東京五輪の開会式音楽を担当するミュージシャン・小山田圭吾さん(おやまだ・けいご 52歳)が16日、学生時代に障害を持つ同級生らをイジメていたことを過去に雑誌で公言し、大炎上騒動に発展したことで謝罪コメントを出しましたが、小山田さんの関係者にも火の粉が飛び延焼を続けています。
18日には、小山田圭吾さんも所属するバンド『METAFIVE(メタファイブ)』のメンバーで、音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』(NHK Eテレ)の音楽監督を務めていたゴンドウトモヒコさん(別名・本名=権藤知彦 53歳)が、ツイッター上で謝罪コメントを出しました。
<↓の画像は、『METAFIVE』のメンバー・ゴンドウトモヒコさんの写真>
ゴンドウトモヒコさんは16日に、小山田圭吾さんが謝罪コメントを出したことを受けてツイッターを更新し、「偉いよ小山田くん。受け止める。いい音出してこう!!寧ろ炎上なんか〇〇喰らえ。」
と綴り、小山田さんの謝罪ツイートを引用投稿していました。
<↓の画像が、ゴンドウトモヒコさんのツイート写真>
この擁護ツイートがネット上で物議を醸すことになり、小山田圭吾さんは障害を持つ同級生に対して、「ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ」などとインタビューで語っていたことから、「〇〇喰らえ」という部分が特に問題視され、炎上状態になっていました。
それを受けてゴンドウトモヒコさんは問題のツイートを削除し、「余計な一言のために油に火を注ぐようなことをして大変申し訳ありませんでした。いじめ、暴力に関しては断固反対です。謝罪文を支持し過去を払拭できる活動を一メンバーとして非力ながらも協力していきたいと思います」
と謝罪しています。
<↓の画像が、ゴンドウトモヒコさんの謝罪ツイート写真>
そして、ゴンドウトモヒコさんの謝罪ツイートなどを受けてネット上では、
- 削除&謝罪するぐらいなら最初からツイートするなよ。
結局、自分の主義主張やミュージシャンとしての小山田応援なんか関係なく、批判されそうだから「保身のために」削除&謝罪しているだけだろ。
空気を読み損なった常識の無さは、永遠に消える事はないよ。 - 過去を払拭でしないような事をした人を擁護なんてあり得ない。
自分の家族がやられたら、同じ事を言えますか?やった相手に、いい音楽作ってなんて言えますか?
頭おかしいんじゃないか?何でも許されるなんてないだろ! - 油に火を注ぐ?火に油を注ぐんじゃなくて?わざと反対にしたのか?
バンドメンバーだからって内容分かったうえで擁護するくらいだから、そんな間違いしても納得。 - 油に火を注いでどうするんだよ。火に油を注ぐって言葉すら知らないのも恥の上塗り。
とにかく謝っとけ、って軽さが言葉にも出ているんだよ。 - このバンドメンバー達も、(犯罪と同様の)イジメをしていた側なんじゃないか?
こんな恥ずかしい擁護発言してるんだから。大したことじゃない、と普通の人と違う考え方しているのでは。 - NHKって受信料収入で成り立ってるのに小山田を擁護するような人物を雇用していていいんでしょうか??
ツイート削除したからOKではないと思います。小山田もNHK番組担当してますよね?
NHKは障害者を虐待した過去をもつ人物を継続して雇用するんでしょうか?見解を発表して頂きたいですね。 - てっきり若い方が勢いで擁護したのかな、と思ったらこの方も50過ぎ。呆れてものも言えない。
最近は50才でも見た目も若い人が多いし、逆に言えば幼稚なのだろうか。
油に火を、もわざと間違えてツイートしたとしても笑えないし、センスない。
この方たちのファンもいるかもしれないが、わたしは好みでないし、ムジカピッコリーノも子どもが楽しめるかというよりは、その背後にいる大人にオシャレでしょ、と言う感覚を見せているようにしか感じない。
などの声が上がっています。
このように、小山田圭吾さんを擁護する発言をしたゴンドウトモヒコさんにも多くの批判が寄せられており、騒動が拡大しているのですが、さらに小山田さんと元妻のミュージシャン・嶺川貴子さん(みねかわ・たかこ 52歳)の長男で、音楽・文筆活動をしている小山田米呂さん(おやまだ・まいろ 20歳)のツイッターにも批判が寄せられています。
小山田米呂さんはこれまで自身のツイッター上などで、人種差別などあらゆる差別に反対していることを表明し、「事件が大きかれ小さかれ、不正義に対する沈黙は賛同と一緒なんだよ。」「無視や沈黙は黙認。あらゆる差別を認めないなら行動すべき。」
などとツイートしていたため、小山田圭吾さんの過去の言動に対する見解を求める声も上がっています。
<↓の画像は、小山田圭吾さんの長男・小山田米呂さんの過去ツイート写真>
また、『SONY』は小山田圭吾さんのウォークマンに関するインタビュー記事を公式サイト上から削除するなど、ネット上で大騒動に発展していることを受けて、関係各所対応に追われている様子です。
そして、知的障害者の権利擁護や政策提言等を行う『一般社団法人 全国手をつなぐ育成会連合会』が18日、小山田圭吾さんの過去の言動に強く抗議するとの声明を発表し、さらに大きな騒動に発展しています。
東京五輪の開会式音楽を担当することが発表されたことで、過去の問題言動が蒸し返されることになり、ここまで騒動が大きくなってしまったからには、小山田圭吾さんが開会式の音楽制作メンバーから外れるのは不可能だったとしても、表に出てきて会見などを行う必要があるかもしれませんが、果たして今後どうなるでしょうかね。