芸トピ

雨上がり宮迫博之やロンブー亮の謹慎期間と今後の仕事、吉本興業の大崎洋会長が語る。

宮迫博之ら闇営業芸人のギャラ金額と脱税発覚。振り込め詐欺グループから授受の金は寄付と吉本興業説明、ネットは再炎上

闇営業問題で現在謹慎中の雨上がり決死隊・宮迫博之さんらが、2014年に闇営業で参加した大規模振り込め詐欺グループのパーティーで、それぞれが受け取っていたギャラの金額を『朝日新聞』が報じています。

『朝日新聞』が吉本興業の関係者に取材したところ、雨上がり宮迫博之さんが100万円、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが50万円、その他9人の芸人たちは数万円だったといい、その分の税務申告漏れがあったことから、修正申告を行ったそうです。

<↓の画像は、2014年12月の闇営業で撮影された写真>

また、12日までに償いの一環として、消費者団体支援など2つのNPO法人(特定非営利活動法人)に合計300万円を寄付したとのことです。

<↓の画像が、問題の闇営業に参加した芸人13名の写真>

今回の闇営業問題では、芸人たちが事務所を通さずに仕事を受け、事務所側が依頼主を把握出来ていなかったため、今後また同様の問題を発生させないために、依頼された全ての仕事を会社に報告することなどを定めた「共同確認書」を新たに作成したといい、7月中に吉本興業に所属する約6000人のタレントたちに署名させるといいます。

この「共同確認書」には、報告を受けて把握できた仕事の依頼主と反社会的勢力の関係の有無を、吉本側が徹底調査するといったことも明記されているそうです。

他にも、暴力団や暴力団など反社会的勢力に関わる企業関係者等との交流を禁じることや、コンプライアンスの受講や守秘義務、知的財産権の尊重などにも言及しているといい、吉本興業の幹部によれば、事務所側がタレントたちとの間でこのような正式な書類を交わすのは今回が初とのことです。

この報道を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

雨上がり宮迫博之さんらは当初、問題の闇営業に参加したのは2014年12月のことなので記憶が曖昧としながら、「ギャラはもらっていない」と主張していました。

しかし、闇営業問題をスクープした週刊誌『フライデー』の報道から2週間が過ぎた6月24日に、吉本興業は「一定の金銭を受領していたことが認められました」と金銭の授受を認めたのですが、ギャラの金額については「報じられていたような金額ではありませんでした」としていました。

それからさらに3週間が経過し、朝日新聞が吉本興業関係者に取材したところ、雨上がり宮迫博之さんが受け取った金額は100万円、ロンブー亮さんは50万円だったことが明らかになったといい、『フライデー』や『フラッシュ』が当初から伝えていた関係者の証言が間違っていなかったことになります。

大規模振り込め詐欺グループの表の会社でかつて金庫番を務めていた関係者は、2014年12月に行われたパーティーで仲介役を担ったカラテカ・入江慎也さんから、ギャラとして300万円を提示され、その内訳は雨上がり宮迫博之さんが100万円、カラテカ入江さんが10%にあたる30万円、残りの170万円を残る11人の芸人たちで分配するという説明を受け、カラテカ入江さんの銀行口座へ300万円を振り込んだと証言しています。

ですが、雨上がり宮迫博之さん等は頑なに金銭の授受を認めず、それからしばらく様々な番組に出演するなどしていたので、かなり悪質だと指摘されても仕方がないでしょうね。

なお、先週の『週刊文春』に掲載された記事では、雨上がり宮迫博之さんが芸人仲間や関係者たちにも、「詐欺グループから金はもらっていない」と言い訳をしていたこと、さらに謹慎発表後にも関係者等に、「本当はお金をもらっていないけど、事を収めるためにもらったことにした」などと話し、これに対して周囲も呆れていたと伝えています。

雨上がり宮迫博之さんは自身の不倫スキャンダルがスクープされた際にも、女性とホテルで密会している現場を『週刊文春』の取材班にキャッチされながら、男女の関係には無っていないなどと苦しい言い訳をしており、一部CMは契約終了となったものの、複数のレギュラー番組などには特に影響はありませんでした。

これが問題だったとダウンタウン・松本人志さんが『ワイドナショー』(フジテレビ系)で語っていたこともありましたが、今回の問題でも数ヶ月の謹慎程度で復帰させた場合、再び同じような問題を起こす可能性もありますし、何より世間から多くの拒否反応が出ていることから、最低でも1年は活動休止、レギュラー番組も全て降板など、厳し目の処分を下した方がいいような気もしますね。

ちなみに、『吉本興業ホールディングス』の大崎洋会長はニュースサイト『Business Insider Japan』の取材に応じ、謹慎処分を下した各芸人たちの今後などについて語っています。

今回の闇営業問題については、「芸人という立場にかかわらず、人として、お年寄りをだましたおカネの分け前をもらっていたというのは、まったくだめだ」とした上で、雨上がり宮迫博之さんら芸人たちの今後は、「本人がいま考えていて、彼の人生でもあるので、意思表示をしてくれるでしょう。週明けかそのぐらいには決めるつもりでいます。」と話しているので、今後どういった対応をするのか引き続き見守っていきたいですね。

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