは、高畑容疑者の自由奔放な言動を指摘する声が上がっているほか、女性の共演者やスタッフらに言い寄っていたことも明らかにされています。
そうした中で、高畑容疑者が通っていた桐朋学園芸術短期大学時代の同級生が週刊誌『週刊ポスト』の取材に対して、彼の異常な性欲を明かしており、「『やっぱりな』という感じで、驚いてる知り合いはいないと思いますよ。当時から『女癖が悪い』と有名でしたから……」と語っています。
また別の同級生も「タイプの女の子を見つければ、すぐに声をかけていましたし、僕の友達の女の子も強引に言い寄られて困っていた」と明かしているほか、芸能デスクも「共演した女優に過度なボディタッチを繰り返し、クレームを出されたこともあったそうです」と明かしています。
週刊誌『フラッシュ』が報じている記事では、暁星国際高校時代の同級生が取材に応じており、「高校時代から、今回の事件を連想させる行動はあった」と話し、彼は体育会のムードメーカーであるものの、行き過ぎたところもあったといい、「一時期、女子から敬遠されていました。休み時間の教室で男同士でふざけていると、裕太が突然全裸になるんです。女の子たちがキャーキャー騒ぐのを見て喜んでいました」とのこと。
高畑容疑者は何かというとふざけて脱ぎたがることから、陰では「露出狂」というあだ名が付けられるほどだったそうです。
さらに、その当時高畑容疑者には彼女がいたそうなのですが、「性欲が半端ない」と話していたといい、高校卒業後の飲み会でも、女友達に対してしつこくボディタッチをして本気で嫌がられていたそうで、見かねた友人たちからは「裕太、マジで気をつけろよ!」と注意をされていたものの、本人は全く気にする様子は無かったといいます。
その他にも、高畑容疑者が出演していたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』の打ち上げ会場で、「かわいいコとヤりたい!」と大きい声で下ネタばかり話していたと女性スタッフが明かしており、それに対して女性陣はドン引きしていたそうで、高畑容疑者は普段からテンションが高いものの、酒が入るとさらに気が大きくなる厄介者だったそうです。
高畑容疑者は自身の性欲ついてテレビ番組でも度々語っており、今年2月にバラエティ番組『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)に出演した際にも、「僕は超肉食系です」などと告白していたほか、モデル・タレントの藤田ニコルさん、紗蘭さんと東京・原宿でプリクラを撮影するロケをした際には、紗蘭さんの腰を掴みまくって嫌がられるという場面もあり、藤田さんには「やばいよその癖、治したほうがいい」などと注意をされていました。
<テレビ番組で自身の性欲について発言>
<↓の画像が、藤田ニコルさん、紗蘭さんと撮影したプリクラ>
また、2013年3月24日には自身のツイッター上で、「やるせない性欲に駆られてる。あぁ~~~~~~~………。」とツイートしていたことなども明らかとなっています。
<実際のツイート>
そんな高畑容疑者について、母親で女優の高畑淳子さんは26日に行った謝罪会見で、フリーアナウンサーで芸能リポーターの大村正樹さんから「性癖について、気づくことはなかったのか?」「例えば性欲が強いとか、性的嗜好がおかしいとかは?」という質問をされ、「男の子をほかに持っていないので、『男の子ってこんなものかな』くらいのことしかありませんでした。性的な嗜好がおかしいと思ったことはありません」と答えていました。
しかし、以前『女性自身』の対談記事では、ドラマ・映画化されたベストセラー小説『失楽園』の著者で作家の渡辺淳一さんに、「17歳で頭の中がエロスでいっぱい、セクシービデオを抱えて走り回っているような子なんです。ちっちゃい時から『あれ?大丈夫かな?』っていうトンチンカンな子で、思春期に入ってこれが“男”に変わっていくのがもう、どうしていいのかわからなくて……」「うちは、男親がいないものですから、女親の私には想像もできなくて。それで、もう、“キイィ~!”となっちゃうんです。息子は姉に、『オレの性欲が他に活かされたら成績も上がるのになぁ』なんて言ってて(苦笑)」と相談していた事が明らかとなっており、まさかこのような事件を起こすとは思いもしなかったでしょうが、息子の性欲が強いというのは感じていたようです。
そして、これに対してネット上では、
- そういう懸念があったのに危険がイッパイの芸能界に入れたのは親バカの責任じゃないの?
- 隠すハズなのに姉に自身の性欲を語る弟、どう考えても家庭環境がおかしい。母親も家庭環境が歪んでいることに気付いていないね
- 余罪がありそう。今まで下積みがなくて甘い汁を吸っていたぶん、刑務所で長く修行したほうが、本人のためかも。母親がすぐれた女優というのはわかるけど、仕事関係者への謝罪とか、罪を犯した息子を許すことより、まずは息子への戒め、被害者への償いを考えたほうがいいのでは
- これは常習犯かも。今まで何とかなってきたから、調子に乗ってたな。『死にたい』と言って泣いているらしいが、逮捕されなければ何とも思わないでしょ。現に犯行後、部屋のベットで平然と寝てたんだから。
- 突発的な犯行でしかも初犯ならば、犯行後ホテルで大いびきで寝ているのは不自然。余罪があり、強姦は泣き寝入りすると思っているからだろう。なにも考えずの犯行ならよっぽどのバカ。
などのコメントが寄せられています。
思春期に強い性欲があるというのは別に異常ではないのですが、高畑容疑者の場合は成人になってからもその状態が続いていた様子で、場をわきまえずに仕事現場などでも女性共演者らにボディタッチを連発したり、下ネタを言ったりと、自分をコントロールすることが出来ていなかったのが分かります。
事件当日は飲酒しており、それによってさらに衝動を抑えきることが出来なかったことから、性的暴行という卑劣な行為に及んでしまったのだとみられるのですが、被害に遭った女性は心に深い傷を負い、そのトラウマによって男性恐怖症やうつ病などを患う可能性もあり、高畑容疑者が犯した罪はあまりにも重いものがあります。
今後どのような展開を迎えるのかはまだ定かではないのですが、自身が犯した罪を深く重く受け止め、しっかりと罪を償っていってほしいものです。