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間寛平が吉本新喜劇GM就任と小籔千豊の座長勇退の真相…辻本茂雄も言動巡り降ろされた過去? ネットで物議

小籔千豊が吉本新喜劇の座長を突然退任の裏側…吉本興業や先輩芸人との関係も背景に? 池乃めだかが内情を語る

2006年から『吉本新喜劇』の座長を務めていたお笑いタレント・小籔千豊さん(こやぶ・かずとよ 48歳)が14日にインスタグラム上で、今年8月に座長を辞めることが決まったと発表しましたが、突然の座長“勇退”を巡って「小籔潰し」の声も上がっていると25日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じています。

小籔千豊さんは1993年に漫才コンビ『ビリジアン』を結成し、2001年に相方が構成作家に転身することで解散、その後吉本新喜劇に入団し、それから約4年後の2006年1月末に異例のスピードで座長就任が発表され、内場正則さん、辻本茂雄さん、吉田ヒロさんの4人体制で新喜劇の座長を務めていました。

現在は小籔千豊さんのほか、川畑泰史さん(54)、すっちーさん(49)、酒井藍さん(35)の4人が座長を務め、それぞれが作家と相談しながら、担当週の新喜劇の脚本作成を行っているのですが、1月14日に小籔さんは自身のインスタグラムで突然、座長を辞めることが決まったと発表しました。

<↓の画像は、吉本新喜劇の座長4人の写真>

(左から)すっちーさん、小籔千豊さん、川畑泰史さん、酒井藍さん

インスタグラムでは、今年で吉本新喜劇の座長を辞めることになりましたm(_ _)m 会社の偉いさんから突然言われた時は、少し寂しい気もしましたが、元々、10年経ったら辞めなければならないと思っていたのに15年やってしまいました。クビなのか任期満了なのかはわかりませんが、とりあえず当番が終わります。と、座長を辞めることを報告していました。

今後については、今年の8月が最後の座長週出番予定でして、11月あたりにイベントで前からやりたかった台本の新喜劇をやります。座長辞めてもどっかで公演はやっていくつもりです。今までありがとうございました。と綴っています。

小籔千豊さんが座長退任を発表する2週間以上前には、『サンケイスポーツ』が吉本新喜劇の元座長である間寛平さんが、新喜劇初のゼネラル・マネジャー(GM)に就任することを報じました。

GM職を新たに設けた理由は新喜劇の活性化だそうで、「作家と経験豊かな座長による舞台構成は、安定した笑いが計算できる一方で、座長の配下にいる座員が一部で固定化。フレッシュさをどう出していくかが、数年来の課題になっていた。新喜劇のよさを残しつつ、時代に合った改革をどう進めていくか。社内で議論を重ねる中、浮かび上がってきたのが、寛平の存在だった。」とサンスポは伝えています。

この報道から2週間以上が経って小籔千豊さんは座長を辞めることを発表し、フラッシュの記事では吉本興業の関係者がその裏事情について、「あの書き込みは、小籔さんが会社に無断でやったんです。文章を読むと、小籔さんは突然の発表であることを隠していません。感謝や寂しさを伝える形を取っていますが、相当怒っていたんだと思います」と語っています。

一方でフラッシュの取材に吉本興業側は、「インスタグラムでの勇退発表については、弊社内での事前打ち合わせや発表スケジュールの共有などが行われたうえでのことです」と回答し、事務所に無断での発表を否定したとしています。

ただ、前出の関係者は小籔千豊さんの退任発表に至るまでの経緯について、「近年、会社は新喜劇での小籔さんの振舞いを制御できなくなっていたのです。GMポストは、小籔さんを“潰す”ための上層部の発案です。小籔さんにも事前に説明はありましたが、『サンスポ』の報道に“意図”を読み取り態度を硬化。今回の“自爆テロ”となったのです」と語っています。

吉本新喜劇では2019年に大人気だった辻本茂雄さんが座長を退任(現在は座員)しており、ある劇場関係者によると、辻本さんも事務所の経営陣やスタッフにとっては扱いにくい芸人の1人だったといい、「辻本さんには新喜劇を引っ張っているという自負があり、若い座員にも厳しく接していました。2019年に辻本さんが座長を退いたのは、小籔さんが『辻本さんがいるとやりにくいねん』と会社に訴えたことがきっかけでした」と証言しています。

<↓の画像は、人気キャラ「茂造じいさん」に扮する元座長・辻本茂雄さんの写真>

また、ある芸人は辻本茂雄さんの座長退任について、「吉本は旅行会社と提携して、なんばグランド花月(NGK)の公演観賞を含むツアーを組んでいましたが、座長が辻本さんの時が一番喜ばれたそうです。それでも座長を降ろされるというのは、よほどのことがあったんでしょう」と推測しています。

前出の吉本関係者によれば、新喜劇のキャスティング権は担当の役員が持っていて、意見を言う芸人はほとんどいないものの、小籔千豊さんは役員にも不満をぶつけていたそうで、「会社の指示を聞かずに小籔さんを頼る座員が増え、陰で“小籔劇団”と言われていました。一方で小籔さんは、稽古中はテレビでも見られる“毒舌王”ぶりで、先輩芸人にも辛辣な言葉を飛ばすことがあります」と語り、事務所側もかなり扱いにくい存在になっていたようです。

さらに、小籔千豊さんの言動に腹を立てる先輩芸人もいたとし、「不満を直接ぶつけられる劇場社員や池乃めだかさん(78)など、ベテラン座員から苦情が上層部に届くようになったのも、GMポストが設けられた理由です」と明かしています。

事の真相を確かめるため、フラッシュの取材班は池乃めだかさんに直撃取材を敢行し、小籔千豊さんの仕事ぶりについて聞くと、「“信念の男”やなあと。会社へね、俺やったら言わんようなことでも、自分がおかしいと思ったら、自分を出して。よう戦ったなと思うけどね」と語ったといいます。

<↓の画像が、フラッシュの取材に応じた池乃めだかさんの写真>

座長を辞めるのは事務所側の意向なのかについては、「それはわからんな。(そういう話が)出てきても、おかしないようなこともあるかもわからんねぇ」と答え、小籔千豊さんは座員から慕われていた?との問いには「と思いますよ。……煙たい人もおったやろうけどね」と明かし、池乃めだかさんにとっては煙たい存在ではなかったのか聞くと、「はい」と答えたとのことです。

フラッシュはこのように、小籔千豊さんが吉本新喜劇の座長退任に至った裏側を報じているのですが、これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

フラッシュが報じているような裏事情があるのかどうかは不明ですが、小籔千豊さんは自己主張が強く、先輩芸人等に対しても物怖じせずにズバズバと思ったことを言う方なので、周囲から疎まれたり、不満の声などが噴出していたというのも何となく分かりますね。

また、このタイミングでの座長退任については、吉本興業が吉本新喜劇の大改革に着手しようとしていることが要因とも考えられ、小籔千豊さんは座長就任時に「伝統8割、革新2割でやっていく」と語り、重要なのは見る側が求めている伝統の笑いを届けることだとしているものの、吉本興業は時代に合った改革をしていくとサンスポは伝えています。

改革を行うにあたって、座長の上に立つ存在として間寛平さんをGMに据え、吉本興業は寛平さんに隠れた才能を持つ若手の大胆な起用、新たな組み合わせにも期待を寄せているそうで、保守的な考えの小籔千豊さんが座長だった場合に、次々に新たな挑戦をするのは難しいと上層部は判断し、小籔さんには座長を退いてもらう形になった可能性もありそうです。

そして、小籔千豊さんがインスタグラムに綴った文章から、吉本興業との関係悪化なども懸念されますが、座長を退任後もどこかで公演をやるつもりだとしており、今後の新たな活動に期待したいですね。

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