演歌歌手・山川豊さん(本名=木村春次 65歳)の個人事務所『山川音楽事務所』が公式サイトで10日に、山川さんが「肺ガン」と診断されたことを公表し、病気治療に専念するため活動を休止することを発表しました。
事務所の発表によると、山川豊さんは昨年11月中旬に、内視鏡の定期検査と血液検査を受けたところガンの疑いが見つかったことで精密検査を受けた結果、肺ガンと診断されたため、当面は検査と病気治療に専念すると報告しています。
山川豊さんもコメントを発表し、「人生、いろんな坂を登ってきました。病名を伺ったときはさすがに驚き動揺しました。また一つ坂道が目の前に現れましたが、今までやってきたように自分のペースでしっかり登り切って、また皆様の前でマイクを握りたいと思います。握った拳は緩めません。皆様の前に必ず帰ってきますので、しばらくの間待っていてください。」
と復帰を誓っています。
そして、山川豊さんの肺ガン公表を受けてネット上では、
- 早期なら、肺がんも怖くない。やっつけてやりましょう!! 治療は大変だけどね、がんばってほしい
- ステージが軽度であれば充分復帰できるから、コメント通り検査と治療に専念して頂きたいね。
- 転移が無ければ良いけど このタイミングで公表とは嫌な予感
- タバコ吸ってると肺ガンの危険は高くなるけど吸っていなくてもなるからな。ウチの祖母がそうだった。タバコなんて吸った事ないし他の家族誰も吸わなかったがな。
やはり吸ってないからと言って検診に行かないのはよくない。山川さんはどうだったのかな。 - もう一度再起して名曲であるアメリカ橋をテレビで歌っていただきたい。父が大好きな歌でした。がんに打ち勝って這い上がってほしい。
- 八代亜紀の訃報が入ったばかり。昭和歌謡のスターたちも高齢化してきて今後は悲しい報せがやってくるばかりなんやろなぁ。
とはいえ山川豊はまだまだ若い。治療に専念して下さい。
などの声が上がっています。
山川豊さんはガンの進行度(ステージ)を公表していないほか、症状の有無なども明らかにしておらず詳細は不明ながら、肺ガンはガンの中でもすい臓や肝臓などと並んで生存率が低く、初期段階で転移が見られないステージ1で手術を受けた場合の5年生存率が70~80%、近くのリンパ節に転移しているステージ2では50%前後、肺周辺の組織や他臓器、離れたリンパ節に転移などが見られるステージ3で30%前後、末期状態のステージ4では10%以下とされています。
医療技術の進歩によって生存率は年々上昇しているものの、他のガンに比べると生存率が低いことに変わりはなく、“アニメソング界の帝王”と呼ばれていた歌手・水木一郎さんは、2021年に肺ガンのステージ4と診断され、その後様々な治療などを受けましたが2022年に74歳で亡くなりました。
昨年11月には、水木一郎さんと同世代の歌手・大橋純子さんが食道ガンの再発で治療中に73歳で亡くなり、9日には膠原病の治療で昨年9月から活動休止していた八代亜紀さんが、昨年12月末に73歳で急死していたことが発表されたばかりで、山川豊さんのガン公表を受けて心配の声が相次いでいます。
現時点でのガンの状態は分かりませんが早期発見だったことを願うばかりで、これからしばらく治療に専念して、今後また元気に活動する姿を見せてほしいです。