市川猿之助が事故で腕骨折の重傷『スーパー歌舞伎II ワンピース』舞台装置に衣装巻き込まれるトラブル発生

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市川猿之助

歌舞伎俳優の四代目・市川猿之助さん(旧名=市川亀治郎 本名=喜熨斗孝彦[きのし・たかひこ] 41歳)が9日午後、舞台の上演中に左腕などを骨折する重傷を負ったことが明らかになりました。

各報道によると、市川猿之助さんは9日15時半前に、東京・銀座の新橋演舞場で行われた『スーパー歌舞伎II ワンピース』のカーテンコールの際、「せり台」と呼ばれる昇降装置に乗って舞台を下がる時に衣装の左そでが巻き込まれ、左腕などを骨折する重傷を負ったといいます。

事故後に市川猿之助さんは病院へ搬送されており、意識はあり命にも別条は無いそうで、警視庁は現在ケガをした経緯を詳しく調べている状況とのことです。

<↓の画像は、市川猿之助さんの事故報道>
市川猿之助の重傷事故報道1枚目

市川猿之助の重傷事故報道2枚目

そして、この報道に対してネット上では、

  • 昇降装置とか危ない。昔、宝塚でもスカートの金属ワイヤーが絡まって胴体を切断されたタカラジェンヌ(※香月弘美さん)がいた。周囲のスタッフの注意が必要だ・
  • 腕の骨折で済んで良かったかもしれない。衣装が絡まった場所次第では首が締まって死んでる
  • 昇降装置って怖い。そもそも今回のワンピース公演が結構な装着や仕掛けが多かっただろうから、今後の公演にも影響が出ますね。
  • 前回博多座で見たけど、演者さんはかなりハードな舞台で(観るのは凄い楽しい)大掛かりな装置もあるし大変そうと思ってた。猿之助さんは早変わりで衣装も着込んでたのかな?今後続けるのは厳しそうかな。
  • 歌舞伎界って病気や怪我が相次ぎますね…命に別状なくて良かったけど、猿之助さんくやしかっただろうな。
  • 本当に危ないですね。前にKinKi Kidsの堂本光一君のステージの時もスタッフがケガしたってことがありましたが、演者の安全対策の再確認が必要なのではないですかね。

などのコメントが寄せられています。

人気作品『ONE PIECE(ワンピース)』を歌舞伎化し、2015年10月から行われた初演では累計20万人以上を動員するほどの反響を呼び、それから2年が経ち6日から『スーパー歌舞伎IIワンピース』として公演が始まり、11月25日まで今回は上演される予定で、市川猿之助さんは今回主人公のルフィとハンコック役を演じていました。

<↓の画像が、『スーパー歌舞伎IIワンピース』公開舞台稽古時の写真>
『スーパー歌舞伎IIワンピース』のワンシーン1枚目

『スーパー歌舞伎IIワンピース』のワンシーン2枚目

『スーパー歌舞伎IIワンピース』のワンシーン3枚目

『スーパー歌舞伎IIワンピース』は、一般的な歌舞伎とは違いワイヤーによる宙吊りがあったり、派手な演出が行われることも大きな魅力だったのですが、一歩間違えれば今回のような事故が発生してしまうため、注意することが必要になります。

舞台上での事故は頻繁に発生しており、歌舞伎では5年前の2012年8月に市川染五郎さんが舞台セリから3メートル下の奈落へ転落し、右手首複雑骨折や脳挫傷とみられる大ケガを負っています。

この他に歌舞伎以外でも、1958年に宝塚の香月弘美さんという方が衣装を装置に巻き込まれ、身体が真っ二つに切断されるという衝撃的な事件が起きたり、最近でもKinKi Kids・堂本光一さん主演ミュージカルで、重さ約800キロのパネルが2枚倒れるという事故が発生し、出演者やスタッフ数名が負傷。

また、今年7月に上演予定だった舞台『ライブ・インパクト 進撃の巨人』は、公演前の4月10日にアクロバット監督・吉野和剛さんが舞台の演出機器(ワイヤーの稼働装置)の点検作業中に落下、死亡するという事故が発生し、この事故によって舞台の上演が中止となっています。

舞台関連のトラブルというのは頻繁に発生しており、ただのケガだけでなく亡くなっているケースも多くあります。

市川猿之助さんは幸い命には別条なく、左腕などを骨折する重傷とのことですが、今後舞台を再開させるにしてもこれまで以上に注意を払うようにしてほしいですね。

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