明石家さんまさん(64)が主催で21日に、闇営業問題で吉本興業から契約解消された雨上がり決死隊・宮迫博之さん(49)の激励会『みんなで一緒にオフホワイトからブラックに。そして白紙に戻った男を囲む会』が、東京都内で開催されることが決定しています。
そして、この席で宮迫博之さんの相方の“ホトちゃん”こと蛍原徹さん(ほとはら・とおる 51歳)が、司会を務めることが分かったと『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じています。
<↓の画像は、雨上がり決死隊と明石家さんまさんの写真>
スポニチによれば、明石家さんまさんは闇営業騒動で謹慎状態にある宮迫博之さんを自身の個人事務所『オフィス事務所』に受け入れる意思を表明し、現在までに事務所移籍について吉本興業サイドとの最終的な話し合いは済んでいないそうですが、関係は良好としています。
『みんなで一緒にオフホワイトからブラックに。そして白紙に戻った男を囲む会』と題した激励会は、テレビ局の幹部、番組制作スタッフなどの業界関係者、芸人仲間も100人弱が招待されているそうで、この場で来年1月から芸能活動を再開することや、明石家さんまさん主演舞台『七転抜刀!戸塚宿』への出演発表が行われる可能性が高いとみられています。
また、スポニチの取材では「来春ごろから雨上がり決死隊としての全国ツアーを行うことも内定」しているといい、コンビとして再出発をするようです。
宮迫博之さんら複数の吉本芸人は6月に週刊誌『フライデー』によって、事務所を通さずに反社会的勢力のパーティーに参加し、ギャラを貰っていたという問題を報じられ、報道直前の5月末に取材を受けた宮迫さんは金銭の授受を否定、さらに吉本興業のヒアリングでも当初は否定していました。
さらに、自身のツイッターなどでもギャラは発生していないと否定していましたが、後にギャラが発生していたことを認め、そこから吉本興業との間で謝罪会見をやる、やらないで揉めることになり、最終的に宮迫博之さんは吉本興業から契約解消されました。
後に吉本興業の岡本昭彦社長は会見で、処分の撤回を発表しましたが、宮迫博之さんとの話し合いが進まず、さらに宮迫さんが福岡の金塊強奪事件の主犯格と飲食店で撮影の写真が『フライデー』に掲載され、これによって処分撤回は保留となり、宮迫さん自身も吉本興業への不信感が拭えず、明石家さんまさんの元で再出発することを選択しました。
このように一連の騒動が原因で、宮迫博之さんと吉本興業の信頼関係は崩れてしまいましたが、吉本興業サイドは現在も所属する相方・蛍原徹さんとのコンビ活動継続は認めています。
そして、来年1月10日からスタートする明石家さんまさん主演舞台『七転抜刀!戸塚宿』で宮迫博之さんは仕事復帰し、スポニチによればその後はYouTuberデビューも視野に入れつつ、蛍原徹さんと共にコンビ活動も本格的に再開するプランが進んでいるそうで、「宮迫さんの希望もあってライブツアーを計画している。ファンの人に謝罪の意味も込めて各地を巡る構想です」と関係者が語っています。
宮迫博之さんの今後について、スポニチはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- さんまの名前を使われないと話題にもならなくなった人
- ホトちゃんには、頑張って欲しいが、宮迫さんは、正直まだ復帰は、早いと思う
- 腹黒キャラが定着した今、見てももうあまり笑えない
- さんまさん主催だとテレビ関係者も嫌とは言えないよね。全国謝罪ツアーの後はさんまさんの番組に出演して完全復帰になるんだろうなと予想がつく
- ロンブー亮さんは?
- 一生戻ってくるな、不快
- ほんと芸能界って甘いな
- テレビ出なければどうてもええわ
- アメトークはホトちゃんが頑張って、ホトちゃんのサポートMCもいい感じだから、宮迫さん別にいらないフォーマット完成しちゃってる
- 芸人って自分捨てて笑われて金稼ぐのにこいつ笑われるの嫌いやん
- 蛍原さん頑張ってるのに、このような形雨上がり決死隊が復活しても、見方が変わってしまいますね。
- 身内、友人だけで開催するなら全く問題ないと思いますが、それをきっかけになし崩しで芸能界へ復帰するのは止めてもらいたいです。
TV局側の良心、コンプラレベルが問われると思います。 - 吉本興業に恫喝されたことは問題だが、元はといえば反社会的勢力と直営業してそれを隠した事にある。そういう人を激励会で励ますのは違和感がある。
しかも宮迫と会見した田村亮は復帰の目途も立たず、自分だけ復帰すればいいやというのが伝わってくる。
こういう事をするのは、自分のウソに巻き込んだ亮の復帰を見届けてからだろう。
などのコメントが寄せられています。
明石家さんまさんは以前から、宮迫博之さんの復帰をサポートしていきたいとの思いをラジオ番組などで明かしており、先輩として、1人の芸人として、様々な思いから手を差し伸べることは問題ないとは思うのですが、騒動の経緯や宮迫さんのこれまでの言動などによって、拒否反応を示している方が多い様子です。
宮迫博之さんは当初ウソをついたこと、複数の後輩芸人たちを巻き込んでしまったことを深く反省していることをアピールするため、芸能活動休止後はボランティア活動等も行ってはいるのですが、イマイチ反省が伝わってこないという声や、あまりにも黒い部分が表に出てしまったことにより、もう顔も見たくない、芸能界を引退してほしいという声も少なくありません。
宮迫博之さんがロンドンブーツ1号2号・田村亮さんと会見を行い、表舞台から姿を消してから早4ヶ月が経ち、一連の騒動によって複数のテレビ番組などに大きな影響をもたらしたものの、宮迫さんが消えても特に問題無しと感じている方もかなり多く、冠番組『アメトーーク!』も宮迫さんがいなくなったことにより、マンネリ化していた番組にまた新たな魅力が生まれていると評価されています。
そうしたこともあり、今さら復帰しても…と正直思いますが、明石家さんまさんや蛍原徹さん、その他の芸人や芸能関係者等のバックアップを受けて、今後どこまでイメージを回復して仕事を増やしていけるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。