上戸彩さん、武井咲さん、高橋ひかるさん、藤田ニコルさんらが所属する芸能事務所『オスカープロモーション』の看板女優・小芝風花さん(こしば・ふうか 27歳)が年内をもって退所し、『トップコート』へ移籍することを12日に複数のメディアが伝え、このタイミングで事務所移籍となった裏側を巡り様々な情報が飛び交っています。
オスカーからトップコートに移籍するとの情報は週刊誌『週刊文春』が第一報を伝え、これに続いて各スポーツ紙も関係者への取材で、小芝さんとオスカーの契約が年内をもって満了し、円満退所となったなどと報じました。
週刊文春の記事では事務所関係者が、小芝風花さんがオスカーを退所する理由について、「女優としての評価が上がってオファーが引きも切らない状態のなかで、事務所からやるように言われた仕事と、本人がやりたい仕事との間にギャップが生まれていたようです。ブレーク前から長年苦楽をともにしていた男性マネージャーとも、ここ1、2年で関係が悪くなっていた」
と証言していました。
また、『ピンズバNEWS(双葉社)』は退所に至った理由の1つとして、小芝風花さんに仕事が集中し過ぎていたことを挙げています。
オスカーは2020年前後から看板タレントの退所が相次ぎ、事務所の看板女優だった米倉涼子さんをはじめ、かつて“ゴリ押し”していた剛力彩芽さん、忽那汐里さん、岡田結実さん、森泉さん、堀田茜さん等が次々に退所、そして上戸彩さんや武井咲さんは出産後に女優業をセーブしていることにより、オスカーは少し前から小芝風花さんを猛プッシュしていました。
小芝風花さんは一時期10本以上のCMに出演、1年間に4本の連ドラに出演し、複数の作品を掛け持ちで出演することもあり、オーバーワーク気味だったことでファンからも心配の声が上がっていました。
ピンズバNEWSによれば、仕事が増える一方で事務所のアフターケアが不十分だったといい、「小芝さんがいくら働いても、特別なボーナスなどはなかったと聞こえきています」
とワイドショーデスクが明かしています。
他にも、オスカーには「20歳以降にデビューした場合、デビューから5年まで恋愛禁止」「10代にデビューした場合、25歳まで恋愛禁止」という暗黙のルールがあるとされ、こうしたプライベートを干渉する厳しい制限に嫌気がさしたのではとの見方もあるといいます。
一方、移籍先のトップコートはタレントを大事にする事務所として有名だそうで、「とにかくタレントファーストな社風で、同社の社長・渡邊万由美さんはタレントからとても慕われている」「渡邊社長たちが良いマネジメントをすることで俳優がのびのびと成長し、誰かが離れても、また別の良い俳優が入れ替わる形で入所する。まさに好循環で稼働しているプロダクション」
と、芸能プロダクション関係者が明かしています。
こうした評判の良さから小芝風花さんはトップコートを移籍先に選んだ可能性があるほか、4年前にオスカーからトップコートに移籍した堀田茜さんとも仲が良く、ドラマで共演して以来、兄のように慕っている俳優・中村倫也さんもトップコートで活動しており、こうした周囲の存在があってトップコートに移籍したのではないかとしています。
そして、小芝風花さんのオスカー退所、トップコート移籍に対してネット上では、
- まあどこの業界でもホワイトに人は集まるよね
- かわいいし演技上手いし素敵な女優さん。事務所変わっても頑張ってほしい
- 彼女なら事務所がどこに変わっても大丈夫。かわいいし上手だしこれからも応援してます
- オスカーって人気になれば働かせすぎのイメージが強く、他の人をもっと持ち上げようとしないイメージ
小芝さんなんてもう見ないクールがないくらい働いてゴチにも参戦してるからすごい体力ある子だなと思ってた - 退所前に仕事が沢山入っていたのは 移籍のために上納金として事務所に払うためではと推測する
- 本人が余計な心配なく仕事出来る事務所が1番! 今後の活躍も期待してます!! ゴチ残留して、来年も笑顔の小芝さんの姿が見られる事を祈ってます!!
などの声が上がっています。
オスカーは以前から薄利多売によって売り出したいタレントのメディア露出を増やし、人気・知名度を上げるという手法をとっており、小芝風花さんの前には武井咲さんや剛力彩芽さん等がゴリ押しされていました。
これまでオスカーにゴリ押しされてきた女優たちは、実力以上に大きな仕事を次々に獲得していき、メディア露出があまりに多いことで批判の対象となってきましたが、小芝風花さんは女優としての実力も高く、加えてバラエティ番組などでも常に笑顔を見せ、その愛嬌からファンを増やしており、歴代のゴリ押しされてきたタレントと比べて批判は少なかった印象です。
トップコートに移籍後は、堀田茜さんのようにバラエティ番組への出演は減り、女優業がメインになっていくことが予想されますが、女優として今後のさらなる活躍に期待したいところです。
一方、小芝風花さんが抜けた穴を埋めるために今後オスカーがゴリ押ししていくとみられるのは、10日に行われたオスカー恒例の新春晴れ着撮影会で“センター”にいた高橋ひかるさんです。
<↓の画像は、高橋ひかるさんの写真>
晴れ着撮影会では、2019年末から剛力彩芽さんに代わって小芝風花さんがセンターを務め続けており、そして高橋ひかるさんは小芝さんの左隣が定位置となっていたのですが、今年の撮影会に小芝さんの姿はなく、高橋さんがセンターに昇格していました。
<↓の画像が、『オスカープロモーション2025年晴れ着撮影会』の写真>
(左から) 井頭愛海さん、ギュナイ滝美さん、本田紗来さん、本田望結さん、井本彩花さん、高橋ひかるさん、宮本茉由さん、玉田志織さん、大角ゆきさん、川瀬莉子さん、尾碕真花さん
高橋ひかるさんは以前から小芝風花さんと共にプッシュされていましたが、今後さらに仕事が増えるとみられるほか、週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』によると、オスカーは本田望結さんにも大きな期待を寄せているそうで、同じくオスカー所属の妹・本田紗来さんと共にCM出演なども増えていく可能性があるといいます。
高橋ひかるさんは5年前に体調不良を理由に芸能活動を一時休止し、出演予定だった連ドラを降板するというトラブルがあったので今後に不安がありますが、体調に気をつけながら仕事を頑張ってもらいたいですし、オスカーにはこれまでのように一部のタレントに仕事を集中させるのではなく、分散させてタレントを育ていってほしいと思いますね。