“山P”こと山下智久さん(35)とKAT-TUN・亀梨和也さん(34)の未成年飲酒、山下さんの未成年淫行疑惑が報じられてから10日が経とうとしていますが、ジャニーズ事務所は問題を報じた週刊誌『週刊文春』の取材に回答するのみで、公式サイトなどでコメントを出すことなく完全スルーを続けており、警察もこの問題をスルーしていることを『東京スポーツ』（東スポ）が報じています。
山下智久さんと亀梨和也さんは7月末に東京港区内のバーで飲酒し、その場に居合わせた客とも酒を酌み交わしていたそうなのですが、そこにいた女性3人のうち2人は現役女子高生モデルで、山下さんは飲み会が終了後に、17歳の女子高生をお持ち帰り、高級ホテルで翌朝まで2人っきりの時間を過ごしていたと『週刊文春』に報じられました。
ジャニーズ事務所側は取材にバーでの飲酒は認めつつ、その場に未成年がいたとは知らなかった、他の客の飲酒の有無も関知していないと主張し、女子高生が年齢を偽って酒を飲み、後日謝罪があったとの話をバーの店長から聞いているとの情報も明かしていました。
このように未成年飲酒への関与は否定した一方で、山下智久さんが女子高生モデルをお持ち帰りした件については回答無しという対応でした。
これについて東スポの記事では事情を知る芸能関係者が、「（女子高生モデルの）Aさんが年齢を偽って飲食店を訪れ、その後店側に謝罪したことが明らかになっている。彼女との密会報道も決定的な証拠がない。山下は橋本＆作間や岩本と違って、キャリアが長く、事務所に貢献してきた。自発的な『退所』はあっても『クビ』はありえないというのが、大方の見解です」
と語っています。
ジャニーズ事務所側がもし一切処分を下さなかったとしても、深夜外出や未成年飲酒・淫行は青少年育成条例に抵触するもので、警察が捜査に乗り出してもおかしくない案件ではあるのですが、東スポは「現時点で警察などの捜査機関が動いているという話は聞かない」とし、警察関係者も「山下さんやAはさんから事情を聴くこともしていない。というより、全く関心を示していない」と明かしています。
警察はなぜこの問題に興味を示さないのか、その理由については明らかにしていないのですが、東スポの報道を受けてネット上では、
- 小出恵介の件との違いが解らない
- いずれ時間が解決してくれる、、、何だかスッキリしないですよね。山Pの今回の件何もないなんて考えられない。
未成年お持ち帰りはダメでしょ。あまりにも大人としての自覚の無さにガッカリ - ワイドショーが全然取り上げないのも不可解。大きな力が働いているんだろう。
- 上級芸能人は、捕まらない？今まで逮捕された人との違いが、分からない。今まで追放された芸能人との違いが、分からない。
- 山口や小出恵介と同じような感じだよね。当の本人は雲隠れ状態だからね。これは芸能人としてアウトでしょ！
- 親友が出会い系で20歳と言われて会ったが実は17歳で、警察の御用になりました。
取り調べで本当の年齢を知らなかったと何度も言ったのに駄目で、新聞に実名が載り会社はクビになり引っ越して音信不通です。
警察は一般人と芸能人とでは罪の重さが違うんですかね。許せません！ - 山Pだけお咎めなしならば、これまで似た理由で退所させられたり、処分を受けたジャニーズの人達は何だったの？という話になる。
メディアも沈黙を貫いていて不自然だし、山Pだけ上級ジャニーズ扱いになっているよね。 - 大物芸能人ならまともに報道すらされず無罪放免、それ以外の一般人は逮捕案件って、この対応の違いが本当に分からない。
メディアもそれ以外の各機関もそれぞれの正義の元で、然るべき対応と対処をしてもらいたい。 - 違法行為、犯罪が疑われる事案なのにTV局、大手メディアはスルー。それをいいことに、ジャニーズもスルー、TV局とジャニーズの悪しき癒着ですね。
真相究明、説明責任、厳正なる対処、これが日本を代表する芸能事務所に課せられた責務ではないでしょうか。
などの声が上がっています。
ジャニーズ事務所では近年、NEWS・小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん、Snow Man・岩本照さん等が未成年との飲酒問題で処分を受けており、岩本さんに至っては2017年のホテル合コンに、未成年者がいたと週刊誌にリークされたことによって、今年3月から6月末まで芸能活動を自粛していました。
また、俳優・小出恵介さんは2017年に当時17歳の未成年女性と飲酒、淫行した問題で、当時所属していた事務所から無期限活動休止処分を受け、その後は青少年育成条例違反の疑いで書類送検（後に不起訴処分）されました。
山下智久さんも小出恵介さんと同様の行為をしたにも関わらず、大手スポーツ紙や各テレビ局はこの問題をほとんど取り上げることなく、さらに警察も捜査に乗り出していないとのことで、これではジャニーズ事務所側が裏で何かしていると疑われても仕方がないでしょうね。
ジャニー喜多川前社長が亡くなったことで事務所の役員が変わり、“タッキー”こと滝沢秀明さんが副社長になったことによって、タレントのスキャンダルに対しては厳正な処分を下すようになったとも言われますが、今回の件に対する対応などを見る限り根本は変わっていないようです。
今後も人気タレントの不都合なスキャンダルに対しては基本スルー対応で、大手メディアの報道も封じ込めることで騒動の沈静化を図るつもりなのかは分かりませんが、問題視する声が多く上がっているだけに、公式サイト上などできちんとコメントを発表するなりしてほしいものですね。