週刊誌『週刊文春』が報道したダウンタウン・松本人志さん(60)の性加害疑惑問題で、松本さんに女性を斡旋していた等と報じられ、13日に芸能活動自粛を発表したスピードワゴン・小沢一敬さん(おざわ・かずひろ 50歳)の近況を23日発売の週刊誌『フラッシュ』が伝えています。
フラッシュは小沢一敬さんの芸能活動自粛を受けて、化粧品会社の社長で政治団体『愛地球党』の党首も務める弟・小澤頼仁さん(47)に取材を行ったとし、事実無根だと否定していた小沢さんが活動を自粛した理由について聞いたところ、「兄は自分を傷つけ、悪者にすることで、ほかの人を守ろうとしているんですよ」と語ったそうです。
<↓の画像が、スピードワゴン小沢一敬さんの弟・頼仁さんの写真>
続けて、「兄はとにかく優しい人です。お詫びの言葉や、反省の言葉を真っ先に言いたいはずですよ。でも何か言えば、被害があったと訴える女性の側の方や、尊敬する先輩や可愛がっている後輩など、関係者の誰かが傷つき、誰かが悪者になってしまうでしょう。だから黙っているんだと思います。芸能界への復帰について、兄は自分の意志ではなく、関係者の皆さんの思いを優先する人です。私や家族、地元の友人たちも、みんなでその選択を尊重します」
と明かしたとしています。
また、芸人仲間は小沢一敬さんの対応や現在の様子について、「繊細な人ですからね。自分のせいで、松本さんを活動休止に追い込んでしまったと責任を感じているようです。今、『飯も食えないし眠れない……』とこぼしているらしいです。確かに目の下のクマはすごくて……。でも、たむけんさんのように自分の言葉で否定か謝罪をしてほしいという意見がけっこうあります。黙って姿を消すのはカッコ悪いですよ。小沢さんはキザなことを言って、井戸田さんに “あま~い” とツッコまれる持ちネタがありますが、普段もキザなんですよ。それがどうして沈黙なのか……」
と語っています。
フラッシュは1月中旬に、小沢一敬さんが自宅からバイクで外出する姿をキャッチし、帰宅したタイミングで直撃取材を敢行したそうですが、記者の問いかけに対してキョトンとした表情で「はあ?」などと反応するだけで、質問には応じることなく憔悴した様子で自宅に入っていったとのことです。
<↓の画像が、フラッシュが撮影したスピードワゴン小沢一敬さんの写真>
この報道を受けてネット上では、
- 事実を言えば良いだけ 言えないのは恥じる点があるからだろ
- やましいことがなければ、口を開いても先輩や後輩に迷惑をかけることなどないと思う
今回の騒動、最初は文春報道など半信半疑だったのに、松本や吉本その他関係者の言動で信憑性が高まってしまった気がする - 誰かを守ろうとしているのではないと思う。仕事を続ければ、自ずと矢面に立つことになるが、それに恐れをなしただけ 要は逃げただけ
- アテンドされた松本が、その後輩たちを守るつもりが無いんだろうな。世話になったくせに。
小沢は気が小さそうだからかわいそうだけど、ついて行く先輩を間違えたとしか言えない。 - 松ちゃんが全部悪いとは思わんし、色々言い分があるのも分かるけど後輩は守ったって欲しい。
ダンマリが続けば周りにどんどん飛び火していく。そこは漢気見せて欲しい。 - 小沢は合コンをセッティングしたのであって何ら落ち込む必要ないけどな。てか松本が一言後輩芸人は関係ないって言えば良い
- 松本さんも小沢さんは関係ない、Xでもいいからキッパリと否定してあげれば良かったのに。
松本さんが活動休止するのは自由だが、この人は、何年も仕事やすんで生活できるくらいお金持ちなのか。
などの声が上がっています。
小沢一敬さんの近況については、同じく『ホリプロ』に所属する歌手・タレントの和田アキ子さんが21日放送『アッコにおまかせ!』(TBS系)で語る場面がありました。
前回の放送では小沢一敬さんの活動自粛について「なぜ(活動継続を)発表しておいて、すぐこういうことになる」などと語っていたのですが、21日放送回では事務所から色々と事情を聞いたとし、「本当に体調悪いんですよ」「お医者さまにも診てもらって」「やっぱり自分が迷惑かけたって、他の人にもってあるし、それでやっぱり松本さんが休止されたって凄い本人が気にしてるみたい」
と明かしていました。
小沢一敬さんが所属する『ホリプロコム』は、松本人志さんが芸能活動休止を発表した翌日に声明を出し、「スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります。一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません。」
としていました。
しかし、13日に一転して活動自粛が発表されたことにより、やましいことがあるのではないか等と憶測が飛び交い、過去には芸人仲間が小沢一敬さんの幅広い交友関係や、多くの女性も参加の飲み会の様子を明かしていたこともあり、ネット上では物議を醸していました。
その前には、小沢一敬さんが出演の番組が急遽放送取り止めになったり、生放送の番組から姿を消すといった異変もあり、自身の活動にも様々な影響が及び始めていて、世間からは猛バッシングを浴び、関係各所にも大きな迷惑を掛けている状況から、自ら活動自粛を決断したのではないかとも思います。
それにしても、この件に対して自ら一切弁明をすることなく、突然姿を消したのは悪手だったのではないかと思いますし、週刊文春の報道内容が事実無根ならば、小沢一敬さんも松本人志さんに続いて裁判をして、この問題に決着を付けた方がいい気もします。
いずれにせよ、騒動が落ち着いてきた頃にシレッと仕事復帰することなく、いつか自分の口でこの件について説明を行ってほしいです。