お笑いコンビ『尼神(あまこう)インター』の解散発表から2週間が経ち、『西川のりお・上方よしお』の西川のりおさん(本名=北村紀夫 72歳)がコンビ解散の裏側を明かし、解散に至った理由として2人の不仲を挙げたことで反響を呼んでいます。
西川のりおさんは11日放送のラジオ番組『ますだおかだ増田のラジオハンター』(ABC朝日放送ラジオ)にゲスト出演し、尼神インターの解散について語り、「尼神インターは辞めんのわかっとったよ」「めっちゃめちゃ仲悪かった」「この目で見てるし、この体で体験してるのがね」
と、2人の仲が悪かったのは事実だと暴露しました。
<↓の画像が、尼神インターの不仲を暴露した西川のりおさん(右)の写真>
尼神インターの不仲エピソードも披露し、「福岡の劇場で社員が困っててね。どういうことかというと、タクシー1台呼んで博多駅まで行くいうのに、どっちかが『一緒にタクシー乗んの嫌や。私、1人は高速バス乗るわ。一緒にタクシー乗りとうない』と。行きはどないして来てんいうたら、バラバラに来たらしいわ」
と明かしました。
また、昨年末に岐阜と三重の営業で一緒になった際には、誠子さん(本名=狩野誠子 かのう・せいこ 35歳)が楽屋入りすると、渚さん(本名=鹿島渚 39歳)は楽屋には入ろうとせず、楽屋の外で過ごしていたそうです。
<↓の画像は、解散した尼神インターの写真>
(左から)誠子さん、渚さん
さらに、「漫才を見せてもろたら、息がバラバラってなもん違うて、漫才のテイをなしてないのよ。交代交代、代わる代わるしゃべってるだけなんよ」「『舞台出てる?』と聞いたら『出てません』って言うわけ。むしろ(解散)発表がね、1月でも2月でも良かったわけ。ただ3月に発表しただけでね」「恐ろしいほど仲悪かった」
とぶっちゃけました。
そして、お笑いコンビが解散に至る理由について、「辞めるいうことは仲が悪いのよ。結局は。みんなきれいごとでね、『各々で考え方が違ってね、各々の道で頑張りましょう』って言うのは綺麗事よ。ホンマに仲良かったら辞めますか、私ら仲が良いんですって離婚しますか」「実際に仲が悪かったら辞めます、これが究極の答えです。僕もいま漫才、現役で組んでるコンビですが、究極仲悪かったらやっぱ辞めます。辞める時のあれ、言い訳で綺麗事でウソやと思います」
などと持論を展開し、わざわざコンビを解散するということは、不仲が大きな原因だと語っていました。
西川のりおさんのぶっちゃけトークを受けてネット上では、
- ほんそれ 円満離婚、円満退社、円満解散・・・円満やったら続けたらエエやんか
- ビジネスでも一緒にいることが無理で生理的にも無理なら…解散は当然かも。
- 不仲な時期を乗り越えた、おぼんこぼんさんとオール阪神・巨人さんは真のプロだね
- 本人達が何も言っていないのに事情を勝手に話す先輩 俺は嫌いだな
- そんなんいちいち言わんでいいやろ。二人ともこれからの事もあるんやし。
- 尼神インターはもうあきらかにお互いが見てるところが違うってのは誰の目がみてもあきらかよね。
お互いの言い分はあるんだろうけど、あきらかに誠子の変化にみんな違和感というか… - 昨年12月、地方での舞台を観ましたが、のりおさんの言われる通り、「ただ交互に喋ってるだけ」「漫才の体を成してない」というのがピッタリだった。
素人が観ても酷かった。渚さんが適当というかいい加減というか、「やる気あんのかコイツ」というくらい雑で、残念を通り越して呆れるくらいだった。お金を取って見せるプロの仕事ではなかった。
などの声が上がっています。
尼神インターの2人は3月に解散を発表した際に、それぞれ長文のコメントを吉本興業を通じて出したものの、コンビ解散に至った経緯や理由などは明らかにしませんでした。
これによって様々な憶測が飛び交い、誠子さんが数年前からお笑いよりも美容や料理に情熱を注ぎ、一方で渚さんは変わらずお笑いに力を入れてコンビ活動が激減していたことから、方向性の違いによって解散に至ったのではというのが大方の見方でした。
そして、誠子さん本人も週刊誌『女性自身』の独占インタビュー取材で、コンビ解散に至った理由について、「ちょっとだけ渚と私でやりたいことが違ってきたのを、ベテラン夫婦ではないですが、話すまでもなく空気で感じていた」
などと語り、お互いに「コンビとして出来ることはやり切った」との思いがあったことで、解散を決定したとしています。
また、誠子さんは尼神インター解散と共に吉本興業を退所、独立しましたが、今後も芸人としての活動を続けていくとも明かしており、「大好きなお料理とお笑いをかけ合わせたイベントをやってみたい」などと語っています。
このインタビューで、渚さんとの間で方向性の違いが生まれていたとしているものの、関係が悪化したという話はしていません。
そのため、西川のりおさんの話はどこまでが事実なのかは定かではないですし、誠子さんはコンビ解散と同時に吉本興業を辞めるという選択をしているため、不仲が事実だったとしても解散理由はそれだけでなく、やはりもっと自由に新たな挑戦をしていきたいとの思いが強く、こうした結末を迎えたのではないかと思います。
また、いくら先輩でも本人たちが明らかにしていないコンビ間の関係性を、公の場でこのように暴露するのはどうなのかと感じますね。