昨年6月に週刊誌『フライデー』によって、当時17歳の少女との飲酒、淫行スキャンダルをスクープされ、今年6月に所属事務所『アミューズ』との契約終了となった俳優・小出恵介さん(こいで・けいすけ 34歳)が、12月4日にインスタグラムアカウントを開設していたことや、アメリカ・ニューヨークに渡って語学学校に通っていることなど、現在の様子をニュースサイト『AERA dot』が報じています。
小出恵介さんは昨年のスキャンダルによって、18歳でデビューして以来所属しているアミューズから無期限活動休止処分を受け、それから間もなく相手の少女との示談が成立し、同9月には大阪府青少年健全育成条例違反(夜間の連れ出し)で書類送検されましたが、諸事情が考慮される形で不起訴処分となりました。
その後も謹慎生活を続けていた小出恵介さんは、アミューズと話し合いを重ねた末に、今年6月4日をもって円満に契約が終了しており、ドラマやCM降板によって発生した5億円以上にも上る違約金などは、アミューズが支払う形で決着しています。
こうして小出恵介さんはフリーの状態になったのですが、その後の動向は『女性自身』が報じており、8月の記事では小出さんがアメリカでの活動を視野に、ニューヨークのアクターズスクールへの留学を検討しているとし、小出さんの代理人弁護士は同誌の取材に対して、「私が聞いたところによると、お調べのとおり渡米準備をしています。ただ、場所については具体的に聞いていません。いろいろ検討している段階でしょう。今後は、アメリカでの活動を考えています。」
と話していました。
この時点ではまだ留学が決定したわけではなく、近く渡米に向けた手続きを行うとのことだったのですが、それから4ヶ月が経過し、『AERA dot』が新たに報じている記事によれば、小出恵介さんは今年に入ってから渡米し、今後の計画を練っていたといいます。
また、小出恵介さんの背中を押したのは、意外にも明石家さんまさんだったことを伝えており、小出さんは昨年7月配信スタートだったさんまさんプロデュース・企画のネットドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflix)で、主人公のさんまさん役を演じており、すでに撮影などは終了していた中でスキャンダルをスクープされ、これによってお蔵入りが決定しました。
<↓の画像が、お蔵入りになった小出恵介さん出演バージョン『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の写真>
その後、小出恵介さんの代役に玉山鉄二さんを起用して再撮影し、予定よりも1年遅れの今年7月からドラマ配信がスタートしました。
<↓の画像は、再撮影した玉山鉄二さんバージョン『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の写真>
小出恵介さんがトラブルを起こしたことによって、明石家さんまさんは非常に大きな迷惑を被る形となったのですが、『フライデー』の報道から2日後に放送のラジオ番組にて、小出さんと電話で話をしたことを明かしており、その時には号泣しながら謝罪されたと語っていました。
<↓の画像は、『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』撮影時の小出恵介さん、中尾明慶さん、明石家さんまさんの写真>
芸能関係者によれば、小出恵介さんは騒動後にこれ以上周りに迷惑を掛けられないと考え、ほとんど人に会わない生活を送っていたといい、明石家さんまさんとも騒動後は直接会って話をしていなかったそうなのですが、小出さんはどうしても直接謝罪をしたいと思い、今年10月に東京・六本木の割烹料理店で会って2人っきりで話をしたとのことです。
その時に明石家さんまさんは小出恵介さんに、「必ずまた俳優として頑張りなさい」といった言葉を掛けたそうで、そうした言葉もあって小出さんはアメリカに渡る決意を固め、ニューヨークに渡ってからはエージェント(代理人)と契約を交わし、現在は語学学校にも通っているといいます。
そして、12月4日にはインスタグラムのアカウントを開設し、ニューヨークの街並みや現在の姿を公開しており、プロフィール欄の記述によると『Ken Park Management』というニューヨークのタレントエージェンシーと契約を交わしているようです。
<↓の画像が、小出恵介さんがインスタグラムに投稿の写真>
また、16日にテレビ朝日系で映画『シン・ゴジラ』が放送されてから2日後には、自身が登場するワンシーンの写真を投稿していたのですが、昨年11月に地上波初オンエア時は小出恵介さんの登場したシーンはカットされていたものの、16日の2度目の放送ではカットされずにそのままオンエアされており、視聴者等の間で大きな反響を呼んでいました。
<↓の画像は、小出恵介さんが『シン・ゴジラ』放送後にインスタグラムへ投稿した写真>
このように小出恵介さんは現在、ニューヨークに滞在しながら語学勉強などを行っている様子で、インスタグラムにはファンから俳優活動再開を望む声などが多数寄せられているのですが、芸能リポーター・川内天子さんは「日本での復帰はすぐには難しい」とした上で、「アメリカで何年も苦労を重ねて俳優の勉強をしてから帰国するのは、決して悪いことではないと思います。小出さんはすでに社会的制裁は受けていて、そのことも多くの人が分かってくれているところ。苦しい状況だと思いますが、さんまさんの言葉を糧にして一生懸命やっていってくれるのではないでしょうか」
と語っています。
小出恵介さんが未成年の少女と飲酒、淫行したのは事実ではありますが、相手の少女も小出さんと同意の上で関係を持ちながら、『フライデー』に情報をリークした際には、強引にホテルに連れて行かれて関係を持ったなどと事実とは異なる話をしており、金銭目的でハメようとしたのではないかとハニートラップ疑惑も浮上していました。
こうした疑惑も浮上していたからなのか、小出恵介さんは「夜間の連れ出し」容疑で書類送検され、結果的には不起訴処分になっています。
小出恵介さんがすでに十分な社会的制裁を受けているのは間違いなく、世間からも小出さんのことを擁護する声の方が多く上がっているのですが、あのスキャンダルでイメージが悪くなったのは間違いありません。
そのため、再び日本で芸能活動をするためにはそれなりの時間が必要とみられますが、アメリカなど海外では活動が出来るので、今後どうなるかはまだ分からないものの、俳優として演技する姿をまたどこかで見せてほしいですね。