闇営業問題で吉本興業から一度契約解消されたものの、処分撤回が発表された雨上がり決死隊・宮迫博之さん(49)が、吉本興業側とすでに会談を済ませ、条件面に関する話し合いをしていたことが明らかになりました。
宮迫博之さんは7月19日付で吉本興業からマネージメント契約を解消され、20日に闇営業問題の謝罪会見を行いましたが、22日に吉本興業の岡本昭彦社長(52)が会見を開き、宮迫さんとの契約解消を撤回すると電撃発表し、今後話し合いの場を設ける考えを明かしていました。
31日に『デイリースポーツ』が報じた記事では、27日に宮迫博之さん側から連絡を受け、岡本昭彦社長等と会談する意志を伝えられたことから、今週中にも吉本興業幹部と再度会談し、ヒアリングを受けることが分かったとしていました。
また、同日の『スポーツ報知』は吉本興業幹部に取材したところ、「(宮迫へは)こちらから(話し合いを)呼びかけている状態です。今日(30日)は会う予定はありません」と面談を否定したと伝えていたのですが、『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、30日16時半過ぎに宮迫さんは自宅から外出しており、報道陣の声かけには無言を貫いていたものの、タクシーで話し合いの場に向かったと見られると報じています。
<↓の画像は、自宅からタクシーで外出した宮迫博之さんの写真>
関係者の話によると、宮迫博之さんは現在も吉本興業に対しては不信感を抱いており、このまま退社する意向を持つ中で会談をしたといい、今回は代理人弁護士を立てずに吉本興業サイドと話し合いをしたそうです。
今回の会談は、吉本興業側が宮迫博之さんの意見を聞く形で、約2時間にわたって話し合いを行い、会談内容についてテレビ局関係者は、「雨上がり決死隊の今後や、後輩芸人たちの処遇についてもしっかり意見を言ったと聞いています。退社した場合は、吉本芸人との共演を認めることにも話は及んだそうです」
と語っています。
スポニチの取材によれば、吉本興業に所属しながら税務対策、マネージメントを目的とする個人事務所『オフィス事務所』を持つ明石家さんまさん(64)が、宮迫博之さんの受け皿になると申し出ており、宮迫さんも吉本興業に戻るのではなくさんまさんの元で再出発することに前向きで、吉本復帰の可能性は低いとしています。
30日に行った会談でも結論は出ておらず、引き続き協議をしていく意向といい、芸人仲間は「双方の言い分はあるのでしょうが、円満な形で決着することを周りは望んでいる」と語っているとのことです。
この報道に対してネット上では、
- イヤマジで引退で
- なんで宮迫の方が優位なんだよ
- 不信感というが、最初に裏切ったのは宮迫だろ
- 世間は反社宮迫への不信感不快感の方が強いけど
- 復帰出来たとしても、もう誰も笑わないだろう
- なぜか吉本と宮迫の対立構造で反社問題はどこ行ったんだw宮迫なんて復帰する気満々だしw
- 一番悪いのは僕です。けど会社だって悪いんですよ。さんま事務所に行きたいです|д゚)チラッ
- 宮迫の場合牙を剥くって分かったからなぁ。吉本のバラされたくないもっとヤバいことバラされるよりはって感じで話進めてる?
- そもそも吉本の絡んでるイベントのスポンサーでもあったことで、宮迫はこの闇営業受けてるわけで、反社がどうのというなら吉本の責任だしな
前提が崩れてるよ。ただの闇営業への処分が妥当となる - 今の時期にクビにはしないだろう、形は円満退社だよ。サンマのとこ行っても吉本とは許さんだろな。だから、サンマとの事があるから揉めてる
- さんまが会見開いたのは家族のためとか言ってたけど、芸人になりたい息子の事考えたらすっぱり芸人辞めた方がよかったろうにな
最初から闇のイメージありすぎて息子も無理だろ - 吉本やめてさんまの事務所に行こうなんて考えが甘すぎる。
自分の嘘のせいでこんなに話が大きくなって、完壁にシロとは確定されてない。
亮や後輩や吉本がこんな状態なのに自分の事?さんまの事務所に宮迫が入ったらさんまも嫌いになりそう… - ここまでのイメージがついてしまった以上スポンサー側が地上波で使いづらいのはもう明白。
芸人として生きていくのなら地道な努力が必要不可欠になると思うが彼のメンタル、そして50歳というのが大きく響いてくる。さんまさんの力も限界がある
などのコメントが寄せられています。
問題の闇営業で仲介役を担ったカラテカ・入江慎也さんは宮迫博之さん等に対して、自身が主催した吉本興業も関わるイベントのスポンサーだから安心だと説得し、ロンドンブーツ1号2号・田村亮さん等とともに大規模詐欺グループのパーティーだとは知らずに参加し、100万円のギャラを受け取っていました。
その事実を吉本興業側に対して正直に話さなかったことで大騒動に発展し、さらには金塊強奪事件の主犯格とのギャラ飲み疑惑が浮上したため、宮迫博之さんのみ契約解消となりました。
金塊強奪事件の主犯格とのギャラ飲み疑惑については、店の元従業員らがギャラ飲みではなかった、写真撮影を頼まれただけだったと証言しているため、こちらはシロである可能性が高いと見られており、問題となるのは反社会的勢力のパーティーに参加し、当初のヒアリングでギャラを受け取っていないとウソをつき、その他の芸人にも口止めしたことにあります。
こうした事実や、20日に謝罪会見を行わせてしまったことを反省した吉本興業側は処分撤回を発表し、戻ってきてもらえるよう話し合いを進めているとのことなのですが、一連の騒動で宮迫博之さんのイメージはかなり悪化しており、以前のような状態に戻るのは困難とみられることから、ネット上では芸人引退を求める声も少なくありません。
芸人引退に関しては宮迫博之さん自身が会見で否定していたので、どのみち活動は続けていくとみられますが、もし吉本興業に戻るにしても、本当に反社会的勢力のパーティーだとは知らずに参加し、ギャラを受け取っていたのか、この他に問題となるような行動、黒い交際などは無かったのかを徹底的に調査してもらいたいところで、そもそもの問題をウヤムヤにせずに、身の潔白をキッチリと証明してから表舞台に戻ってくるようにしてほしいです。