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広瀬香美の芸名使用禁止を平野ヨーイチ社長が訴える。騒動の経緯や事務所スタッフにパワハラ行為も判明…

広瀬香美の事務所独立問題で社長が会見、パワハラ行為等の裏の顔を暴露。マネージャー28人交代の理由、性格にも問題あり?

『ロマンスの神様』『ゲレンデがとけるほど恋したい』など、ウィンターソングのヒットによって、“冬の女王”という異名を持つシンガーソングライター・広瀬香美さん(ひろせ・こうみ 本名=石井麻美 52歳)が突如、長年所属していた芸能事務所『オフィスサーティー』からの独立を発表したことによって、事務所側が「広瀬香美」という芸名は使用させないと主張したことによって、両者の間でバトルが勃発しています。

芸名の使用を禁じることを発表した翌日の1日には、『オフィスサーティー』の代表で、これまで29年にわたって広瀬香美さんと二人三脚で歩んできた平野ヨーイチ社長が緊急会見を行い、事務所との契約期間がまだ残っている中で、広瀬さんが突然事務所から独立した経緯などが明らかにされました。

平野ヨーイチ社長は代理人弁護士2人を引き連れて会見を行い、今回の事務所独立騒動の発端について、今年2月末に広瀬香美さん側から、『オフィスサーティー』と自身が校長を務める『広瀬香美音楽学校』の代表職を譲って欲しいという要請があり、広瀬さんの主張は、「このままではアーティスト生命が終わってしまうという心配がある。コンサート会場が満員とならないことに事務所に責任がある」「私が代表としてやれば(コンサートが)満員になるし、『ロマンスの神様』時代のスターに返り咲けると思う。3年前から考えていた」「事務所の代表を自分に変えて。代表印も渡してほしい」というものだったそうです。

これに対して平野ヨーイチ社長は、「常識的にできない」と断りつつも、「あなたの思う通りにやる。一切、口を出しません」と譲歩し、「すぐに実印は渡せないが、とりあえず1年間、(広瀬が)代表を名乗る分には構わないので、そこから経営が上向いたら代わるのはどうか」と提案したとのことです。

しかし、広瀬香美さんはこれにも納得せず、「登記上も今すぐ代表取締役じゃないとやる気がしない」などと、すぐにでも代表を交代するよう要求し、これまでに4度にわたって意見交換をしてきたものの、最終的に双方の間で決着せずに物別れに終わったといいます。

代表権の譲渡を拒否した理由については、「免許の更新の仕方も分からないし、病院で薬も受け取れないほどの世間知らずの人が、代表取締役になって会社でフォローできるのか心配があった」と説明しています。

ちなみに、『オフィスサーティー』は1996年に設立した事務所で、当初は広瀬香美さんの印税管理業務を担当し、2010年から広瀬さんのマネージメント業務も担当するようになり、広瀬さんも株主の1人とのことです。

そして、5月21日付で広瀬香美さん側から一方的に専属契約解除の通知書が届き、同28日には広瀬さんが自身のフェイスブック上で『オフィスサーティー』からの独立を突然発表したことから、事務所側は平野ヨーイチ社長が命名したという「広瀬香美」という芸名の使用禁止を求める声明文を発表したとのことです。

事務所側の代理人弁護士によれば、芸名の使用などについては1993年に覚書を交わしているといい、芸名の使用権利は平野ヨーイチ社長にあるとし、使用禁止を求めた理由については、「いったん(使用を)フリーズ(凍結)して、話し合いましょうということ」と説明しています。

また、これまで広瀬香美さんと共に歩んできた平野ヨーイチ社長は、広瀬さんことを本名の「麻美ちゃん」と呼び、「陰ながら、いろんなことに相談を乗ったつもり。デビューの話をビクターとつけたのも私。きょうだいのような関係と思っていた」と密接な関係にあったことを明かしています。

今回の騒動についても、「別に彼女と争いたい、ケンカしたい、揉めたいわけじゃない。今まで広瀬香美としてやってきたアーティストを潰してやりたいとは思っていない」「代表の座にしがみつくつもりはない」「この後、ひょっとしたら彼女から反論があるかもしれないけれど、それに対してまた言い返して醜い争いはしたくない」と語っており、6月中に再び行われるという代理人弁護士同士の話し合いの結果を待つことにするとしています。

今後については、「大人の話し合いができて、彼女の要求も聞き入れて、100%言いなりになれというのは無茶ですが、いくらか、こちらの話しを聞いてほしい。またやろうといわれれば、一生懸命、彼女を助けます」と語っています。

この会見では平野ヨーイチ社長が、広瀬香美さんがこれまでに起こしてきた様々なトラブルについても暴露する場面もあり、「『ロマンスの神様』のあと、一気に性格が変わった。わがまま放題で。ここ8年間で28人くらいのマネージャーが代わった」「強くは言えませんでした」と明かし、その一例として、ある生放送の音楽番組に出演した時にコメントをカットされたことに怒り、男性マネージャーを呼び付けて人前で怒鳴ったことがあったそうです。

また、「女性マネージャーを(壁に)押し付けてケガをさせたことがあり、注意したが『触れただけ』と認めなかった」といい、デビューした頃は「泣き虫麻美ちゃん」だったものの、1993年ごろから「人が変わっていった」と明かし、ライブ会場として使用していた『ビルボードライブ東京』も出入り禁止になっており、その原因は「広瀬が昨年のコンサート本番中、お客さんをからかい、その方が泣いて帰ってしまった。ビルボードがそれに激怒した」と暴露しています。

さらに、最近の広瀬香美さんの様子が変だと感じることがあったと明かし、「自己啓発セミナーが……」と言いかけたところで、代理人弁護士から「聞いてないです!」と制止されるという場面もありました。

そして、この会見を受けてネット上の反応を見てみると、

などのコメントが寄せられています。

広瀬香美さんについては、以前から性格に問題があるという話は出ており、2014年にニュースサイト『サイゾーウーマン』が配信した記事では、広瀬さんの裏の顔を伝えていました。

その記事によれば、広瀬香美さんを担当する事になったスタッフは周囲から「これも修業だよ」と励まされていたそうで、完璧主義的な神経質さから少しでもミスがあると「まるで“イジメ”のような反省を強いていた」といい、ある担当者は広瀬さんを怒らせてしまった際に、自己啓発本を渡されて感想文を提出するように言われるなどしていたとのことです。

さらに、平野ヨーイチ社長が明かしたように、反省が足りないと判断された場合には、多くのスタッフがいる前で広瀬香美さんに電話をかけ、大声で謝罪と反省の言葉を繰り返させられるなどのパワハラ行為があったという音楽関係者の証言を伝えていました。

また、夕刊紙『日刊ゲンダイ』によれば、広瀬香美さんはプライベートで2度結婚しており、2006年に俳優・大沢たかおさん、2008年にコンピューター関係の企業に勤務する1歳年上のアメリカ人のサラリーマンと結婚しているのですが、2度の結婚ともに事務所への報告は後回しだったそうで、これまでかなり身勝手な行動をしていたようです。

しかし、今回の争点となっている芸名の使用禁止については、事務所側の要求は認められない可能性が高いと見られており、もし今後芸名の使用をめぐって裁判に発展したとしても、損害賠償請求などが認められる可能性が低いと言い、「現時点で芸名の商標の権利は発生しておらず、契約書の記載を主張しても独占禁止法にかかって無効になる可能性が高い」と、『レイ法律事務所』の河西邦剛弁護士らが語っています。

一方的に契約を解除したことについても、「所属期間が20年以上と長く、本人に投じたお金を十分回収したと見なされて契約解除できる可能性が高い」といい、最終的には和解の方向で話が進んでいくのではないかとみられています。

広瀬香美さんは1990年代にリリースした『ロマンスの神様』などの大ヒットによって、一躍人気アーティストになりましたが、2000年代以降にリリースした楽曲の売り上げは明らかに落ちており、世間からは完全に過去のアーティストと見られてしまっています。

そうした中で、所属事務所とのこうしたトラブルが勃発したことによってイメージダウンしてしまっており、これでは事務所から独立し再スタートを切っても以前のような人気を取り戻すことはかなり難しいとみられるので、せめて事務所とは和解の方向で話を進めていき、このような騒動を起こしたことをファンらにもしっかりと謝罪してほしいなと思いますね。

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