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コーネリアス小山田圭吾が同級生虐待インタビュー記事に言及。言い訳にネット再炎上。東京五輪を辞退の裏側も告白

小山田圭吾が障害者イジメ問題の真相告白。週刊文春に事実と異なる部分説明、現在と今後の活動も語る。画像あり

学生時代の障害者イジメを雑誌のインタビューで武勇伝のように語っていたことが問題視され、東京五輪の演出チームを辞任し、表舞台から姿を消したミュージシャン・小山田圭吾さん(おやまだ・けいご 52歳)が、16日発売の週刊誌『週刊文春』で、ノンフィクション作家・中原一歩さんのインタビュー取材に応じており、障害者イジメ問題の真相を語っています。

小山田圭吾さんは、過去の障害者イジメ告白が原因で大炎上騒動に発展後のことについて、「これまで味わったことのない恐怖感がありました。事務所に家族への誹謗中傷、殺害予告も届きました。しばらく家には帰れなかったので、ホテルに避難したりして。まともな精神状態ではいられず、7キロほど痩せました。ただ、自分の浅はかで愚かな行為が招いたことですので……」と、大きな精神的ダメージを負ったことを明かしています。

<↓の画像が、インタビュー取材に応じた現在の小山田圭吾さんの写真>

このタイミングで取材に応じようと思った理由については、「どこかのタイミングで、自分から説明をすべきだと考えていました。また改めて謝罪の思いも伝えたかった。ただオリンピック・パラリンピックには、僕のことで迷惑をおかけした関係者の方が大勢いらっしゃいます。話をするにしても、全ての行事が終了したタイミングにしたいと考えていました」と説明しています。

小山田圭吾さんが障害者イジメを告白したインタビュー記事は、1994年に『ロッキング・オン・ジャパン』、1995年に『クイック・ジャパン』に掲載されたのですが、小山田さんは掲載されたイジメについて、「実際に僕が行ったものではないものも多い。その真相を説明したいと思います」とし、実際にどのようなイジメを自身が行っていたのかを明らかにしています。

<↓の画像は、イジメ告白記事掲載『ロッキング・オン・ジャパン』『クイック・ジャパン』の写真>

まず、『ロッキング・オン・ジャパン』の中では、中学校の修学旅行で障害を抱える同級生に対して、「全裸にしてグルグルに紐を巻いて〇〇ニーさしてさ。ウンコを喰わしたりさ。ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ」などと語っていたのですが、これは「事実ではありません」としています。

同級生を裸にするなどの行為をしたのは「留年して同じクラスだった上級生」とし、「行き過ぎた行為でしたが、怖くて止めることができず、傍観者になってしまったことがありました」と語っています。

<↓の画像は、イジメの真相を告白した小山田圭吾さんの写真>

「ウンコ喰わした」という話については、「排泄物に関しては別の話です。小学校の頃、何でも落ちているものを口にしてしまう同級生がいました。枯葉とか蟻んことか。その彼が下校している時に、道に落ちていた犬のウンコを食べて、ペッと吐き出して、それをみんなで見て笑っていたという話をしたんです」と釈明し、「僕が強要したり、行わせたわけではありません」と否定しています。

小山田圭吾さんが実際に行ったイジメについては、ロッカーに同級生を閉じ込めて蹴飛ばしたこと。それと小学生の頃、知的障がいを持った同級生に対して、段ボールの中に入れて、黒板消しの粉を振りかけてしまったことがあったのは事実です。相手の方には、本当に申し訳ないことをしたという思いです」と明かしています。

この他にも、『ロッキング・オン・ジャパン』ではイジメだけでなく、100万円近くの万引をしたという学生時代のエピソードも明かしているのですが、「当時、万引き事件があって、学年集会で話題になったんです。自分が万引きしたわけではないのですが、その時、その現場にいたのは事実で、他の生徒の前で謝罪するということがあったのは記憶しています」と語っています。

問題となっている2誌では、小山田圭吾さんが話した内容と異なる形で記事化され、それに対してどのような対応をしたのかについては、「後日、ライターの方に会った時、その違和感を伝えたと思います」と語り、そもそもなぜイジメを告白したのかについては、「当時はそれまで同級生の小沢健二と組んでいた『フリッパーズ・ギター』を解散し、『コーネリアス』としてソロで活動を始めた頃でした。自分についていたイメージを変えたい気持ちがあった。そこで敢えてきわどいことや、露悪的なことを喋ってしまいました」「極めて浅はかなのですが、それをもっとアンダーグラウンドの方に、キャラクターを変えたいと思ったのです」と説明しています。

<↓の画像は、『フリッパーズ・ギター』時代の小沢健二さん、小山田圭吾さんの写真>

そして、このインタビュー記事はネット上で定期的に話題となり、物議を醸していたのですが、今回騒動に発展するまで一度も釈明や謝罪を行わなかった理由については、「どのように対応すれば良いか分からなかったのです。正直、自分から取り上げることで、話が大きくなってしまう恐怖もあり、なかなか一歩を踏み出すことが出来ませんでした」と告白しています。

それが原因で小山田圭吾さんは、東京五輪の開会式で流れる一部音楽を担当予定だったものの、本番直前に辞任したわけですが、周囲に言われて辞めたのではなく自らの判断だったとし、「最後まで組織委員会や政府関係者と話す機会はありませんでした。官房長官が言及される前の段階、19日の朝に制作チームに連絡して辞意を伝えていました。」と明かし、ギャラなども発生していないとしています。

この騒動によって小山田圭吾さんは表舞台から姿を消したわけですが、現在の仕事については、「本当に白紙です。自分の過去の過ちに改めて向き合い、知人に頼んで障がい者の方も含めた、人権問題に取り組んでいる心療内科の先生を紹介して貰いました。今回、障がい者団体の方からも厳しいお叱りを頂きました。自分に何が出来るか、先生に時間を作って頂き、相談しているところです」と語っています。

今後も音楽を続けたいとの意思はあるそうですが、現時点では曲制作をする心境では無いとし、このような状態にあるため、8月の『フジロック・フェスティバル』への出演も辞退したとしています。

小山田圭吾さんはこのように障害者イジメ告白の真相、現在の状態や今後などについて語っているのですが、これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

小山田圭吾さんは過去のイジメ告白インタビュー記事が問題視され、炎上騒動に発展してから最初に出した文書でも、「事実と異なる内容も多く記載されております」としつつ、学生時代の言動によってクラスメイトを傷付けたことは間違いないと認めていました。

また、これまでインタビューの内容に関する釈明をしなかった理由は「愚かな自己保身」だったと記していました。

そして、今になってどれが自分がした行為ではないのか、実際にはどのようなイジメ行為をしたのかを告白しているのですが、正直今さら何を言っても遅いとも思いますし、言い訳をすることでさらに状況が悪化することになるので、このタイミングでインタビューを受けて色々語るというのは疑問です。

ネット上でも小山田圭吾さんの発言に対しては今もなお厳しい声が多く上がっており、『週刊文春』のインタビュー記事を巡って再び大炎上状態になっていることから、これからもしばらく表には出てこない方が良いかと思いますが、発売中止が発表された所属バンド『METAFIVE』のニューアルバム発売が決定したとの情報も流れており、このインタビューをきっかけに音楽活動も再開させるつもりなのかもしれないですね…。

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