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ソフトバンクにFA移籍の山川穂高選手の強制性交等事件のその後。弁護士が今後の対応言及、民事裁判に発展の可能性も

山川穂高が性的暴行疑惑事件の被害女性と和解未成立。ソフトバンクも裁判リスク覚悟で獲得…トラブル巡りネットで物議

総額12億円プラス出来高払いの4年契約で、プロ野球『埼玉西武ライオンズ』から『福岡ソフトバンクホークス』へのFA移籍が決まった山川穂高選手(やまかわ・ほたか 32歳)が、山川選手からの性的暴行被害を訴えている20代の知人女性と現在も和解に至っていないことを、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えており、女性の弁護士にも取材を行っています。

山川穂高選手は今年5月に『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』によって、表では家族愛をアピールしながら裏では女遊びを繰り返し、昨年11月に以前から狙っていた知人女性・A子さんと初めて2人っきりで食事に行った後、「個室のバーで2次会しよう」と言ってホテルに連れ込み無理やり性的な行為に及び、下半身から出血するほどのケガを負わせてトラブルになっていると報じられました。

A子さんはトラブルから数日後に警視庁に被害を相談し、警視庁は強制わいせつ致傷容疑で被害届を受理、山川穂高選手は今年3月開催の『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』が終了後すぐに警視庁の事情聴取を受けたとのことでした。

ただ、山川穂高選手は一貫してA子さんの主張を否定し、ホテルに行ったことは事実と認めつつも、合意のもとで行為に及んだなどと主張しており、文春オンラインの直撃取材でも、「ちょっと引っ掻いちゃったのかなと思っているんですけど。それでケガをさせてしまったのは本当に申し訳ないと思っていますけど、(行為は)無理矢理では絶対にない。無理矢理するほど、なんていうんですか、イかれてないというか(笑)」「無理矢理では絶対にない」と答えていました。

5月には警視庁が強制性交等(法定刑:5年以上の有期懲役)の容疑で書類送検しましたが、検察に判断を任せる「相当処分」の意見を付けていました。

そして、検察が8月に「嫌疑不十分で不起訴処分」としたことが明らかとなり、10月から教育リーグ(二軍の開幕戦)『みやざきフェニックス・リーグ』で実戦復帰を果たし、復帰にあたり報道陣の取材に応じた際にはA子さんとの示談について、「示談は無いです。詳細や、お相手の方もいますので、ここで僕が個人的な感想、意見などは差し控えさせていただきたいと思っています」と語っていました。

山川穂高選手が実戦復帰前の謝罪動画

デイリー新潮によると、山川穂高選手は不起訴後もA子さん側の弁護士を協議を重ねたものの、和解に至っていないといい、その理由について球界関係者は「女性には“事件をデッチあげられた”と思っており、全く歩み寄るつもりはなさそうです」とし、捜査関係者は「示談金の話も出たとは聞いていますが、金額が法外で、山川は首を縦に振らなかったようです」と語っています。

ちなみに、『スポーツニッポン』はA子さん側から「相場の数十倍にのぼる示談金1億の提示があった」との情報を伝えていましたが、A子さんの弁護士はこれを否定しています。

そして、デイリー新潮はA子さんの弁護士に今後の対応について聞いたところ「まだ協議中」と答え、山川穂高選手側の弁護士は「特にお話しすることはありません」と回答したとのことです。

移籍先のソフトバンクはこの問題をどう捉えているのか気になるところですが、球界関係者は、「球団は民事訴訟が始まるリスクも踏まえた上で、山川と契約を結んでいます。つまり山川の主張を完全に信じているということ。球界としてはA子さんとのトラブルについては、不起訴処分で“終わり”という考えです。山川の奥さんも許しており、ファン心理だけがどうにもならない状況が続いています」と語っています。

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

不起訴になる前の7月にはA子さんの知人が文春オンラインの取材に応じ、A子さんは昨年11月に山川穂高選手から受けた行為がトラウマのようになり、「大勢の男性に囲まれる状態が怖く、電車にも乗れずに精神科のカウンセリングに現在も通っています。」と、心にも深い傷を負っていると語っています。

また、ネット上では「美人局(つつもたせ)」を疑う声も飛び交っているものの、ウソをでっち上げて、カネ目当てで被害を主張しているわけではないとし、A子さんは今後もし示談金を受け取ったとしても、被害者支援団体に寄付する意向を示していると明かしていました。

文春オンラインはこの他にも、A子さんの被害感情は強いといったことも伝えていたのですが、A子さんは現在も民事訴訟は起こしておらず、これに対しては疑問の声も少なくありません。

ニュースサイト『ピンズバNEWS』の記事では、文春オンラインの第一報直後に警察官部が「可哀相だ」「あいつはハメられたんだ」などと漏らしていたとし、「女性と山川選手の間でのトラブルの舞台となったのは東京・六本木にあるホテル。相手の女性もいわゆる“港区女子”」「トラブルがあった日も、2人は仲良くLINEをしていることが確認されている。そこでのやり取りは極めて円満な雰囲気。つまり合意のうえでの行為であり、警察は事件性がないと当初から判断していた」と捜査関係者が証言しています。

そうしたこともあり、示談未成立ながら検察は不起訴処分としたと考えられるほか、ソフトバンクも山川穂高選手側の主張や警視庁と検察の対応を受けて、大型契約を結んだとみられますが、A子さんが今後裁判を起こして民事では過失が認められる可能性もあります。

そして、あの事件がちゃんと片付く前に移籍して何事も無かったかのように野球を続けるというのは印象が悪く、今後もしばらく世間からのバッシングは続くでしょうね。

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