今月3日に、J1リーグ『ガンバ大阪』から『横浜FC』への電撃移籍が発表された山田康太選手（やまだ・こうた 25歳）が、チームメイトの妻にSNSを使って“不適切DM（ダイレクトメッセージ）”を送り、トラブルになっていたことが明らかになりました。
山田康太選手は昨シーズンに『柏レイソル』からガンバ大阪へ移籍し、中盤の中心選手として公式戦29試合に出場し6得点と好成績を残していたのですが、先月22日にガンバ大阪は「不適切なSNSの使用による他者への迷惑行為があったことが認められた」としてチーム離脱の処分を下しました。
この処分が解除される前に、いきなり横浜FCへの完全移籍が発表され、謹慎中の異例な移籍を巡ってガンバサポーター等の間で物議を醸していました。
そして、突然の移籍発表から3日経って週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』が、移籍となった理由、経緯を報じています。
フライデーデジタルによれば、移籍の原因はクラブが発表した「不適切なSNSの使用による他者への迷惑行為」によるもので、SNSを使った迷惑行為の内容について某サッカー関係者は、「山田選手は、レギュラークラスであるチームメイト2人のそれぞれの奥さんに、“不適切”なDM（ダイレクトメッセージ）を送り付けていたのです。思わず目をそむけたくなるような、かなりヒドイ内容と聞いています」
と明かしています。
山田康太選手がチームメイト2人の妻に送りつけたDMの詳細については伏せつつ、その内容に驚いた妻が夫に伝え、そしてクラブ側にも被害を相談したそうですが、妻から被害を聞いた選手2人は、今後の事を考えてこの問題を大きくするつもりはなく、クラブサイドとごく一部の関係者にのみ報告したといいます。
しかし、クラブサイドの事なかれ主義に対して選手が不信感を募らせていき、この問題をチームメイトにも相談した結果、チーム内から「山田選手とは一緒にプレーできない」との声が上がり、チームワークが崩壊して成績が低迷、選手たちのクラブ首脳陣への不信感が最高潮に達したことにより、クラブは山田康太選手の問題行為を公表したうえで移籍となったとしています。
クラブ側の対応についてスポーツライターは、「クラブとしては、多額の移籍金で獲得した山田選手を、不祥事を知られることなくシレっと移籍させたかったのでしょう。ですが、それでは2人の被害選手をはじめ、他の選手たちに示しがつかない。何より、DMを受け取った奥さんたちの気持ちを考えたら、許される対応ではありませんよ。ガンバにとって、戦力だった山田選手を離脱させたことよりも、フロントの隠蔽体質により選手たちの信頼や結束を失ってしまったことのほうが痛いでしょう」
と語っています。
フライデーデジタルは真相を確かめるためガンバ大阪に対して、山田康太選手がチームメイトの妻2人に不適切なDMを送ったのは事実か確認したところ、「回答は致しません」と否定はしなかったそうです。
一方、クラブがこの問題を隠蔽しようとしていた疑惑については、「明確に否定をさせて頂きます。プライバシー及び2次被害の観点から詳細は差し控えさせて頂きますが、クラブが事案を把握した時点から調査を行い、リリースの通り対応し、その内容について公表をしております」
と説明し、隠蔽に関してはキッパリと否定したとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- これが本当ならとんでもない男だな。モデルとかインフルエンサーにDMでナンパしてる選手が可愛く見えるレベル
- 移籍してきたばかりの選手が2人のチームメイトの奥さんにって山田怖すぎやろ。横浜はスタッフ含めて結婚して奥さん居る人は山田に気を付けて。
- 横浜FCの倫理観ってどうなってるんだろう さすがに謹慎中の選手を獲得しようとしたら事情の確認は必ずするはず 仮にガンバが隠しそうとしたとしても確認は絶対に必要 その上で獲得するってどうなんだろう？
まぁあのクラブならしょうがないのかな 選手コーチが相手に対して暴力行為を行うようなクラブだからね - どこまでが事実かわからないが、仮に本当だったとすると今に始まった話なんだろうか。
とある選手の奥様「2人」というのは明らかに異常だし、前所属の柏レイソルや他チームでも同じことはなかったのかという話になってくる。
また、移籍した横浜FCもその事実を把握しているのだろうか。 - 何を持って隠蔽というのか？ 被害者サイドからすればクラブの対応は拙速に感じられたのかもしれないけど、報道前にクラブは謹慎、移籍といった対応をしていて、それを隠蔽というのはいかがなものか。
刑事事件に問えない案件で当事者間で解決すべきトラブルでは？ クラブが対応に慎重になるのは当然だと思う - 横浜FCのチームメートたちはどんな気持ちでこの男と練習すればいいのか。「ほとぼりが冷めたら俺の奥さんも狙い出すかもしれない」と思うのが当然。
そんなやつと一緒にプレーしたくないという選手が出てきても仕方ない
などの声が上がっています。
サッカー選手などがインスタグラムなどを使って“DMナンパ”し、ファンや芸能人らと繋がっているとの話はよく耳にしますが、移籍から1年足らずでチームメイトの妻に対して、「思わず目をそむけたくなるような、かなりヒドイ内容」のDMを送っていたのが事実とすれば驚きです。
また、山田康太選手はガンバ大阪に移籍後の昨年3月に、かねてから交際していた女性と結婚、同時に第1子となる長男の誕生を自身のインスタグラムで発表しており、結婚し子供が誕生後にそのような行為をするのは理解に苦しみます。
＜↓の画像は、山田康太選手の結婚＆第1子誕生報告＞
そして、フライデーデジタルの報道を受けてネット上では、過去にも同様の行為をしていたのではないか、今後またやらかしそうだという声も多く上がっているのですが、山田選手は2018年に『横浜F・マリノス』でプロデビューして以降、『名古屋グランパス』、『水戸ホーリーホック』、『モンテディオ山形』でもプレーしていたのですが、現時点では他のクラブでトラブルを起こしたとの情報はありません。
ちなみに、元『サガン鳥栖』の福田晃斗選手(32)は結婚から4年後の2020年に、当時所属していた『湘南ベルマーレ』の後輩選手の妻に“セクハラLINE”を送りトラブルになっていたことや、それが原因で移籍から1年足らずで『アルビレックス新潟』へ移籍となった疑惑を『女性セブン』に報じられ、そして今年1月には不倫＆妊娠中絶トラブルが表沙汰となり、サガン鳥栖を退団しました。
こうした例もあり、山田康太選手にも疑いの目や今後を懸念する声が上がっているのですが、横浜FCでもトラブルを起こしてチームの和を乱すことがないようにしてもらいたいです。
また、ガンバ大阪が山田康太選手の問題行為を隠蔽しようとしていた疑惑についてですが、クラブ側がキッパリと否定しているので真相は不明ながら、対応の遅れにより選手たちはクラブに不信感を募らせ、さらにチームワークが崩壊するといった問題が発生していたのは事実のようですし、これから選手たちやサポーターからの信頼回復に努めてもらいたいです。