雨上がり決死隊・宮迫博之さん(みやさこ・ひろゆき 49歳)が1月29日に公式ユーチューブチャンネルとブログを開設し、ユーチューバーとして活動を再開させたことで大きな反響を呼んでおり、活動を共にしていたお笑い芸人たちからも様々な声が上がっていますが、宮迫さんの復帰方法を巡っては賛否両論となっています。
そうした中で、現在も宮迫博之さんと話し合いを続けている元所属事務所『吉本興業』の大崎洋会長(おおさき・ひろし 66歳)が、騒動の発端となった闇営業問題をスクープした週刊誌『フライデー』の取材に応じ、宮迫さんの活動再開に対する自身の思いなどを語っています。
宮迫博之さんは昨年6月『フライデー』によって、2014年12月に反社会的勢力(大規模振り込め詐欺グループ)のパーティーに参加し、100万円のギャラを貰っていたことを報じられ、この問題を受けて他の参加した芸人等とともに謹慎処分が下されました。
<↓の画像が、闇営業で撮影された写真>
- 闇営業で熱唱する宮迫博之さんの映像(Twitter)
それから約3ヶ月後の同7月19日に、宮迫博之さんは吉本興業から契約解消され、同じく闇営業問題で謹慎処分を受けたロンドンブーツ1号2号・田村亮さんと2人で翌日に記者会見を行い、闇営業問題を謝罪するとともに、この日までに吉本興業との間でどのようなやり取りをしていたのかなどを語り、双方の間に深い溝が生じていることが明らかになりました。
<↓の画像は、昨年7月20日に会見した宮迫博之さん、ロンブー亮さんの写真>
この会見後に宮迫博之さんはボランティア活動などを行いつつ、明石家さんまさんを頼って芸能界復帰を目指し、同11月にはさんまさん主催で芸人やテレビ局関係者を集めて宮迫さんを囲む会が行われ、さんまさんのもとで芸能界復帰をするものとみられていました。
しかし、宮迫博之さんはそれよりも先にユーチューブを開始し、相方・蛍原徹さんとではなく人気YouTuberと共演し動画の再生回数、チャンネル登録者数を伸ばしています。
そんな宮迫博之さんのことを吉本興業の大崎洋会長はどう思っているのか、現在両者の話し合いはどうなっているのかを確かめるべく、『フライデー』の取材班は大崎会長の自宅前で直撃取材を行っています。
まず、ロンブー亮さんが1月30日に相方・田村淳さんと復帰ライブを行い、芸人活動を再開させたことについてどう思うかとの問いには、「吉本とのわだかまりは全く無い」とした上で、昨年7月に謝罪会見が行われた時点では、行き違いや情報不足などもあって会社に不信感を抱いていたのだろうと語り、「言うなれば、“魔法”にかかっているみたいな感じだった。その魔法が解けたように見えるんで、純粋に良かったなぁと思いましたよ」
と答えています。
<↓の画像が、『フライデー』の取材に応じた吉本興業・大崎洋会長の写真>
また、ロンブー亮さんはロンブー淳さんが立ち上げた会社『株式会社LONDONBOOTS』に所属し、吉本興業とはエージェント契約を結んでの活動再開となるのですが、大崎洋会長はこれについて「俺が勝手に思っているだけやけど」とした上で、「最初はエージェント契約でも、すぐに吉本とのマネジメント契約に戻るんちゃう?そうなってくれたら、すごく嬉しいよ」
との思いを明かしています。
ロンブー亮さんのテレビ復帰時期については、「具体的な話は分からんけど、吉本として放送各局にお詫びに行って、それとともに亮君の復帰についてもお話をさせてもらうやろうね。2月中旬くらいから(各局に)行くんちゃうかな」
と語っています。
<↓の画像は、1月30日に復帰ライブ、会見を行ったロンドンブーツ1号2号の写真>
一方で、宮迫博之さんのユーチューバーデビューについては、「知り合いからメールで聞いたな。でも見ようとは思わない。ああ、そうなんだって感じやね、上手くいけばええなとは思うよ」
と冷めた感じで答えています。
また、宮迫博之さんはユーチューブの動画内で、現在も吉本興業から契約解除された状態だと話していたことについては、「本人が辞めたいと言い出してのことやからね」とし、宮迫さんと今後エージェント契約する予定については、「知らんね。藤原君(藤原寛副社長)やマネージャーが連絡を取り合ったりはしてると思うけど。(エージェント契約は)可能性として無いわけやないけど、すぐって話ではないやろうね。個人で活動していく方が良いことかも分からんし」
としています。
さらに、ロンブー亮さんは“魔法が解けた”と語っていますが、宮迫博之さんはどうなのかについては、「まだちょっと魔法が解けてないんちゃうかな。ユーチューバーデビューという選択を含め、全体の雰囲気を見ていると、個人的にはそう思うね」
と語っています。
これに対するネット上の反応を見てみると、
- 宮迫のYouTubeを見ようと思わないのは同感
- 宮迫に対しての温度差があるのは当たり前だと思う。YouTubeで成功すれば良いと言っているが本心では無いだろうね。
- 亮は助けてあげたいが宮迫はどうでもいい、これが素直な感想なんだと思う。
宮迫は自分が助かりたいからって、自分が1番悪いのに吉本を完全に悪者に仕立て上げた - 吉本が一生懸命売ったり、揉み消したりしたのに、自分が助かりたい為に吉本を売っちゃったから助ける必要はないと思うけど、亮は救ってあげて欲しいな。
- 多方面に相談し無視、恐らく「俺は相談した」って事実作りの為の相談、ポーズだけ。
結果自分の思い通りの答えが帰ってこんかったから自分の良いように動いた。ほんまに自分勝手が過ぎる。 - 宮迫は、何故にこれだけ次から次へと信用を無くすような行動が出来るのか、謎。
よっぽど目立ちたいのか、寂しがりなのか。中身が何も無いんでしょうね。自分を持ち上げてくれる人らの中にいないと耐えられない、的な。 - 宮迫はあの会見で吉本に喧嘩売った様なもんだし今さら頭下げて戻りたいですとはよう言えんよな~しかも後輩まで巻き込んでるのに(汗)
亮の復帰がすんなり決まった事もあり内心焦りもあって胡散臭いYouTuberと手を組んで目先の金に目が眩んだかな…。
どのみち吉本に筋を通さないとさんまが後ろ楯になろうが芸能界に復帰しても居場所はないよな。 - 宮迫を助けたいと本気で思ってる仲間や業界人がどれだけいるかでしょう。
相方も人任せみたいだし味方は少ないのかもね。やっぱり人柄って大事だな。
などのコメントが寄せられています。
ダウンタウン・松本人志さんも2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「交渉事ではすんなり行ってないところもチラホラ俺の耳に入ってくる」と明かすなど、宮迫博之さんと吉本興業の関係が現在も修復できていないことを感じさせる発言をしていました。
そもそも宮迫博之さんは、吉本興業からの退社を決意して昨年7月に会見を行っており、一連の闇営業問題は宮迫さんに大きな原因があったと言っても過言ではないですし、ロンブー亮さんが復帰ライブを行う前日に、単独でユーチューバーデビューするなど自分本位の行動をしているため、大崎洋会長が宮迫さんに対して冷めた発言をするのも当然でしょう。
もし今後も吉本興業との関係を修復できなれば、明石家さんまさんも宮迫博之さんを預かり続けるかどうかを改めて考えるとみられ、宮迫さんが今後も単独で次々と新たな活動を展開していくようであれば、勝手にやってくれとなるかもしれません。
宮迫博之さんは自ら状況をさらに悪化させ、コンビ活動再開やテレビ復帰がより遠のいたように感じられ、もしかすると年内に芸能界復帰するのも難しいかもしれないですね。