2017年のドラフト1位で『広島東洋カープ』に入団した中村奨成選手(なかむら・しょうせい 23歳)が、27日発売の週刊誌『週刊文春』によって、“SNSナンパ”で出会った女性との妊娠中絶スキャンダルをスクープされ、ネット上で大炎上状態になっています。
週刊文春によると、中村奨成選手はインスタグラムを使ってナンパを重ね、2人の30代女性と関係を持ち、トラブルになっていることが判明したとしています。
東京都在住の30代女性・A子さんは週刊文春の取材に対して、「高校時代からのファンで、今年3月にインスタグラムの写真に『いいね』を押したらスタンプが送られてきました」
と明かし、これをきっかけに食事などのデートをする関係になり、5月に中村奨成選手から「付き合ってほしい」と告白されたそうです。
6月には都内のホテルで初めて関係を持ったそうですが、この時にA子さんも了承の上で避妊しなかったところ、7月に妊娠が発覚したといいます。
A子さんは昨年に「卵巣のう腫」の手術を受け、医師からは妊娠率が下がると言われていたため、妊娠が分かった時は嬉しかったと明かし、インスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)で中村奨成選手に妊娠したことを伝えたそうです。
すると、中村奨成選手からは「え、産むん?」「ごめんけど結婚なんてする気ないもん。だから1人で育ててもらうことになると思う」との返信があり、A子さんが「じゃあ私にどうして欲しいの」と問うと、「だからおろすしかないじゃん」と言われたといいます。
このように中村奨成選手から中絶を求められたA子さんは、
「『結婚する気はない。けれど養育費は払わせてほしい』とも言ってきた。理由を聞くと『野球がしたいから』と。もっと私と真剣に向き合って欲しかった」
と語っています。
<↓の画像が、公式インスタグラムから中村奨成選手がA子さんに送ったメッセージ写真>
A子さんはその後9月に、中村奨成選手と直接話すために広島まで行ったものの、中村選手は取り合おうとしなかったため、母親も交えて相談したそうです。
A子さんの母親は中村奨成選手の態度について、「中村さんに『来シーズンから娘と一緒に広島で暮らしたら?』と提案すると、『そうですね』と納得した。けれど、後日また話すと『そんなこと言いましたっけ?』と、とぼけてみせる。言っていることが支離滅裂で不信感しかありません」
と語っています。
10月に入ると、中村奨成選手はA子さんに弁護士事務所の名刺を送り、「話がある場合、弁護士を通してください」と告げ、A子さんの母親は弁護士と2回ほど電話で話したそうなのですが、中村選手の気持ちを聞くと弁護士から「結婚する気はない」と即答され、A子さんも弁護士を立てて協議することを決めたといいます。
中村奨成選手はさらに、広島県在住の30代女性・B子さんとも“SNSナンパ”を通じて2020年に出会い、LINEを交換後は卑猥なメッセージや下半身の写真を送ったり、B子さんの裸の写真を要求するなど、過激になっていったそうです。
そして、沖縄での春季キャンプ中に宿泊先のホテルにB子さんを呼び出し、そこで関係を持ったそうなのですが、「泊めてくれる約束だったのに、行為が終わったら『この後コーチとミーティングだから。すぐに出ていって』と言われた。1万円札を渡されて『ホテルにでも泊まったら?』と。この人の中で、女性は風俗嬢扱いなんだと思いました」
と明かしています。
週刊文春はこうした告発を受けて、23日に2軍の試合を終えた中村奨成選手に直撃取材を敢行し、妊娠中絶を巡ってトラブルになっているA子さんについて聞くと、「それ、電話でもいいですか?先に帰らないといけないので。19時ごろに」と言って去ったといいます。
その後記者が約束の時間に電話をかけるも応答がなく、中村奨成選手からメールで弁護士の連絡先が送られてきたといい、弁護士にA子さんとの関係について聞いたところ、「『A子』(回答では実名)様とある人物と、中村奨成選手が関わりがあったことのある人物との同一性が確認できませんので、ご質問にお答えできません」
と回答したとしています。
また、球団サイドにも事実関係の確認を求めると、「中村に確認が取れないので、回答できません」
と話したとのことです。
週刊文春はこのように、中村奨成選手のSNSナンパ、妊娠中絶スキャンダルを報じているのですが、これに対してネット上では、
- 母子家庭で頑張ってると思ってたのに……
- やきう選手ってこんなのばっかりだな
- けつなあな確定な と比べると弱い
- バットを取り上げろ
- 男が悪いのは前提として女も女
- 野球しか知らないガキがいきなり大金を手にして世の中からチヤホヤされる 狂うわな
- 30代に堕ろすしかないじゃんってのはなかなか鬼畜だな
- 未だ選手としても微妙なのにこれはオワタ
- 遊びたかったら結婚しなきゃいいし、やりたいだけなら避妊したらいい。ただそれだけなのに何故猿になるのか
- 強姦して妊娠させたわけじゃないし、結婚もしてないし、中絶の提案くらいよくね?
- 庇うわけじゃないけど女性にも落ち度があるよね。安易に避妊しなくていいよなんて言ったらダメよ。自分の身体大事にしないと
などの声が上がっています。
先月には週刊文春のWeb版『文春オンライン』によって、『読売ジャイアンツ(巨人)』のキャプテン・坂本勇人選手(33)の妊娠中絶スキャンダルがスクープされ、坂本選手も避妊せず、女性に1年以上にわたりアフターピル(緊急避妊薬)を服用させ続けていたこと、女性はこのトラブルでうつ病を発症し、自殺未遂を図ったとのことで大きな波紋を広げました。
しかし、坂本勇人選手は処分を受けることなくその後もプレーを続け、今もなお坂本選手や巨人に対しては批判が寄せられています。
中村奨成選手の妊娠中絶トラブルに対しても批判の声が多く上がる一方で、A子さんも同意の上で避妊せず妊娠し、その後中村選手に結婚を拒否されたことで週刊文春に暴露したようで、A子さんの言動にも疑問を抱く部分はあり、どっちもどっちという声も少なくないですね。
ただ、中村奨成選手はSNSナンパを繰り返し、別の女性と春季キャンプ中のホテルで関係を持ち、1万円を払って部屋から追い出すといった行為もしていたそうで、今後さらにとんでもない“余罪”が出てくる可能性は十分ありますし、球団サイドは中村選手の反省を促すために、ある程度の処分を下した方がいいのではないかとも思います。
中村奨成選手は2017年のドラフト1位で広島カープに入団するも、公式戦デビューはプロ入り3年目の2020年7月で、出場試合数は2020年が4、昨年が最多の39、今年は27試合の出場で現在は2軍で調整をしています。
結果を残せていない状況で、こうした女性スキャンダルをスクープされるのはより印象が悪く、カープファンからも怒りの声が上がっていますが、巨人と同様にお咎めなしとするのか、それとも何かしらの処分を下すのか、今後の対応にも注目したいですね。