元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんが3日にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』(登録者数:128万人)を更新し、ネットで動画が拡散され炎上騒動に発展したYouTuber・ヒカルさん(本名=前田圭太 33歳)のバースデーイベントでの発言を謝罪しました。
宮迫博之さんは5月28日に、東京・六本木のクラブで行われたヒカルさんのバースデーイベントに出席し、ヒカルさんが『霜降り明星』に対する批判を展開した流れで、「粗品に言いたい。テレビに出てた時の俺を超えてから言え! 全く超えてない」「お前!『アメトーーク!』みたいな番組作ったっけ? どうせあんなもん、アゴがしゃくれて、デコに刺さって死ね!!」「あと、なんか時計買ってるけど、時計のセンスゼロ」
などと発言しました。
この場面を切り取った動画がネットで拡散され、中でも宮迫博之さんが粗品さんに「『アメトーーク!』みたいな番組作ったっけ?」と発言したことが波紋を広げ、炎上騒動に発展しました。
このイベントから約1週間経ち、宮迫博之さんはYouTubeでこの騒動について言及し、動画で謝罪する予定は無かったものの、イベントでの言動を巡って妻にブチギレ激怒され、周囲にも迷惑を掛けてしまっているため動画で謝罪しようと思ったとし、「決して、『アメトーーク!』を僕が作ったなんて一言も言ってないし思ってもないですし、(演出・プロデューサーの)加地君を始めとするスタッフ、演者を始めとするみんなで作った番組ですから、そういうつもりで言ったわけではないですが、そう取られても仕方がないなとそこを怒られるのは仕方ないと反省しております」
と謝罪しました。
また、騒動後にテレビ朝日の“加地P”こと加地倫三プロデューサーと元相方・蛍原徹さんに電話で謝罪したことを明かし、それぞれ宮迫博之さんの発言を問題視しておらず、「メッチャ笑うてました」としています。
この他に、ラジオ番組で宮迫博之さんに苦言を呈していた『ナインティナイン』の岡村隆史さん、X(旧ツイッター)で「宮迫ダサすぎておもろい」と投稿していた歌手・タレントの“あのちゃん”ことあのさんに対しても、イベントでの発言を謝罪しました。
そして、イベントで痛烈批判した粗品さんに対しては、「粗品くんがエンタメでやってくれてると僕は思ってたので。エンタメの返しでこう色々ね、やってましたけども、そうですね…あの…もう勘弁してくれへんかなぁ。もうしんどいわぁ。54もうしんどいわぁ。別に批判とかね、アンチが色々言うてくんのは何とも思ってないけど、ただもうシンドい。もう毎度毎度こんなん撮ったりとかさ、もう勘弁してください。僕はもういいです、負けでいいです。すごいすごい。負けでよろしい」
と白旗を上げました。
現在は風邪を引いて体調も芳しくないとし、「もう54歳でしょ。人生あと20年あるかどうか、わかんないですけど…50歳超えるとあっという間に過ぎていくんですよ。20年でも、若い人の体感で5年あるかどうかだと思うんですよ。だから、楽しく穏やかに生きていきたいんですよ」
などと語り、今後また粗品さんに攻撃を仕掛けられたとしても、バトルはしないと語っています。
これに対してネット上では、
- なんかしょうもない感じやな
- 昔からダサかったけど、何も変わってないよな笑
- 上手く言い返してたらエンタメになってた。宮迫さんがマウント取りたくてアメトーーク発言したのが完全にダメだったね
- ダメだよ。そこに逃げちゃ…残念ながらまた中途半端さが出てしまった。いつもそう。
戦うなら戦う、巻かれるなら巻かれる、徹底的に静観するなどやり方はいくらでもあるのに いつも中途半端で同情に訴えかける…あーあ - 宮迫はわかってない。粗品は最近話題にもならん宮迫にネタくれてんやん。プロレスやん。上手いこと返せよ、芸人なら。
もう完全な一般人に成り下がりましたね。前から嫌いやけど、もうホンマにアカンな。
などの声が上がっています。
宮迫博之さんとしてはネット上で批判されるだけでなく、イベントでの発言が芸人界隈でも大きな波紋を広げ、大騒動に発展していたこともあり、早々に白旗を上げて謝罪をしたようですが、一方の粗品さんは変わらずYouTubeで宮迫さんのことをイジり倒しています。
3日に公開した動画では、宮迫博之さんが出演予定だった千葉テレビの番組出演が白紙となったことをネタにし、「ざまあみろおお!! ホンマにちょっとかわいそう。」「心を鬼にして、ざまあみろボケが」
と語っています。
粗品さんがYouTubeやテレビ番組等で宮迫博之さんをイジるようになったことで、再び宮迫さんにも注目が集まるようになり、少し前までは動画の再生回数が10万回前後にまで落ち込んでいたものの、『粗品の件について』と題した動画は160万回を超えるなど大きな反響を呼んでいました。
しかし、今回の動画で粗品さんに完敗宣言し、さらに粗品さんにラジオで「知名度ある一般人」と言われたことを受けて、「素人の面白い人、超有名な一般人でいいんで、あまりイジメないでください」
とも語っており、これでもう粗品さんと今後コラボする可能性はゼロになったと言えそうです。
ネット上では宮迫博之さんの対応にガッカリしたとの声も多いですが、今回の動画を見て改めてもう芸人ではなく、知名度がある一般人、YouTuberになってしまったんだと感じますし、こうなるとより地上波復帰は難しいのではないかと思いますが、引き続きYouTuberとしての活動を頑張ってもらいたいです。