演歌歌手の島倉千代子(享年75)さんが、先週8日に肝臓ガンにより亡くなってしまいましたが、島倉さんは波瀾万丈の人生をこれまでに送ってきました。
島倉さんは7歳の時に、割れた瓶によって左手首から肘にかけてを損傷し、腕を切断すると医者に言われたそうなのですが、母親が女の子だから残してほしいと懇願し切断せずに残してもらったそうなのですが、左腕の感覚はなく不自由ながら動かせるレベルの状態にあったそうです。
そして島倉さんは16歳で歌手として芸能界デビューを果たしますが、23歳の時にファンが投げたテープが左目に当たり、失明寸前になってしまったそうなのですが、東京五反田「守屋眼科」の医師・守屋義人さんに助けてもらい、失明は何とか免れたそうです。
これが島倉さんと守屋さんが出会ったきっかけとなるのですが、この後この出会いによって島倉さんは長きに渡り借金に苦しめられることになります。
そしてこの島倉さんの借金生活の話には、あの有名占い師の細木数子(75)さんが密接に関係しており、細木さんによって島倉さんはどん底にまで落とされることになります。
【以下引用】
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす！
「東京だよおっ母さん」や「この世の花」のヒットで戦後の歌謡史を飾り、「人生いろいろ」で庶民を励ました島倉千代子さんが、肝臓がんのため死去、享年75歳だった。
島倉さんといえば、決して忘れられないのは、細木数子女史が絡んだ愛人の借金問題だ。
ヒット曲を次々に飛ばして大スターだった島倉さんは、1961年にファンが投げたテープが目に当たって失明寸前に陥った。
島倉さんの目を救ったのは当時、五反田で眼科医を開業していたM医師だった。
失明の危機を救ってくれたM医師は島倉さんにとっては“命の恩人”。
ところが、その感情がいつの日にか愛情に変わっていた。
しかし当時、島倉さんは元阪神タイガースの藤本勝巳内野手と結婚していたために、M医師とは不倫関係に陥った。
その後、離婚が成立。島倉さんは、晴れてM医師との関係を深めた。
だが、金のなる木をつかんだM医師は眼科以外の事業に手を出して、失敗。
振り出した手形が不渡りになって、2億4,000万円という莫大な負債を抱え、蒸発した。
すると、手形の裏書をした島倉さんの元には、連日のように暴力団関係の債権者が押しかけ、激しい取り立てをしたという。
ショーが終わって新宿コマ劇場の楽屋を出て車に乗ると、暴力団関係者が車のボンネットの上に乗って嫌がらせをするなど、地獄の日々を送った。
そんな時に島倉さんの前に現れたのが、占い師になる前の細木数子女史だった。
2人は「ミュージック・オフィス」という事務所を設立。
一緒になって、借金を返済してくれるという細木女史は、島倉さんにとって救世主だった。
細木女史と組んだのち、大スターだったため、電車の切符の買い方も知らなかった島倉さんは、借金返済のために電車にも乗って働き続けたという。
しかし、働けど働けど、借金は減らず。逆に2億4,000万円が12億円の負債に膨らんだという。
いくら世間知らずの島倉さんでも、おかしいと思ったようだ。
一説には、細木女史は愛人だった暴力団組長とグルになって、島倉さんを騙していたともいわれた。
騙されたことに気がついた島倉さんは当時のコロムビアレコードの会長に泣きついて、借金を肩代わりしてもらい、細木女史と袂を分かったというのだ。
筆者は、この一件について島倉さんに直接取材したが、島倉さんは「細木さんは、一度はお世話になった方。死んでも真相は話しません」と固く口を閉ざした。
それからしばらくたってから、細木女史が占い師としてデビュー。
取材に行った筆者は、細木女史の暴力団組長の愛人について質問したところ、「昔だったら、人別帳に載っていない人」と答えたので、それをそのまま掲載したところ、細木女史から「こんな品性下劣な記者に初めて会った」とお叱りをいただいた。
その後、占いなどで暴利をむさぼり続けている細木女史には、その言葉をソックリ返したいと思ったものだ。
細木女史に見なくてもいい地獄を見せられながらも、再起して歌い続けた島倉さんに、あらためて合掌！
【引用元：日刊サイゾー】
これにネットでは、
「細木の莫大な財産、将来的にどなたにいくのかしら」
「お千代さんのオカネ返しなさいよ！」
「お千代さんみたいな菩薩みたいな人が天界にいって、細木みたい社会のダニはなかなかしぶといんだろうな～」
「強欲ババアのどこが神々しく見えたのかしら」
「こんな奴がテレビでレギュラー持って崇められてたんだもんな…怖い怖い」
などのコメントがありました。
細木さんは1975年に4億円の負債を抱えた島倉さんの後見人としてこれを解決し、島倉さんの興行の権利、レコードの販売権、島倉さんが当時所有していた赤坂のマンションを手に入れ、芸能プロダクション「ミュージック・オフィス」設立後は、細木さんは「光星龍」という名前で社長に就任し、島倉さんの曲の作詞も手掛けるなどしていたそうです。
しかし細木さんは、多額の借金を抱え負い目がある島倉さんを扱き使い、散々刑務所慰問の営業などをさせ暴力団などから多額の利益を得ていたようです。
そしてこの頃島倉さんに渡っていた給料は0円で、全て借金返済に回していると細木さんに騙されていたそうです。
細木さんと暴力団の関係については聞いたことがあったのですが、過去にこのような悪事を働いていたとは全く知りませんでした。
ネットではここ最近激痩せしたと話題になっていますが、もしかするとこれまでに細木さんによって苦しめられてきた人たちの祟りなのかもしれませんね。
(↓の画像が、激痩せしたと話題になっている細木数子さんの写真)
