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岡田健史がスウィートパワーから独立要求の真相…初主演映画は伊藤健太郎の代役情報、人気ミステリー小説の実写化作品に出演か

岡田健史が事務所と裁判沙汰で芸名の改名宣言も。契約解除求め争い泥沼化、現在の状況と裏側を週刊誌報道。

若手俳優・岡田健史さん(おかだ・けんし 22歳)が、所属事務所『スウィートパワー(スパイスパワー)』との契約解除を求めて、裁判所に仮処分の申し立てを行ったことで泥沼の争いに発展しているようです。

岡田健史さんは高校卒業後の2018年4月に『スウィートパワー』との間で5年契約を結び、芸能界入りを果たしましたが、自身のマネージャーを含め事務所の社員が相次いで退社していくことに違和感や不信感を抱き、事務所の社長への疑念も深めていったとされています。

また、事前に報告もなく突然ドラマの仕事が決まるなど、事務所の仕事選びにも不信感、不満を抱いていた中で、『週刊文春』が事務所の社長によるタレントへのセクハラ疑惑、社員へのパワハラ疑惑などを報じ、事務所サイドは事実無根だと完全否定しましたが、岡田健史さんは聞く耳を持たず、契約が2年残る中で事務所に契約解除を求めたといいます。

また、3月中に事務所の寮を出ていき、それ以降は仕事現場に1人で向かっているほか、知人を通じて弁護士に契約に関する相談をしたところ、「労働契約の上限は原則3年。労働契約であれば丸3年経った時点で契約を終了できる」とのアドバイスを受け、裁判所に契約解除の仮処分申し立てを行ったそうです。

この仮処分申し立ては5月中に結論が出ると『女性自身』などが報じていましたが、現在も仮処分の審尋(しんじん)が東京地方裁判所で行われているといい、4月から現在まで4回にわたり審尋が行われ、次回は7月中旬に行われる予定とのことです。

『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の取材によれば、岡田健史さんが事務所側に契約解除を申し入れたのは3月中旬だったそうで、事務所にLINEを通じて「お疲れ様です。2週間後(同月末)に辞めさせていただきます」とのメッセージを送ったといい、あまりにも突然の独立宣言に事務所は困惑したといいます。

岡田健史さんは独立にあたって弁護士から、「労働契約の上限は原則3年。労働契約であれば丸3年経った時点で契約を終了できる」とのアドバイスを受けたとされていますが、この問題は争点になっていないそうです。

その理由については、「岡田と同社が結んでいたのはアーティスト契約なので、労働基準法の3年ルールは適用されない。大抵の芸能プロとタレントの契約はそう。それは今では岡田側も分かっているようだ。」としています。

続いて岡田健史さんは事務所での待遇面を問題視したとされているものの、報酬面に対しては問題になっていないといいます。

『週刊文春』が以前報じた記事では、岡田健史さんの今年4月の給料は「手取り15万円」程度だったと伝えていたものの、ボーナスとして半年に約150万円ずつ支払われていたほか、2018年10月期放送のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で俳優デビュー後、4ヶ月にわたってアメリカ・ロサンゼルスに留学し、1,000万円前後とも言われる費用は事務所が負担したそうです。

こうした待遇を受ける中で、岡田健史さんは事務所の仕事選びに不満を抱いていたそうで、「彼はこれまでの仕事が自分のやりたいものではなかったという思いが強い。収録現場でもその思いが見え隠れしていた。仮処分の審尋でもこの問題を中心に訴えているようです」と、芸能プロダクション関係者が語っています。

岡田健史さんは自分が携わる仕事は、全て自分で選びたいとの思いが強いだけでなく、事務所から付けられた芸名にも不満があり、独立後は本名に改名して活動していきたいとも主張しているそうです。

「岡田健史」という芸名は、『スウィートパワー』の社長の苗字を取って付けられたもので、『女性自身』によると、岡田健史さんは独立後に本名で活動する意向を強く示しているほか、それに対して事務所が関与しないことも求めているといいます。

『女性自身』が真相を確かめるため、『スウィートパワー』に事実確認を求めたところ、「岡田が芸名ではなく、本名で活動していく意思を示していることは事実です」と認めたそうです。

『女性自身』はさらに、岡田健史さんがいま初の主演映画の撮影に臨んでいることも伝えており、その作品は昨年春に製作発表があった「人気ミステリー小説の実写化作品」といい、当初この作品では、岡田さんより2歳年上の俳優・伊藤健太郎さん(23)が主演を務める予定だったとのことです。

しかし、伊藤健太郎さんが昨年10月に自動車事故を起こしたことで、伊藤さんの出演が白紙となり、岡田健史さんが代役に抜擢され、6月から撮影がスタートしたといいます。

『スウィートパワー』との間で契約を巡り裁判沙汰になっている中でも、岡田健史さんは様々な仕事をこなしているようなのですが、これらの報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

報酬面の問題を伝えていた『週刊文春』も、岡田健史さんが『スウィートパワー』からの退所を求めている理由は、お金では無いとし、仕事に対する考え方の違いにあると伝えていました。

他の事務所は不明ながら、『スウィートパワー』はタレントに仕事のオファーがあった場合、タレントにこのような仕事が来たと事前に報告することなく、「うちは仕事が決まった後の事後報告が基本。『出演決まった』と渡される台本には名前が入っていて、断る余地などない。」と、事務所の元社員が証言しています。

そのため、岡田健史さんが昨年秋に主演した『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)の単発ドラマも、収録3日前に出演が決まったそうで、それに対して岡田さんは「急に決まって役作りができない。やりたくない」と主張したものの、半ば強制的に出演することになったようです。

岡田健史さんは真剣に演技の勉強をしたいとの思いが強い一方、『スウィートパワー』側は仕事を受けてナンボという考えのようで、それによって昨年は5本のドラマ、映画4本に出演、今年もすでに3本のドラマと2本の映画に出演しています。

また、正式に出演が発表されていない作品も複数あるようで、『女性自身』が伝えている主演映画のほか、今年下半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』では、ヒロインの相手役を演じる予定とされています。

このように複数の仕事を入れられることに対して岡田健史さんは不満を抱いていたとされていますが、今後もし『スウィートパワー』側が譲歩して岡田さんの主張を一部受け入れ、双方が納得の上で和解という形になればいいものの、岡田さん側が1年以上の契約を残して独立を求める限り、泥沼の争いは続きそうです。

現時点では、岡田健史さんのイメージはそこまで悪化していないと感じますが、週刊誌などがトラブルの裏側を相次いで伝えていることによって、事務所と裁判沙汰になったということで仕事のオファーが激減してしまう可能性が高いだけに、少しでも早く決着を迎えてほしいと思いますね。

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