元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さん(55)が、2023年から監修していた東京・渋谷のオムライス専門店『オムサコライス』の閉店が発表され、その理由を巡って様々な憶測が飛び交っています。
宮迫博之さんはかねてからSNSやYouTubeなどで「宮迫家のオムライス」を公開しており、銀座の有名クラブママでYouTuberとしても活動している“ななえママ”こと唐沢菜々江さん(51)がその味に感銘を受け、2023年12月にななえママがプロデュース、宮迫さん監修で2023年12月に東京・渋谷のスペイン坂に渋谷本店をオープンしました。
ビルの1~3階が店舗となっており、1階はスタンディングのカウンター席、2階はテーブル席、3階は会員のみが利用できる個室のVIPルームとなっており、昨年12月にオープン1周年を迎えたばかりでした。
オープンから1年半弱で閉店となった理由としてビルの「漏水問題」を挙げ、「特に地下の方は水が溜まってしまって、営業ができない日が梅雨時とかも結構多かった。オムサコライスの方は漏電で電気が止まってしまい、出勤したら電気がつかず休業した日もありました。色々とゴチャゴチャとしていたんです」
と、水漏れによるトラブルを明かしました。
ビルのオーナーが修繕すると話していたものの、工事は3~4ヶ月ほどかかるとのことで、その間ずっと営業をストップしても経営を続けるのか否か協議を重ねた末に、4月末をもって閉店することが決まり、5月から撤去作業を進めていると報告しています。
オムサコライスの今後についてななえママは、「今移転先を探してまして、もうちょっと小さいところで、駅前とか場所のいいところを結構見にいっているんですが、なかなかなくてですね。どっかありましたら皆さんにお願いしたい」
と語り、現在も営業再開の目処は立っていないとしています。
この発表を受けてネット上では、
- ほぼ毎日スペイン坂通ってたけど、行列できてるの見たことない
- 地下のラーメンや共々ガラガラだったからな そもそもスペイン坂にはポムの樹あるんだよ みんなそっち行く
- この人のカッコつけの性格では赤字で辞めますとは言えないわな
- ただでさえ厳しい飲食業界でこの世間からの信用の無さ。知名度で売れると思ったんだろうけど、現実は厳しかった
- なんか言い訳つくらないとしんどいよね。経営者なら売り上げが良いドル箱店舗は何があっても閉店はしない。百歩譲って閉店するなら、先に移転先を決めてから閉店する。
- 本当に漏電や水漏れが原因なら大家側の負担で直してもらえるし、数ヶ月の休業が必要なら売上も補償してもらえます。赤字続きだったんでしょうね。
などの声が上がっています。
オムサコライスから数十メートルしか離れていない場所には、チェーン展開している創作オムライス専門店『ポムの樹 渋谷スペイン坂店』があり、こうした強力なライバル店がすぐ近くにあることでオープン当初から苦戦が予想されていました。
ただ、訪日客やUber Eatsでの利用客は多かったそうですが、オープン当初から続く漏水問題で閉店を余儀なくされたといい、これに対して閉店を惜しむ声も上がっている一方で、もし本当に繁盛していて経営が上手くいっていたのであれば、閉店前に移転先を決めているだろうとして、実際には赤字経営だったのではないかとの指摘が相次いでいます。
また、オムサコライスが閉店となった要因として、宮迫博之さんのネームバリュー低下も指摘されており、宮迫さんのYouTubeチャンネルは登録者数減少が続いており、ピーク時には140万人を突破しましたが、オムサコライスオープン時点で129万人にまで減少、現在は124万人まで減っていて、各動画の再生回数も10万回にすら届いていないものがほとんどとなっています。
昨年には渋谷の焼肉店『牛宮城(ぎゅうぐうじょう)』の株を売却し、その後話題作りでキックボクシングに挑戦し少し注目を集めましたが一時的なものとなっており、ここ最近は『霜降り明星』の粗品さんが名前を出した時ぐらいしか話題になっていない印象です。
そして、1年半弱でオムサコライスが閉店となり、吉本興業をクビになってから6年で過去の人になりつつあるように感じますが、ここからどう盛り返していくのか、引き続き動向に注目していきたいですね。