週刊誌『フライデー』によって、約7.6億円の金塊強奪事件の主犯格とのギャラ飲みを報じられた後、吉本興業との契約を解消された雨上がり決死隊・宮迫博之さん(みやさこ・ひろゆき 49歳)が『日刊スポーツ』の直撃取材に応じ、改めて報道内容を完全否定するとともに、一部メディアなどに対して法的措置を検討し始めていることを明らかにしました。
宮迫博之さんは会見から1週間後の27日深夜に『日刊スポーツ』の取材に応じ、金塊強奪事件の主犯格・野口和樹被告(43)とのギャラ飲み報道について、20日に行った謝罪会見では報道内容を否定していましたが本当にウソはついていないか聞かれると、「本当に、もうウソをついていないです。本当に。」と否定しています。
<↓の画像が、『日刊スポーツ』の直撃取材に応じた宮迫博之さんの写真>
会見前日の19日発売の『フライデー』には、宮迫博之さんや野口和樹被告が写った写真が証拠として掲載されているほか、現場を目撃していたという店の関係者が、野口被告の仲間の中に宮迫さんの知人がいた様子で、宮迫さんの方から気付いて挨拶していたことや、その席で一緒に乾杯しようという展開となり、高級シャンパンを注文して乾杯後もしばらく談笑し、宮迫さんが帰り際には同席者の1人が5~10万円ほどの現金を渡していたとしています。
<↓の画像は、フライデー掲載の宮迫博之さんと野口和樹被告らの写真>
この報道翌日に行った会見で宮迫博之さんは、野口和樹被告らと乾杯はしていないこと、店のトイレへ行った際に野口被告らの仲間に囲まれて、写真ぐらいならば大丈夫だと記念撮影に応じていたことは認めながら、帰り際にお金を渡されたというギャラ飲みに関しては完全否定しました。
それから1週間後の26日発売の『フライデー』には続報が掲載されており、取材班は野口和樹被告が拘置されている福岡拘置所で接見し、宮迫博之さんとのギャラ飲みについて話を聞いたところ、「無理やり自分たちの席に連れてきたとは思っていません。写真だけでなく、一緒に乾杯してシャンパンを飲んだ記憶がありますよ」と答えつつ、帰り際に現金を渡したのかどうかに関しては「話せません」と回答を拒否しています。
野口和樹被告の代理人弁護士はその後、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の取材に対して、野口和樹被告と宮迫博之さんは知り合いだったのかという問いには、「元々、知り合いだったわけではない。あの店で別々のグループで飲んでいて、知人の紹介で知り合った」と答え、現金を渡したのかどうかについては「野口被告は、宮迫さんに渡していない」としています。
宮迫博之さんは『日刊スポーツ』の取材に対して、野口和樹被告らとシャンパンを飲んだのかについては、「飲んでないです。(20日の)会見で話したことが、すべて事実です。亮と2人で『ウソ偽りなくしゃべろう』と、本当に人生をかけてやらせていただいた会見ですので。」
と完全否定しています。
宮迫博之さんは吉本興業に対しても、「絶対に受け取っていない。2,000%受け取ってない。」などと『フライデー』の報道内容を否定しているのですが、闇営業問題では当初、ギャラを受け取っていないと証言していたことから吉本興業側は、「弊社としてもどちらを信じていいのか、困惑しております。弊社としましては、宮迫氏の主張を疑うことなく信じておりますが、万一にも、一部報道が事実であれば、先日、会見の場で発表させて頂いたマネジメント契約解消の撤回についても、再度検討せざるを得ない状況です。しかし、我々としては宮迫氏の主張を信じ、同じテーブルについて頂けるよう、引き続き打診を続けていきたいと考えております。」
というコメントを26日に発表しています。
<↓の画像が、吉本興業が26日にリリースしたコメント全文の写真>
これについて宮迫博之さんは、「ニュースで知り、ただただ、ビックリしました。吉本には『(金銭受領していないことの)僕の証人になってくれる人の連絡先もあります』と伝えているんですが、電話番号も聞かれていません。吉本を責めるつもりはないですが、その証人にも話を聞くなど、先にそちらを確認してほしかったという思いはあります。」
と答えています。
吉本興業のリリースなどを受けて、一部メディアは「宮迫はまだほかにも、うそをついている可能性がある」という趣旨の報道をしており、これについて宮迫博之さんは語気を強めて否定した上で、20日の会見では明言しなかった法的措置の検討を弁護士と相談し始めていることを明らかにしています。
法的措置の検討を始めた理由について宮迫博之さんは、「最近、まるっきりないことを、『創作』のように報じているメディアもありました。僕には家族もいます。すでに弁護士さんと相談してまして、こういう報道に対しては法的な手続きをとる検討をしています。」
と説明した上で、闇営業問題は自身のウソが原因で騒動が拡大した背景があることから、「もともとはボクが(当初ウソをついたことが)きっかけなので、そこは本当に心から、申し訳ないと思っています。」
と改めて謝罪しています。
そして、これに対してネット上では、
- 検討ではなく訴えないと。訴えて勝たないと信用は取り戻せないよ。
- 今まで全てに、だらし無かったんでしょうね。酒に仕事に女に金に…色々なことを改めるべきだったのでは…
もう遅いのかも。改めるチャンスは何度かあったはず… - まあ、こう言うしかないよな。色々な意見があると思うけど、私は法的手段を使ってでも身の潔白を証明した方が良いと思う。証明するのは大変だろうけど。
そして潔白が証明されて反省したなら復帰しても良いとさえ思ってる。でも、この人のコメントを読んでると本当に反省してるのか?と感じるよ。 - 昨晩のフジテレビ系の番組の中でFRIDAYの写真について、当時の店に勤務先していたスタッフの証言では、宮迫さんは帰宅する直前にトイレに入り、トイレから出た直後に、トイレに近い席で飲んでいた彼らに声を掛けられ写真を撮っただけで、すぐにその後店を出たので一緒には飲んでいないと証言していました。
それが事実であればしっかり訂正すべきだと思います。 - 宮迫が自分で連れてきた証人は証人とは言えない。そういう事が解っておらず、電話も聞かれないとか、まだ不信感をあらわにするから、会社も信用できないんだよ。
きちんとするなら訴訟なりするしかない。だけどFRIDAYも引かないところを見ると、まだ何か握ってるんじゃないかと思う。 - 清原もASKAも覚醒剤記事が出た時に法的処置を検討したんだよ。覚醒剤やってないと否定もしたし。
けど訴える事は出来なかった。実際は覚醒剤やってたから。他にも検討する人は色々いたけど検討で終わってる人多いと思う。
だから法的処置を検討する人はあまり信用出来ない。 - 正直、世間は宮迫の事を信じていないと思う。僕も一視聴者だが、信じていない。正直見るのも嫌かな。宮迫アレルギーというか。。
ただ、信じてもらいたいのであるなら、それならやはり裁判を起こしてハッキリさせたらいいだけのように思う。
宮迫が今までしたことは、水には流せないだろうが、濡れ衣なら、それはそれでしっかり白黒させたらいいのかな。
などのコメントが寄せられています。
このままもし『フライデー』などを相手取り裁判を起こさなければ、金塊強奪犯とのギャラ飲み報道もクロだと判定されかねない状況にあり、『フライデー』の続報によって宮迫博之さんのイメージがさらに悪化していることから、もし本当にシロなのであれば時間が掛かっても訴えるべきかと思います。
宮迫博之さんと野口和樹被告が出会った大阪・北新地のキャバクラ店(すでに閉店)に当時勤務し、写真撮影された日に宮迫さんの席に付いていたという元女性従業員はツイッター上で、「宮迫さんはただ写メ撮って下さいと頼まれて撮っただけなのに、みんな勘違いし過ぎなんよな。かわいそすぎる」
とし、その時に撮影したという宮迫さん等との写真も証拠として公開しています。
<↓の画像が、元女性従業員のツイート写真>
別の元女性従業員もツイッター上で、「宮迫さん本人が言うようにこれトイレ出てすぐのとこやから本当に『写メ撮ってください!』って頼まれたんやと思う。本当に芸能人と一緒に飲んでる人はこの場所で撮らない。席で撮ってる」
とツイートしています。
さらに、28日放送の情報ニュース番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)も店の元男性従業員に取材を行っており、宮迫博之さんが店を訪れた日は暇だったことから記憶に残っているとし、この従業員も宮迫さんが野口和樹被告らと一緒にお酒を飲んだり、ギャラを受け取るなどはしていなかったと思うと証言しています。
元女性従業員たちが証言しているように、宮迫博之さん等が写真撮影した場所はトイレから出てきてすぐの場所でした。
<↓の画像が、ギャラ飲みを否定する店の元従業員の写真>
一方の『フライデー』は26日発売号で、改めて現場を目撃していたという店の関係者に取材したとし、宮迫博之さんの方から野口和樹被告のグループの中に知人がいることに気が付き、一緒にお酒を飲もうとなってシャンパンで乾杯し、その後に記念撮影してしばらく談笑、自分の席に戻る際に同席者から5~10万円の現金を渡されていたとしています。
宮迫博之さん本人だけでなく、店の従業員らも当時の状況を証言した上でギャラ飲みを否定し、宮迫さんの同級生が探しだした当時の店長も同様の証言をしています。
そのため、野口和樹被告らとのギャラ飲み報道はシロの可能性は非常に高いとみられるので、複数の目撃証言などを用意した上で『フライデー』を提訴し、身の潔白を証明してもらいたいところです。