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宮迫博之が金塊強奪事件犯人とのギャラ飲み疑惑否定も真相は? フライデー続報で吉本興業絡むイベントスポンサーの裏側報道

宮迫博之&ロンブー亮が全国被害者支援ネットワークに闇営業ギャラ寄付も受領辞退…フライデー報道に否定コメントも発表

吉本興業の芸人11人が大規模詐欺グループのパーティーに闇営業で参加し、合計で数百万円の金銭を授受していた問題で、雨上がり決死隊・宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが自ら、寄付先として『公益社団法人 全国被害者支援ネットワーク』を選定し、寄付を行ったものの、受領を辞退されていたことが明らかになっています。

問題の闇営業で宮迫博之さんは100万円、ロンブー亮さんは50万円をギャラとして受け取ったとしており、2人合わせて合計150万円を『全国被害者支援ネットワーク』へ寄付したものの、『スポーツ報知』の取材に対して『全国被害者支援ネットワーク』の担当者は受領の辞退を明かし、その理由については、「犯罪の裏側には必ず被害者がいます。被害者のことを一番に考えるのであれば、反社会勢力から得た疑念が持たれるお金を、受け取ることはできません。(このような趣旨の寄付金であれば)今後も辞退します」と説明しています。

<↓の画像は、宮迫博之さんとロンブー亮さんの写真>

『日刊スポーツ』の取材に対しても『全国被害者支援ネットワーク』の広報担当者は、「ホームページを通じて寄付の申し込みをすると、自動的に振り込みができるようになっている。申し込んだ時に、こちらに報告が来るようにはなっているが、お金に色がついているわけではないので、どういうものか分からない。寄付金が反社会的団体から得たものかも知れないという疑念があるので辞退しました」と説明し、すでにお金は振り込まれていることから返金手続きをしているものの、「相手の口座番号が分からないので、まだ完了していません」としています。

『全国被害者支援ネットワーク』は、犯した罪や過失を補うための贖罪(しょくざい:自分の犯した罪や過失を償うこと、罪滅ぼし)による寄付金の受領は拒否しているそうで、2人は法を犯したわけではありませんが、同団体の理念として被害者やその家族の感情などを考慮し、寄付金の受け取りを拒否したといいます。

吉本興業は闇営業問題勃発から1ヶ月が経過した13日に、詐欺被害者の方々への支援に繋げるために、関係各所からの助言を受けて12日付で『NPO法人消費者スマイル基金』と『NPO法人消費者機構日本様』に150万円ずつ、合計300万円の寄付を吉本興業名義で行ったと発表し、宮迫博之さんとロンブー亮さんについては、自ら『全国被害者支援ネットワーク』を寄付先として選び、寄付を行ったことを発表していました。

しかし、事前連絡することなく『全国被害者支援ネットワーク』の受付窓口から一方的に入金したことによって、団体側はスポーツ紙の取材に対して、「こちら側に何の確認もなく(吉本興業が寄付を)広報し、報道されてしまった。我々は承知していませんでした。何の連絡もなく残念です」とコメントしています。

新たにこのようなトラブルが発生したことを受けて、吉本興業は26日に再び公式サイトを更新し、「当社では寄付の在り方について慎重に検討を続けておりその旨はお2人にも説明しており、また、7月11日の面談の際にも、お2人及び代理人弁護士に対して直接的に寄付されることについての懸念を説明した上で、当社を通じての寄付を提案しましたが、お2人は当社の考えには賛成できないとのことで、自ら寄付先を選定し実行いたしました。」と、2人が寄付先を自ら選定した経緯を説明しています。

寄付の公表にあたっては、「代理人弁護士を通じて、寄付の実行について公表することを説明し承認得ておりました。経緯は以上のとおりです、お2人からの寄付先様にご迷惑をおかけしてしまったこと、当社としても誠に遺憾に存じております。」と、2人に対して怒りをあらわにしています。

<↓の画像が、吉本興業のコメント全文の写真>

これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

このように2人の対応などに対しては多くの批判が寄せられており、26日発売の週刊誌『フライデー』にはさらに闇営業、反社会的勢力との関係に関する続報が掲載されているため物議を醸しています。

まず、20日に行った会見で宮迫博之さんは、前日発売の『フライデー』に掲載された金塊強奪事件の主犯格・野口和樹被告とのギャラ飲みについて、中学の同級生とお酒を飲み、トイレから席へ戻ろうとしたところ野口被告らに囲まれ、写真を撮って欲しいと頼まれ、店の店長はそれを止めたが宮迫さんは「写真くらいいいよ」と了承し、撮影したものだと説明しました。

<↓の画像が、宮迫博之さんと野口和樹被告らの写真>

一方で、野口和樹被告らとは一緒には酒を飲んでおらず、5~10万円ほどの現金を受け取っていたという話もキッパリと否定し、『フライデー』の報道内容が事実ではないことを、当時の店長が証言してもいいと話していると明かしていました。

宮迫博之さんが会見で、野口和樹被告とのギャラ飲み疑惑について語ったシーン

この反論を受けて『フライデー』の取材班は23日、野口和樹被告が勾留されている福岡拘置所で接見しており、金塊強奪事件から約3週間後の2016年7月27日に、大阪・北新地のキャバクラ店で宮迫博之さんと会ったことや、写真撮影したことを認めています。

また、宮迫博之さんはトイレから出たところを囲まれたなどと説明しているものの、野口和樹被告は『フライデー』の取材に対して、「無理やり自分たちの席に連れてきたとは思っていません。写真だけでなく、一緒に乾杯してシャンパンを飲んだ記憶がありますよ」と語っています。

しかし、その時に同席していた仲間の1人が宮迫博之さんに現金を渡したのか否かについては、「それについては話せません」として肯定も否定もしなかったとのことです。

一方、『フライデー』が取材した現場の目撃者である店の関係者は改めて取材に応じ、「宮迫さんの方が彼らのグループに自分の知人がいることに気付いて、一緒に飲もうということになったんです。宮迫さんと彼らはシャンパンで乾杯し、記念撮影をした後もしばらく談笑していましたよ。しかも自分の席に帰る際、宮迫さんは同席者から現ナマで5~10万円を渡されていました」と証言していますが、宮迫博之さんは疑惑を否定しています。

吉本興業は26日に発表したコメントで、「弊社のヒアリングに対しても『絶対に受け取っていない。2,000%受け取ってない。』とも主張されております」と報告しつつ、宮迫博之さんは過去のヒアリングでも金銭の授受を否定していたため、「弊社としてもどちらを信じていいのか、困惑しております。」としています。

その上で、「弊社としましては、宮迫氏の主張を疑うことなく信じておりますが、万一にも、一部報道が事実であれば、先日、会見の場で発表させて頂いたマネジメント契約解消の撤回についても、再度検討せざるを得ない状況です。しかし、我々としては宮迫氏の主張を信じ、同じテーブルについて頂けるよう、引き続き打診を続けていきたいと考えております。」と報告しています。

<↓の画像が、吉本興業が発表のコメント全文写真>

『フライデー』はこの他にも、2014年5月31日にカラテカ・入江慎也さんが開催したイベント『AH!YEAH!OH!YEAH!2014』(東京・新木場STUDIO COAST)について、同イベントのスポンサーには大規模詐欺グループのダミー会社が計4社(6社中)が含まれていたことを報じています。

<↓の画像は、『AH!YEAH!OH!YEAH!2014』ポスター写真>

このうち詐欺グループのダミー会社だったのは、『CARISERA』『Caricaspa』『Carica』『美サロ』の4社で、これらは『CARISERA』が経営するエステ店、健康食品ブランドだったそうです。

なお、『CARISERA』の代表取締役社長を務めていた小林宏行被告は2016年2月に詐欺容疑で逮捕されており、大規模振り込め詐欺グループの最高幹部だったと報じられています。

<↓の画像は、『CARISERA』元社長・小林宏行被告の写真>

詐欺グループ元メンバーによると、詐欺グループが『AH!YEAH!OH!YEAH!2014』に出資したスポンサー料は600万円で、大金を支払ったことで詐欺グループメンバーたちは超VIP待遇を受け、イベント会場の2階に特別席が設けられていてフロアを見下ろしながらドンチャン騒ぎし、主催のカラテカ入江慎也さんはイベント出演者のロンブー亮さんを引き連れて挨拶に来たとのことです。

その時に詐欺グループ幹部たちは気を良くしていて、2人に向かって「詐欺で稼いでいる」などとぶっちゃけ、カラテカ入江慎也さんは「悪いことしないと稼げないっすもんね」と笑い、その横で話を聞いていたロンブー亮さんはウンウンとうなずいていたと語っています。

ちなみに、このイベントには様々な芸人やアーティストが出演しており、この2人の他にも、『テラスハウス』出演の今井洋介さん、宮城大樹さん、chayさん、Silent Siren、PUFFY、DJ KAORIさん、HOME MADE家族、元RIP SLYME・SUさん、水沢アリーさん、ダイノジ大谷さん、藤井隆さん、2700、どぶろっく、レイザーラモンRG、椿鬼奴さん、長州小力さん、ダブルネーム、トレンディエンジェル・斎藤司さん、オリオンリーグ・玉代勢さん、チョコレートプラネットなどが出演者として名を連ねていました。

イベントの主催者は、『AH!YEAH!OH!YEAH!2014』実行委員会、イベント会社『株式会社エイジ・エンタテインメント』となっており、吉本興業側は22日に行った会見で、あくまでも主催者側からブッキングを受け、タレントをイベントに派遣しただけだと説明しています。

<↓の画像は、吉本興業側が会見で出したパネルの写真>

そのため、イベントのスポンサーとして、大規模詐欺グループのフロント企業が入っていることまでは確認していなかったとし、現在は警察に調査を依頼しているとしています。

前出の詐欺グループ元メンバーによれば、このイベントには参加芸人のマネージャーらしき吉本興業の社員が4人ぐらい来ていたそうで、中には会場の設営も手伝っている人もいたといいます。

また、吉本興業の社員はイベント運営会社の人間には偉そうな態度を見せていた一方、スポンサーの詐欺グループ幹部にはペコペコして名刺交換していたそうです。

そして、このイベントの収入とスポンサー料は一度イベント運営会社に入金され、その中の一部が芸人たちの出演料として吉本興業へ支払われており、イベント運営会社は『フライデー』の取材に対して、「スポンサー料は600万円でした。(吉本興業に)支払った金額は50万円です。(振り込め詐欺グループのダミー会社だとは)全く知らなかったこととはいえ、当社としても(被害者の方々に)非常に申し訳なく思っております」とコメントした一方、吉本興業側はこれまでと変わらず質問に対して無回答だったとしています。

このように元を辿ると吉本興業も間接的ではありますが、大規模振り込め詐欺グループからお金を得ているため、会社のトップが1年間の50%減俸処分のみというのは軽過ぎるという声もあります。

果たして、吉本興業はこの件に対してどういった対応をしていくのかも大きな注目ポイントで、闇営業芸人11人に謹慎や契約終了などの処分を下したからには、会社のトップもそれ相応の処分とする必要がある気がしますね。

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