俳優・市原隼人さん(いちはら・はやと 32歳)が9日に東京都内で追突事故を起こし、男性2人に軽傷を負わせていたことが判明し物議を醸しています。
警視庁北沢警察署によると、9日12時10分ごろに東京都世田谷区羽根木1丁目の環状7号線外回りで、乗用車を運転中の市原隼人さんが渋滞で停車していた前方の車に追突、その弾みでさらに前の車にも衝突し、計3台が絡む玉突き事故となったとのことです。
<↓の画像は、市原隼人さんの追突事故報道の写真>
この玉突き事故によって、市原隼人さんにケガは無かったものの、前方2台を運転していた20代会社員の男性2人は首の痛みを訴えており、頚椎捻挫(むち打ち)の軽傷と診断されているといいます。
警察は市原隼人さんの前方不注意が原因と見て、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで詳しい状況を調べているとのことです。
この事故を受けて市原隼人さんの所属事務所『スターダストプロモーション』は、「今回、弊社所属の市原隼人の不注意により起こした事故でご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。被害に遭われた方々には誠心誠意、謝罪と対応させていただきたいと思っております。本人も深く反省しており、弊社としても注意を徹底してまいりたいと思います。」とコメントしています。
そして、市原隼人さんの追突事故報道に対してネット上では、
- ひき逃げや飲酒などの悪質性がなければ多少の追突事故くらい報道する必要はない
- 有名人だからニュースになったような事故。いちいちニュースにしなくてもいいんじゃない
- こういう事故は一般人でも正直このご時世日常茶飯事なのに、なぜ芸能人はこうやって報道される?
飲酒とか明らかな過失があるならわかるけど。双方で解決すればいい話。
などと、この程度の追突事故で報道する必要は無いという声も少なくないのですが、市原さんは過去にも数回事故を起こしていることから、批判の声も多く上がっています。
市原隼人さんは2007年5月(当時20歳)に、地元の神奈川県川崎市高津区で愛車のキャデラックを運転し、信号機の無いT字路交差点を左折しようとしたところ、左から直進してきた小学校時代の同級生の母親(当時49歳)が運転する乗用車と出会い頭に衝突、市原さんが110番通報しました。
<↓の画像は、事故現場の写真>
この事故で主婦は全治約2週間の軽傷を負っており、『夕刊フジ』の取材に対して主婦は、「面識はなかったけど、どこかで見た気がしたので、『市原君?』と聞くと、『似てるってよく言われるんですよ』って、とぼけてました。『僕は100%悪くないですから。注意してくださいね』と言われた」
と答えています。
また、事故から3日後に行われた現場検証では、市原隼人さんは「大丈夫ですか?」と主婦の体調を気遣う一方、「自分は悪くない」と主張したり、喫煙したり、曖昧な証言を繰り返しながら、警察官の前で突然キレ始め、携帯電話を投げつけるといった行動を取っていたといいます。
しかし、市原隼人さんは事故発生から約1週間後になると突然態度を一変し、所属事務所関係者とともに主婦の自宅を訪れ、スーツにネクタイ姿で号泣しながら「すみません」と土下座謝罪し、同級生に対しても「お母さんに、こんなことしちゃってごめんな」と謝っていたとのことです。
なお、『夕刊フジ』の取材に対して事務所側は「乱暴な言動の話は聞いていない」と答え、主婦側は「こじれた感情は持っていないが、今後はおとなしい運転を心がけてほしい」と話していました。
この事故から2年後の2009年11月には、東京・世田谷区内で乗用車を運転中に、停車していた前方の車に追突する事故を起こし、この事故では双方にケガはありませんでしたが、市原さんはその後ブログを更新し、「昨日の仕事後に自宅へ戻る途中衝突事故を起こしてしまいました事をご報告致します。身体が疲れている事や不注意…全面を見つめ直し、車の運転は極力避けようと思います。何が自分に出来るか先の事を考え行動しようと思います。皆様へ、ご迷惑、ご心配をおかけ致しまして、本当に申し訳ありませんでした。」
と綴っていました。
ちなみに、市原隼人さんは2002年に先輩が運転するバイクに乗っていたところ事故に遭い、この事故で先輩を亡くしており、その先輩は無免許だったという情報もありますが、これに関する確かなソースが見つからず真相は不明です。
この事故によって市原隼人さんは、窪塚洋介さんと常盤貴子さんW主演ドラマ『ロング・ラブレター~漂流教室~』(フジテレビ系)を第1話出演後に降板しています。
過去にこうしたトラブルを経験しながらも再び追突事故を起こし、今回の事故は前方不注意とのことですが、やはり運転は控えるようにした方がいい気がしますね。
市原隼人さんは10月スタートの連続ドラマ『おいしい給食』、11月1日公開予定の映画『喝 風太郎!!』で主演し、20日から公開される『3人の信長』に出演するなど多くの仕事を抱えているので、引き続き車やバイクを運転する際には細心の注意を払ってもらいたいです。