昨年10月に、歌舞伎界で最上位の名跡「十三代目 市川團十郎白猿」を襲名した歌舞伎俳優・市川團十郎さん(前名=市川海老蔵 45歳)が、子供たちが通う学校のルールを無視し、保護者たちから怒りの声が上がっていると週刊誌『女性自身』が報じています。
女性自身によると、6月下旬に市川團十郎さんが、金ピカで一際目立つ愛車『ベントレー・ベンテイガ』に長女・市川ぼたんさん(本名=堀越麗禾 11歳)、長男・市川新之助さん(本名=堀越勸玄 10歳)を乗せ、東京都内の名門小学校に送り届ける姿を目撃したといいます。
<↓の画像が、ゴールドの愛車ベントレー・ベンテイガに乗り込む市川團十郎さんの写真>
しかし、学校の保護者に取材したところ、「團十郎さんはお子さんたちを自家用車で送ることが多いのですが、ウチの学校では車での登下校は基本的に禁止です。公共交通の便が必ずしもよくない家庭もたくさんありますが、皆さん規則は守られています」
と語り、市川團十郎さんは通学ルールを完全に無視して車で送迎を行っているとしています。
保護者はさらに、「以前は正門前に堂々と車を止めることもあったのですが、ある保護者が学校にクレームを入れると、團十郎さんは停車位置を少し離れたところに変更したそうです。でも位置の問題ではないと思います。“多額の寄付金を払っているから許されるのか”と怒りをにじませる保護者もいます」
と明かしています。
こうした証言を受けて女性自身が学校側に取材したところ、「車での送迎につき、事情のある場合は認めております。またクレームなどにつき、個々の案件にはお答えできません」と回答し、ケガなどで登下校が困難な場合に、特別に送迎が許可されるケースもあるとのことです。
そして、市川團十郎さんは女性自身の撮影に気付いた直後の20日朝にブログを更新し、「今日はカンカン少し足痛めてたので、そのまま送っていく事にしました。そうしたら週刊誌いて、写真撮ってました、おいおい、朝からご苦労様です、、」と綴り、張り込み取材していた記者の車の写真を投稿したようです。
<↓の画像が、市川團十郎さんのブログ写真>
この投稿に対して女性自身は、「新之助が足を痛めていたから、たまたま車を使ったと主張したいようだが、保護者たちから“特別扱い”と不満の声が上がっていたのは、1年ほど前からだという。」
と反論しています。
女性自身の報道を受けてネット上では、
- きちんとルール守ってる保護者からしたら腹立つ
- ルールを守らない家は退学にさせるべき。海老蔵だからって黙認するのはおかしい。それが教育ってもんじゃないの?
- 何言われても誘拐されるよりはマシだしね 有名人なわけだし他の子達よりリスクある
- 近所の路駐を警察に注意されて逆ギレしたジジイみたい 自分が悪いことしたって思ってないんだよね たち悪い
- この人は素行悪いよな 猿之助容疑者について尤もらしいコメントしてたけど冷めて聞いてたわ
- やたらイクメン扱いされてるけど所詮この程度の男
- 團十郎が校則守るわけない そんな事は学校側だって分かって入学させてるでしょ
- 法律違反ではないけど、決められたルールをちゃんと守るか守らないかってところに、その人の人間性ってあらわれる
- 子供が心配なのは分かるけど、それなら車送迎OKの学校にすればよかっただけ。俺達は特別という驕りがあるんだろうな。
などの声が上がっています。
市川ぼたんさんと市川新之助さんが通っている学校は、市川團十郎さんの母校でもある青山学院初等部で、先代の12代目・市川團十郎さんも高校まで青山学院に通っていたのですが、歌舞伎界には青山学院出身者が非常に多いことで知られており、中村芝翫さん、香川照之さんの息子・市川團子さん、松本幸四郎さんの息子・市川染五郎さん等も青山学院初等部に通っていました。
青山学院と歌舞伎界は非常に密接な関係にあり、多額の寄付などもあって学校側も市川海老蔵さんのルール違反行為に対して、厳しい対応を取ることが出来ないのだろうと思いますが、そうした特別扱いによって他の保護者たちから不満、怒りの声が上がるのは当然ですね。
市川ぼたんさんと市川新之助さんはメディア露出も多く、登下校中に何かのトラブルに巻き込まれる可能性も十分あるため、市川團十郎さんが車で送迎するというのも理解できなくはありません。
しかし、規則は守る必要があり、他の保護者たちから学校側にクレームが寄せられているとのことで、どうしてもルールを守れないのであれば、車での送迎可の学校に転校させることを検討した方がいいかと思いますね。