闇営業問題で吉本興業に契約解消され、現在はボランティア活動をしている雨上がり決死隊・宮迫博之さん(みやさこ・ひろゆき 49歳)が週刊誌『週刊文春』の独占インタビューに応じ、今後の活動などについて語っています。
8日発売の『週刊文春』によると、宮迫博之さんは2時間半に及ぶ取材に応じたといい、闇営業問題が勃発した6月から出演見合わせとなっているバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系 木曜23時20分)について、「スポンサーさんやスタッフ、共演者の方々には迷惑をかけて、本当に申し訳ないと思っています」
と心境を吐露したとのことです。
<↓の画像は、『週刊文春』に独占告白した宮迫博之さんの写真>
宮迫博之さんの闇営業問題によって『アメトーーク!』のスポンサーがCM出稿を一時停止し、『公益社団法人ACジャパン』のCMに差し替えられたことで番組打ち切り説が浮上したものの、テレビ朝日は7月30日に10月以降も放送を継続することを正式発表しました。
こうしたトラブルに責任を感じている様子の宮迫博之さんは、「僕にとっても思い入れの強い大切な番組ですが、今後のことは何も話せていません。プロデューサーの加地(倫三)さんには電話で『スタッフに謝りたい』と伝えると、『みんな心配しているよ』と言ってくださった。ただ番組の今後については一切話していません。僕に、そんな資格はないし、『申し訳ありません』という言葉しかありません」
と語っています。
<↓の画像が、『アメトーーク!』などを手掛ける加地倫三プロデューサー(かぢ・りんぞう 50歳)の写真>
宮迫博之さんは現時点でテレビ復帰自体が頭に無いそうで、「今は申し訳ない気持ちがいっぱいで、考えられませんよね。それにジン(ピン芸人の陣内智則さん)たちが上手く助けてくれているし。万が一、スタッフが受け入れてくれたとしても、スポンサーさんや世間の人々がオーケーを出してくれないと無理ですから。まずは今回の一件を許されるような存在になるまで頑張ります」
としています。
8日発売の『週刊文春』ではさらに、吉本興業への復帰はあるのか、明石家さんまさんからの電話、吉本興業の大崎洋会長と岡本昭彦社長との因縁、闇営業のギャラ100万円授受の詳細な経緯、金塊強奪事件の主犯格とのギャラ飲み報道、ダウンタウン・松本人志さんや相方・蛍原徹さん、妻への思いなど、様々な質問に答えているとのことです。
そして、この報道に対してネット上では、
- 宮迫をこれ以上糾弾するつもりはないが、しばらくは、メディアから距離を置いた方がいいと思う。
- テレビ復帰が頭に無いという割には、着々と準備を進めているように見えるな…
ちょとづつ露出していって、世論の反応を見たいのかな? - ボランティアの次はインタビューかぁ。自分の存在めちゃくちゃアピールするなこの人
少なからず支えようとしてくれている先輩たちがいるんだから、少し露出控えればいいのにな。物事進まなくなるぞ - ここでインタビューに写真まで撮らせて答えちゃうのが宮迫なんだよなぁ。。復帰してもまた似たようなことあると思うで。。
- 初動のミスが大きかったという気がする。宮迫さんに関しては、今までが今までだったし、今回の件でイメージにはさらに大きなダメージがあると思う。
良い機会だからまず吉本に責任転嫁せず自身が世間が納得する禊を済ませて判断を仰いでもらいたいと思う。 - 最初についた嘘が全てでしたね。今までの経緯もあるし、暫くは見たくないって人も多いと思うよ。
なのに、この早さでインタビューとはね…正直、この人がTVに出てきても笑えないし、もし本当に復活をしたいなら、今は露出を控えるべき… - すべて身から出た錆。嘘をついて世間を欺こうとし、指示して後輩をも黙らせた。会見も謝罪ではなく暴露。
ロンブー亮に説得されなきゃ、会見もなかったわけだから、反省も疑わしいと思ってしまう。
事態を大きくし、多方面に迷惑をかけている事をもっと自覚してほしい。 - いろいろ話したい気持ちがあるのはわかるし、仕事がなくなった今、しゃべりたくて仕方ないのだろうけど、
宮迫はしばらく沈黙を守ったほうがきっといろいろ物事うまくまとまるはず。松本たち先輩芸人たちがそれなりに動いてくれているのだから。
などのコメントが寄せられています。
宮迫博之さんは4日に、知人のツテで神奈川・茅ヶ崎で開催のイベント「Hawai’i 湘南フラフェスティバル」にボランティアで参加し、来場客に振り込め詐欺防止を促す啓発チラシを配布したり、ステージに上がるなどしていました。
5日には、後輩の次長課長・河本準一さん、闇営業に参加し謹慎中の天津・木村卓寛さんと岡山へ行き、福祉関連施設でボランティア活動を行ったそうで、活動を終えた後には7月20日以来となるツイッターを更新しています。
<↓の画像は、宮迫博之さんのツイート写真>
「Hawai’i 湘南フラフェスティバル」の主催者・矢口一朗さんによると、宮迫博之さんは「また詐欺撲滅イベントの手伝いをしたいし、たとえば難病支援とか他の社会貢献もやっていきたい」などと語っていたほか、「吉本には戻らない」「もう辞めた」というニュアンスの発言をしていたそうです。
また、25年来の親交がある後輩の元吉本芸人で、お笑いジャーナリスト・芸能記者のインタビューマン山下さんは6日放送の情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で、宮迫博之さんに電話したところ、「子供食堂を開き、無料で料理を振る舞う準備中」という話をしていたことを明らかにしています。
『子供食堂』というのは、無料もしくは安価で栄養のある食事や団らんを、子供たちや親、地域の人々に提供する活動で、全国の様々な場所で行われています。
料理好きな宮迫博之さんはその腕を活かそうとしているようで、インタビューマン山下さんは、「場所をどこにしようとか、機材チェックしに行って、このコンロやったらいけるなとか、そういうのもやっているみたいです」と明かしており、すでに具体的な行動に移しているそうです。
こうした活動に対してネット上では「何をやっても胡散臭くしかみえない」「出てくるには早すぎる」などの批判や、芸能界復帰に向けてのパフォーマンスだと指摘する声も多く、芸能界からも批判の声が上がっている状況なのですが、宮迫博之さんを知るタレント・ヒロミさんは6日放送の情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)で、「こうやって報道されるといろんなこと言う人もいるだろうけど、宮迫っぽい動きだなと。目立つのどうなのかっていろんな見方あると思うけど、宮迫らしいというか。今までのスタイルのまんま、ボランティアで手伝うというより力をもらってる感あるけど、動いて悪いことはないから宮迫らしい」
とコメントしています。
宮迫博之さんは闇営業問題の中心人物で、契約解消された後の7月20日に行った会見では岡本昭彦社長のパワハラ発言を暴露するなど、吉本興業に対して強い恨みがあることを感じさせていたこともあり、各メディアは宮迫さんの動向に注目しているため、他の闇営業芸人よりも話題に上がることが多い部分もあります。
しかし、宮迫博之さんは自ら表に出てきて『週刊文春』や『週刊新潮』などの取材に応じたり、インタビューマン山下さんと頻繁に連絡を取り、間接的にテレビ番組で近況を伝えるなどしていることから、一連の問題で関係各所にどれほどの迷惑をかけたのか分かっていないのではないか、何よりも早期の芸能界復帰を目指しているのではないかと疑いの目を向けられてしまっており、行動が全て裏目に出てしまっています。
宮迫博之さんの行動力、ボランティア活動は素晴らしいことだと思いますし、是非とも引き続き長く続けていってほしいですが、これ以上のイメージダウンを避けるためにもメディアへのアピール活動はほどほどにした方がいいのかもしれません。