元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんが、YouTubeで2月からスタートさせたワイドショー番組『宮迫博之のサコるニュース』で、元国会議員・ガーシー容疑者(本名=東谷義和 51歳)の実家が家宅捜索されたことについて、警視庁の捜査は禁断のタブー行為だったなどと持論を展開し、ネットでは批判が殺到し炎上状態になっています。
24日に生配信した『第17回 宮迫博之のサコるニュース』では、この日に警視庁捜査2課が行ったガーシー容疑者の実家の家宅捜索について取り上げました。
現在もUAE・ドバイに滞在しているガーシー容疑者には、俳優・綾野剛さん等に対する暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、名誉毀損、強要、威力業務妨害の容疑で逮捕状が出ており、23日に外務省はパスポートの返納命令を出し、その翌日に警視庁捜査2課は兵庫県伊丹市内のガーシー容疑者の実家を家宅捜索しました。
ガーシー容疑者は暴露系YouTuberとして活動開始前の2021年末まで、母親と妹が暮らすマンションの一室に住民票を置いており、YouTubeで得た収益を妹の口座を通して得ていたことなどから、警視庁は金の流れを調べるために家宅捜索を行いました。
これに対してガーシー容疑者はインスタグラムのライブ配信で涙ながらに、「僕の私物は全部ドバイに持ってきました。実家に何かあるわけではないです。」「俺の事はどうなってもいいので、オカンだけはホンマに勘弁してください。母親はYouTubeの事は何も知らない」「70代のオカン捕まえて勾留して何が出るんですか。親父も自殺して俺まで犯罪者みたいになって、これ以上オカンを苦しめたくないんです。」
などと訴えていました。
この話題を『サコるニュース』で取り上げ、ガーシー容疑者と交流があった宮迫博之さんは、「家宅捜索する必要ある?銀行とか調べたら分かることだし」「何かあった時に両親とかに取材行かれるのはめちゃくちゃ嫌。で、親も知るワケがないし」「ガーシーのことをかばうワケではないですけど、(母親は)一般の市民の方ですから。そんなことされたこともないし、すごい精神的にしんどいこと。これはちょっとタブーだったんじゃないのかなって思う」
と持論を展開し、警視庁の捜査を非難していました。
そして、宮迫博之さんの発言に対してネット上では、
- 海外逃亡犯と連絡を取り合ってるであろう実家の家宅捜索がタブーなわけないだろ
- 反社でクビになったのに反社に関わるなよ
- 有名人家族にマスコミが突撃するのと同列に考えてるの笑う
- この件でガーシー庇ってる連中の言い分ってことごとく幼稚なのばっかだなw
事件の犯人がそこは捜索しないで下さい!って涙ながらに訴えたら捜査を止めるべきだとでも? - ガーシーのツベでの収益がその親族の口座に振り込まれてたんだろ?完全に共犯じゃん
- は?何言ってるの?家宅捜索されるのは芸能人でも政治家でも個人でも一緒だぞ?
令状が出れば個人宅であっても捜索は可能。必要があるかどうかは宮迫がジャッジする事ではない - それが犯罪捜査ってもんでしょ それの何処がタブーなんだろうね?なんか、犯罪者になるってことがどういうことか、分かってなさ過ぎるでしょ
- 警察が必要と判断して裁判所に申請して許可を得てるからこそ実行されるんだろ。判断するのはあくまでも警察及び裁判所、拒否って抵抗したら公務執行妨害
などと批判が殺到しており、炎上状態になっています。
ガーシーの実家が家宅捜索されたことに対して、宮迫博之さんだけでなくガーシー容疑者の支持者等からも疑問や批判の声などが上がっていますが、家宅捜索は事件の証拠集めのために行われるもので、裁判所から捜索差押許可状の発布を受けて家宅捜索を行っています。
ガーシー容疑者は、YouTubeで綾野剛さん等の名誉を毀損したり、常習的に脅迫するなどの行為で逮捕状が出ていて、この事件に関わるYouTubeで得た収益を妹名義のネット銀行口座に入れていたことや、その妹も現在はドバイに滞在していること等から、かつて住んでいた実家に家宅捜索が入るのもおかしなことではなく、宮迫博之さんの「タブー」発言には疑問を抱きますね。
宮迫博之さんはガーシー容疑者と交流を持ち、昨年11月にはガーシー容疑者のオンラインサロン『GASYLE(ガシる)』のトーク企画「3HREE FREE(スリーフリー)」に、『T.M.Revolution』の西川貴教さんと共に出演していました。
<↓の画像は、ガーシー容疑者と共演の宮迫博之さん、西川貴教さんの写真>
こうした深い繋がりからガーシー容疑者に肩入れしているのかは定かではありませんが、『サコるニュース』での“ガーシー擁護”発言によって再び炎上しイメージがさらに悪化しており、宮迫博之さんは芸能界復帰を目指しているというものの、これでさらに芸能界、テレビへの復帰は難しくなったのではないでしょうかね。