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平尾勇気と父・平尾昌晃の3人目の妻Mが遺産相続巡り裁判に…遺言書はある? 問題の裏側、経緯や詳細は?

平尾昌晃の再々婚妻と三男・平尾勇気が遺産相続巡り法廷闘争、25日会見へ。会社の社長就任や印税収入でトラブル…

昨年7月に肺炎で亡くなった作曲家・歌手の平尾昌晃さん(ひらお・まさあき 享年79)の遺産相続などを巡ってトラブルが発生し、三男で歌手・俳優の平尾勇気さん(ひらお・ゆうき 37歳)が昌晃さんの3番目の妻を相手取り、法的措置を取っていたことが明らかになりました。

各スポーツ紙などの報道によると、平尾昌晃さんは2013年に、20年以上にわたってマネージャー的な枠割を務めていた50代の女性・Mさんと結婚し、Mさんは昨年10月に『平尾昌晃音楽事務所』の代表取締役社長に就任しました。

しかし、平尾勇気さんの所属事務所社長の話によると、Mさんが社長就任後に不透明な株式操作を行ったなどとして、株主でもある勇気さんが20日付で東京地裁にMさんの「取締役の職務執行停止」などの仮処分申し立てを実施し、21日に申し立てが受理されたとのことです。

<↓の画像は、平尾昌晃さんの三男・平尾勇気さんの写真>

Mさんは『平尾昌晃音楽事務所』だけでなく、平尾昌晃さんが手掛けた楽曲の著作権などを管理する音楽出版管理会社の代表取締役社長も務めており、平尾勇気さんの事務所社長によれば、「株主総会で取締役に選任された事実はない。相続についても多くの疑義がある」といい、これまでMさん側と話し合いを続けてきたものの、両者の話し合いだけでは解決に至らなかったことで法的措置に踏み切ったと説明しています。

平尾勇気さん側はMさん側に対して、以下のような主張をしており、「多くの疑惑解明のため、法人書類の開示を求める必要がある」とし、25日に勇気さんが会見を開くと発表しています。

  1. 株主総会が不正に行われ、不正な登記変更が行われた
  2. 株式を不正に操作された疑いがあり、開示請求するため
  3. 取締役の横領の詳細が公開されていない

平尾勇気さん本人は事務所を通じて、「後悔したくないので、法的手段に踏み切った」とコメントし、一方のMさんは「平尾先生の長男、次男とは良好な関係ですが…。生前からずっと『平尾個人商店』でやってきたので、株主総会などは確かにやっていなかったと思います。今回の件は全て弁護士に任せています」と語っています。

こうした遺産を巡る騒動は芸能界でも度々発生しており、2014年に亡くなったタレント・歌手のやしきたかじんさんも、亡くなる3ヶ月前に結婚した一般女性と元妻との間にもうけた一人娘の間で大きな騒動に発展することになりましたが、平尾昌晃さんの遺産相続問題も泥沼化の様相を呈しており、ネット上の反応を見てみると、

などのコメントが寄せられています。

平尾昌晃さんの遺産を巡る争いに関しては、昌晃さんが昨年7月に亡くなってから間もなく、『スポーツニッポン』(スポニチ)や週刊誌などによって報じられていました。

平尾昌晃さんは1972年7月に、当時女子大生の一般女性(1981年に死去)と結婚して長男をもうけたものの、1974年に設立した『平尾昌晃音楽学校』(現・平尾昌晃ミュージックスクール)の秘蔵っ子だった当時16歳の小沢深雪さんとの不倫疑惑が浮上し、1976年に離婚しました。

それから2年半後の1978年7月には小沢深雪さんとの再婚を発表し、1978年10月1日に次男・平尾亜希矢さん(ひらお・あきや 39歳)、1981年3月10日に三男・平尾勇気さんが誕生しましたが、仕事が多忙ですれ違い生活が続いたことで1985年に離婚しました。

<↓の画像は、平尾昌晃さんと3人の息子の写真>

(左から三男・勇気さん、平尾昌晃さん、次男・亜希矢さん、長男)

小沢深雪さんは離婚後に海外で生活し、多忙な平尾昌晃さんの代わりに息子2人の面倒を見ていたのは名古屋市内でクラブ経営をしながら、事情を抱えた少年少女の面倒を見ていた女性で、2人の養育費は女性が捻出していたといいます。

<↓の画像は、平尾昌晃さんの遺産相続問題の報道>

しかし、養育費用が支払われないまま平尾昌晃さんが亡くなってしまい、育ての母には法律上遺産相続の権利が無く、2013年に入籍していたMさんには財産の半分(子供3人は6分の1ずつ)を相続する権利があることから、平尾勇気さんらとの間でわだかまりが起きているのではないかとも見られています。

平尾昌晃さんは生前、布施明さんの『霧の摩周湖』、五木ひろしさんの『よこはま・たそがれ』、小柳ルミ子さんの『瀬戸の花嫁』、ささきいさおさんの『銀河鉄道999』など数多くのヒット曲を生み出し、それら楽曲の著作権のほか、複数の不動産や幅広く展開していた事業なども含めれば、「遺産総額は10億円規模にのぼる」とも報じられています。

『週刊女性』の報道によると、平尾昌晃さんは数年前、都心の一等地にMさんの家族を住まわせるために27階建てマンションの最上階近くを2億円で購入し、その他にも別荘などもあり、それらについては「面倒みてもらっている女性に譲る」と、昌晃さんが生前話していたという音楽関係者の証言を伝えています。

なお、平尾勇気さんは昨年11月末放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にゲスト出演した際に、平尾昌晃さんの遺産や印税収入について言及していました。

週刊誌が遺産総額は10億円にものぼると伝えていることを受けて、遺産分配についてはどうなるのか聞かれると、法に基づいて子供と配偶者で分割しているとし、「(死後50年続く)著作権関連の収入が年間2億円ある」という話については、「(著作関連の収入は)実際そこまでいかないですよ、1億…」と語り、年間1億円以上の印税収入があると明かしています。

こうした遺産相続が今回の問題の背景にあると見られているのですが、『スポニチ』によると平尾昌晃さんは約10年前の時点で、税理士の監督のもとで遺産整理をする意向を示していたといい、関係者は「正式な遺言書は存在すると思う」と話していると伝えています。

しかし、その後にMさんと再婚したため、現状に即した分配整理が出来ていなかった可能性もあるとされています。

遺産相続の問題について『弁護士法人・響』の西原和俊弁護士は、年間1億円以上もあるという印税収入の分配については、まず著作権の保有者が誰なのかポイントになるといい、もしも平尾昌晃さんが個人で著作権を管理していた場合には、土地などと同様に家族にも相続され、著作権を家族全員が共有する形になるそうです。

一方で、会社が著作権を保有している場合には、平尾昌晃さん個人には著作権が無いことから、印税収入は事務所に入ることになるといいます。

Mさんは著作権などを管理する音楽出版管理会社の社長にも就任している一方、昨年7月時点の会社の登記簿には、平尾勇気さんら息子たちの名前は役員として記載されておらず、あくまでも株主の1人ということからモメている可能性があります。

『週刊女性』や『女性セブン』によると、平尾昌晃さんの息子たちからは「財団を作って印税はみんなで管理してはどうか」と提案しているそうなのですが、著作権を管理している会社の社長を務めているMさんからしたらそれは受け入れ難い話だといい、その理由について芸能プロダクション関係者は、「遺言状で著作権は彼女が管理できるようになっているそうなんです。平尾先生に終活を始めるようにすすめ、籍を入れたり先生に遺言状を書いてもらったりしたんでしょうね」と語っています。

今回の問題の背景には遺産相続だけでなく、平尾勇気さんとMさんの関係が良くなかったこともあると言われており、正に泥沼化することは必至の様相を呈しているのですが、勇気さんは平尾昌晃さんが亡くなった後にメディアの取材に対して、「平尾昌晃の名を絶対汚さないよう、家族で父の魂を受け継ぐ」と語っていました。

ですが、結局はMさんと遺産相続や会社の社長就任を巡ってこうした騒動が勃発し、25日には会見も行うと発表しており、すでにメディアを巻き込んだ騒動になっているというのは残念ですね。

平尾昌晃さんは作曲家として素晴らしい功績を残し、2003年には紫綬褒章を受章するなどしており、プライベートでは2度の離婚をしたものの、「親バカ」とも言われるほど子煩悩な方だったと言われ、息子たちの事業費や活動費を援助していたそうなのですが、亡くなった後にこうした問題が起きてしまい、ネット上では昌晃さんに対して批判的な声も多く寄せられています。

なるべく早急にこの問題を解決させ、スポーツ紙や週刊誌などのメディアを利用し、双方が罵り合いなどを繰り広げるような展開を迎えないでほしいところですが、平尾勇気さんはバラエティ番組などで以前から巧みなトークを披露している方なので、この騒動は今後さらに拡大していくことになるのかもしれないですね…。

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