闇営業を発端とした一連の騒動により、吉本興業をクビになった元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さん(52)が、芸能界への未練をこぼしていたことを後輩のピン芸人・陣内智則さん(49)が暴露し、ネット上で様々な声が上がっています。
陣内智則さんは18日放送のバラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、「こないだ、1時間くらい宮迫さんと話しました」「ざっくり言うと、『なんとかして、俺、芸能界に戻られへんかな』という話でした」とぶっちゃける場面がありました。
これに対して宮迫博之さんの1年後輩で、親交が深い『FUJIWARA』の藤本敏史さんがすかさず「ムリ、ムリ、ムリ」と反応していました。
宮迫博之さんは昨年5月に、同い年である『千原兄弟』の千原せいじさんとYouTubeでコラボした際に、「テレビに戻りたいとか、そういう考えでは無いのよ。お話をいただいたら、出させていただきますっていうのはあるんだけど。コンビ解散しちゃったからさ、相方の横に戻りたいっていう大明言でやってたことが無くなって。今は(テレビ業界は)戻りたいという場所ではなくなりつつある」
などと語っていました。
約1年前にはこのように語っていた宮迫博之さんが、芸能界への未練をこぼしている背景について週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』は、ここ最近の厳しい状況にあると指摘しています。
宮迫博之さんは吉本興業をクビになってすぐにYouTuberデビューし、人気YouTuber・ヒカルさん等とのコラボで大きな注目を集め、動画投稿開始から5ヶ月でチャンネル登録者数が100万人を突破、ピーク時には登録者数が140万人を超えていました。
しかし、現在の登録者数は10万人減少して133万人となっているほか、5日前に投稿した最新動画の再生回数は13万回、その前に投稿した動画の中には10万回にも届いていないものが複数あり、YouTuberとしての人気、注目度が明らかに落ちていることが分かります。
それに加えて、今月1日にオープン1周年を迎えた自身の焼肉店『牛宮城』の経営状況もピークを過ぎたとSmartFLASHは指摘し、「開業当初は、連日人気YouTuberや芸人などが来店し、予約も即完していた『牛宮城』ですが、近頃の客足は落ち着いているようです。公式サイトを見ると、《ご予約は当日まで承っております》と記載されています。オープン直前は、YouTubeやネットニュースで “ドタバタ劇” がたびたび報じられ、話題先行となっていましたが、正常な状態に戻ったということでしょう。当初の “バブル” は終焉を迎えたともいえます」
と、週刊誌記者が語っています。
このような状況に陥っていることで、芸能界への未練をこぼし始めたのではないかとしているのですが、ネット上の反応を見てみると、
- 一生懸命焼き肉屋さん頑張って下さい
- 今出てる芸人の数倍は面白いので復帰してほしい
- 嘘つきはどの業界でも受け入れられない
- 自分の都合ばかり優先して態度や言動をころころ変えるところが嫌
- 陣内が相談話としてメディアで暴露すること自体、裏で懇願してるか、またその反応を窺ってる様で嫌悪感しかない。
- テレビで見たくないベスト3の1人だから、芸能界復帰はやめてほしい
- 都合よすぎでしょう。焼き肉屋も順調な時はテレビ復帰なんて何も言わなかったのに、少し売り上げが減ったくらいで「テレビ復帰したい」なんて。
- なめすぎ…そんな自分の都合よく振る舞えるはずがない。
黙って謹慎する訳でもなくYouTube始めたり、とにかく本来なら復帰に向けて応援してくれたかもしれない同業者を敵に回しすぎた - 松本も言ってたが、人の話を始めは聞いてるが途中から全部自分の話に変えてしまい、最終的に自慢話で終わる宮迫の事を高須とよく話題にしていたな。昔から自分自分が変わらないから嫌われる。
などと批判が殺到しています。
宮迫博之さんは自分本位の言動によって芸能界から追放されたため、今さら何を言っているんだと猛バッシングを浴びるのは当然でしょうね。
2019年に吉本興業をクビになった宮迫博之さんは、2020年1月にYouTuberとして活動を再開した際に、「蛍原さんの隣に戻りたい、コンビに戻りたい、この気持ちがあるから前に進みたい」との思いを明かしていましたが、それも口だけで実際には、ヒカルさん等のサポートを受けてYouTuberとしての活動を本格化させていきました。
これに疑問を抱いた蛍原徹さんは2021年4月に、宮迫博之さんにコンビ解散を提案したと告白しており、同年8月にYouTubeで配信した『アメトーーク!特別編』のコンビ解散報告会で蛍原さんは、「宮迫さんが1人でやってるとかなら応援してたと思うんですけど、そこで宮迫さんは相方の元に戻るために(YouTubeでの活動を続けた)みたいなことだったので、僕だったらそうしない、というズレはありました」
と語っています。
また、宮迫博之さんは吉本興業をクビになった後、個人事務所で預かって舞台に出演させようとするなど、色々と手を差し伸べてくれた明石家さんまさんの言うことも聞かずに、YouTuberとしての活動だけでなく新たな事業も始めて自ら芸能界から離れていきました。
そうしたことから、今になって芸能界に戻りたいなんて虫が良すぎると批判されるのは当然ですし、この数年でイメージがかなり悪化したことや、業界大手の吉本興業を敵に回してしまったことによって、芸能界への完全復帰はかなり難しいでしょうね。